栗東トレセン在厩のプライムラインは、引き続き、順調に調整されています。
◇田中克調教師のコメント 「先週、本馬場で良い動きができましたので、函館開催に向かい、北海道の芝で勝負をしてみようかと思います。よって当初予定していた高瀬川ステークスへの特別登録は見送りました。レースは6月16日(日)函館11R UHB杯(3勝クラス・芝1200m)。現時点では放牧を挟まず、このままトレセンで調整していく予定です」
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てっきり出走すると思いこんでいた高瀬川ステークスに登録が無く、ついアタフタとしてしまいました(^^;)
結論は、高瀬川ステークスを使わずに函館に向かい、UHB杯(6/16)で芝1200m戦に挑戦するとのこと。。一瞬、焦りはしましたが、何らかのアクシデントによる登録見送りでなかったことは良かったです。
ただ、さすがに1200m戦は忙しい気もするのですが、函館の芝だと1200mか1800mかの選択になりますし、そのあたりは今までのレースや追い切りの感触を踏まえたうえで田中克先生が判断されたのでしょうから…。
まあ、芝1200m戦を試してみて、『芝の走りはOKだけど、さすがにもっと距離があった方が…』みたいな結果になれば、7/7に五稜郭S(函館/芝1800m)がありますからね。とにかく新たな挑戦がうまくいくよう応援したいと思います。
ちなみにプライムラインの北海道シリーズ参戦はこれが初めてになります。もしも北海道で新たな一面を見せることができれば、いろいろな意味で大きな一歩になるんじゃないかと期待しています(^^ゞ
*追記:Ozさんからご指摘があり、プライムラインが高瀬川ステークス(5/19京都)に登録されていないことが分かりました。単なるスライド(例えば来週26日の東京10Rなどへ)なら良いのですが…。とにかく、プライムラインの次走については(以下記事の内容にかかわらず)クラブからの情報待ちになります。
2頭出しだった先々週から中一週で、今週末は再び2頭出しになります。
ただし、先々週が牝馬2頭(ピークブルームとメリタテス)だったのに対して今週はセントアイヴス、プライムラインと牡馬2頭。何となくではありますが、私の出資馬は『牝馬の方がタフなんじゃないか説』もありますので、セントアイヴスとプライムラインには復帰初戦から頑張って欲しいですし、できれば次への足掛かりとなる結果も期待したいです。
ちなみにセントアイヴスは新潟で初の障害戦に挑みます。
初障害レースは本当に(平地の新馬戦以上に?)やってみなければ分からないものですが、ここである程度の飛越、ある程度以上の可能性を見せられるかどうかは非常に重要ですからね。セントアイヴスが今後もハードラーとしてやっていけるかどうか、その方向性を判断する第一歩になりますから、今まで勉強してきた成果をしっかり出し切って欲しいです。
一方のプライムラインは昨年12月以来の休み明け。ここ2戦で二桁着順に大敗していたこともあり、しっかり休みをとっての復帰戦になりますし、去勢後の完全復活を果たすこと、そして年齢不安説を払拭すること、この2点において踏ん張りどころのレースと言えるでしょう。(北海道シリーズ参戦に勢いをつけたい!?)
今のところ5月の出走予定はこの2頭まで。可能性としてはメリタテスの続戦はあり得ますが、彼女についてはいったん放牧の線も有力なので、今週の近況で何と言われるのか、厩舎サイドの判断を待ちたいと思います。
6月に入るとバスラットレオンのさきたま杯(6/19浦和)があるものの、他陣営の動向を含めてまだ完全に決まったわけでもないような…。矢作厩舎は変幻自在なところがありますので、ここ一、二週間の動向には特に注意が必要でしょう。
また、ピークブルームが函館参戦の意思表示をしているほか、田中克先生も「プライムラインを北海道の洋芝に使うかも…」と仰っていて、今年は例年以上に北海道シリーズが賑やかになるかもしれません。いや、例えばメリタテスもそうですし、その他にも北海道が好きそうな馬、結構たくさんいるんですよね。(私も行きたい…(^^ゞ)
あとは蛯名先生が「そろそろ入厩を考える」と仰ったアスロスの動向、先週、美浦トレセンに入ったブルータスがゲート試験を受けるかどうか、テラステラ、マジックブルー、トリフィスといったチャンピオンヒルズ組から次に動くのは?、さらには北海道にいるコンタンゴは移動するのかなど今週も注目ポイントが多々ありますので、気を抜かずに過ごしたいと思います!
**出資馬の状況**