シュウジデイファーム在厩のメリタテスは、おもにBTCの坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「この中間も3F40秒を切るくらいの時計で登坂。週末にかけて坂路のチップ入れ替え工事が行われていますので、現在は直線ウッドチップ馬場を中心としたメニューで調整しています。速めを行く際もスピードに対応してくれていますし、以前と比べて、終いにかけての走りが楽になってきているように思います」
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だいぶ心配なボンドオブラヴと違い、こちらは(終いの手応えを含めた)坂路でのスピード調教に問題なく対応してくれています。下段の動画は9/7の3F40秒(を切るぐらい)のものですが、確かにフットワークも手応えも悪くないように見えますし、このまま順調に進んで欲しいと思います。(併せているのは怪我が見つかる直前のトリフィス(^^;))
あとは課題である『もうひと回りの成長』がどうなるか…。以前に比べるとだいぶそれらしい筋肉がついて華奢な印象は薄れてきたと思いますが、歩く姿、馬体のバランスを見ると、全体的にまだ大きくなりそうな雰囲気があるだけに、育成場、厩舎サイドとしては『もう少し待ってみたい…』という気持ちになるのかもしれません。
最終的には調教の進み具合との兼ね合いでしょうが、大雑把には『年内のしかるべき時期に栗東へ移動、年明け早々にデビュー戦』ぐらいのイメージをしておこうかと思います。(もちろん、早まる分には全然OKです(^^ゞ)
【シュウジデイファーム在厩のメリタテス:公式HP(2022/9/9更新)より】
シュウジデイファーム在厩のトリフィスは、術後のため、現在は舎飼により安静にしています。
◇石川代表のコメント 「手術前の精密検査の結果を受けて、この機会にと『左前の膝についても(クリーニング)手術を』(獣医師)行ったわけですが、より慎重に見守っていきたいのは骨片を取り除いた右前肢。およそ1ヶ月は舎飼を続け、その後より、小さなパドックへ放牧に出すタイミングを窺っていくことになります。今は脚に何も巻いていない状態。馬房内で煩くするようなことはありません」
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11日に三石の家畜診療センターで右前膝骨の片除去手術を受けたと思っていましたが、なんと左前についても(念の為の)クリーニング手術を行ったとのこと。。両前膝が綺麗になるのは良いとして、なんか、大変なことになってしまいました(^^;)
まあ、考えてみれば両前を手術したからと言って舎飼期間が延びるわけではないですし、『どうせ休ませるなら不安を一掃しておきたい』との判断は、なるほど確かにその通り…という感じです。
あとは出来るだけ早い回復を祈るのみですが、振り返ってみると、初期馴致を終えたのが昨年11月でBTCに入り始めたのが今年の2月。そこから15-15に到達するまで2ヶ月ほどの短期間でしたから、やり出せば比較的短期間で動けるようになるタイプですからね。休養中は飼葉調整などがあるにせよ、課題だった馬体の成長待ちを強制的にやると思えば、あながち悪い話ばかりではないのかもしれません。
もちろん、どう考えてもこの時期のアクシデントが差し引きプラスとは言えませんが、この先ずっとヘコタレているわけにもいきませんので、なるべく前向きなことを考えつつ見守りたいと思います。
【シュウジデイファーム在厩のトリフィス:公式HP(2022/9/9更新)より】
シュウジデイファーム在厩のボンドオブラヴは、おもにBTCの坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週1回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「この中間は3F42秒台で登坂。週末にかけて坂路のチップ入れ替え工事が行われていますので、現在は直線ウッドチップ馬場を中心としたメニューで調整しています。どうもまだ手応えが薄く、終いの時計を詰めてみようと試みても楽ではない様子ですからね。引き続き成長を待ってあげたいところです」
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前回(9/16)の近状で話があった「左前に軽くソエが出た」件については触れられていませんので、もうすでに気にならない程度の軽いものだったようです。
それについてはとても良いことなのですが、3F40秒に到達する前に「まだ手応えが薄く、終いの時計を詰めてみようと試みても楽ではない様子」というのは困ったものです。いくら気長に待つつもりとは言え、2歳の秋が深まろうとするこの時季ですから、さすがにもう少し動けるようになってくれないと…。
動き切れない要因が身体能力なのか気持ちなのか(まさかの両方?)は分かりませんが、最後までずっと成長待ち…にならないよう祈るのみです。いや、このままだと、デビュー前から転厩の心配をしないといけなくなりそうです(^^;)
【シュウジデイファーム在厩のボンドオブラヴ:公式HP(2022/9/9更新)より】