先週はクレッシェンドラヴの現役引退表明、そして7日には競走馬登録抹消となりました。その一方で、今年秋の追加募集馬についてのアナウンスがあるなど、新旧交代の時期が来ていることを強く感じる一週間だった気がします。
今週も出資馬の出走予定はありませんが、クレッシェンドラヴに替わって広尾TCの最年長世代となったパンサラッサがトレセンに戻り、天皇賞・秋への出走準備に入りましたので、おそらくその状態を伝える各種情報(クラブの近況に限らず)が増えるでしょうし、その中で少しずつ緊張感が高まっていくことになるでしょう。
また、海外遠征後の疲労回復を第一に過ごしていたバスラットレオンが武蔵野S(11/12東京)に出走するとの情報が発信されました。こちらは今のところ競馬メディアの取材情報のみですが、今週の近況ではクラブから何らかのアナウンスがあるのだろうと思います。同じく遠征帰りのキングエルメスが次走未定なのは気になりますが、夏に厳しい海外遠征を経験した2頭が戻ってくるのはとても重要なことなので、引き続きその動向に注目したいと思います。
11月に出走してきそうな馬としては、バスラットレオンの他にもテラステラ、カイザーノヴァ、プライムラインといったところが挙げられます。今のところ具体的な目標レースは明らかになっていませんが、どの馬も次は(長短は別にして)休み明けの一戦になりますし、良い状態でトレセンに戻ってきて欲しいと思います。
今週の注目ポイントとしては、5日にトレセンに入厩したメリタテスのゲート試験があるだろうと思います。いや、特に受験日が明らかになっているわけではないものの、岡助手から「シュウジデイでしっかりと練習してきたお陰でゲートは何ら問題なさそう」とのコメントがありましたし、すんなり一発合格の報告を待ちたいです。その上で、このままデビューをめざすのか一旦放牧になるのか、矢作先生から何らかの方針が示されるかもしれません。
その意味では、吉澤ステーブルWESTでトレセン入りの準備に入ったカグヤの動向も気になります。どちらかと言えば、正直、メリタテスよりコチラが先にデビューしそうな雰囲気でしたし、初夏の段階で池江先生から「楽しみな馬、暑さが和らいだころにトレセンへ」と言われていたこともありますので、そろそろ年内デビューに向けた動きが具体化しそうな気がします。
**出資馬の状況**