◇小泉厩舎長のコメント 「19日朝、半マイル56秒を切る時計で登坂。終いまでフォームを乱すことなく、しっかりと動けていましたので、良い状態で送り出せるかと思います。昨年の武蔵野ステークスは結果に結び付きませんでしたが、あの時はまだ心身ともに不安定な時期でもありましたからね。とにかくパワーのある馬。やれても全然おかしくないと見ています」
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武蔵野S(11/12東京)での復帰に向けて、今週末にバスラットレオンがトレセンに戻ってきます。
19日の最終調整では56秒を切る速めをこなし、「終いまでフォームを乱すことなくしっかりと動けていた。良い状態で送り出せる」と、小泉厩舎長から力強いコメントが出ていますし、13着だった昨年とは全く違う状態でレースに向かうことができそうです。(トレセンでの追い切りはこれからですが、まあ、大丈夫でしょう(^^))
そして、注目の香港国際競争(12/11香港)については、キングエルメスと全く同じくスプリントとマイルに登録されていていますが、キングエルメスと違って本馬には海外重賞(ゴドルフィンマイル)勝ちがありますし、レーティング的には選出されてもおかしくない状況なのかも…。(ちょうど微妙なラインなのかもしれません)
いや、香港のことはさて置いて、まずは武蔵野Sで良いレースをすることが大切ですね。武蔵野Sで結果を出せば、香港に限らず様々な可能性が広がるワケですし、何より13着に負けっぱなしというのは気分が良くない。。まずは来月の府中できっちりリベンジを果たし、次のことはそれから考える作戦でいきたいと思います!
【2022/7/27英 サセックスS(G1/芝8F)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回15-15前後で乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「全体的にだいぶ動けるようになってきましたので、ショックウェーブ治療を切り上げ、今度はインディバ(高周波温熱機器)で右トモをフォロー。今週は半マイル58程度で登坂しており、自分から駆けてくれるようになってきたところを見ますと、ここから調子が上がってくるものと思われます」
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週2回の15-15程度をこなす中で、「全体的にだいぶ動けるようになってきた」ことから、ようやくショックウェーブ治療が一段落、半哩58秒をマークするところまでペースが上がってきました。小泉厩舎長も「ここから調子が上がってくる」との手応えを感じておられるようですし、今の流れが継続できれば、今年中に復帰戦となる可能性が高いだろうと思います。
ちなみにですが、18日が締め切りだった今年の香港国際競争(12/11香港)への登録状況を調べてみたら、キングエルメスはスプリントとマイルに名前が出ていました。ただ、日本からの登録馬はスプリントが16頭、マイルが23頭という数ですし、欧州遠征で結果を出せなかったキングエルメスが呼ばれるのはちょっと難しそう。。
いや、むしろ『復帰初戦から良い競馬をさせたい』という矢作先生のコメントを鵜呑みにすれば、選出されないことは当然想定内で、『馬の状態を優先しつつ国内で復帰レースを検討していく』流れが本線のような気がします。(でも、矢作先生のことですから、もしも選ばれたらチャレンジしちゃうんでしょうね(^^ゞ)
【2022/4/16阪神11R アーリントンカップ(G3/1600m)のキングエルメス:公式HPより】
◇小泉厩舎長のコメント 「今週は半マイル56秒台で登坂。だいぶ気持ちが乗ってきた感じがあり、それに伴って動きもしっかりしつつありますね。この分であれば、速めの本数を積み重ねていくにつれて状態を上げていけそうです。厩舎陣営によれば、『今月末から来月上旬頃のトレセン帰厩を目標に』とのことでした」
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先週の近況から小泉厩舎長コメントのトーンがだいぶ上がっていましたが、今週も速めを継続する中でしっかり動けているようで、どうやら厩舎サイドも『今月末から来月上旬頃』には馬房を用意してくれそうです。
北海道から移動をしてリフレッシュとフォーム改善を含めて立て直し、状態が上がってきたタイミングできちんと馬房が用意されるのですから、陣営もテラステラには期待をしてくれているのでしょう。この流れを大事にするためにも、次のレースでは是非ともトレーニングの成果を見せたいですし、結果が求められるレースになると思います。
ちなみに次走でどの距離を使うかについては何ともですが、1200mに戻すイメージではないですし、かと言ってマイル以上に延ばすかどうかは微妙なところ。。近い将来、マイル以上を試してみたい気はするものの、現時点では(半兄キングエルメスが得意にしている)1400mあたりを使ってくることになるかもしれません。
もしもそうだとするならば、帰厩が『今月末』の場合は11/13の3R、『来月上旬』の場合は11/26の3Rに1400mの未勝利戦が組まれていますので、そのあたりでの復帰が有力と考えておくことにします。
【2022/8/6札幌5R 2歳新馬(芝1200m)でのテラステラ:公式HPより】