中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)で9着となったテラステラの関係者コメントです。
◇幸騎手のコメント「手応えはあったのですが、伸び切れなかったです。今回初めて乗りましたので、そのあたりの敗因はちょっと分かりかねますが、いい馬だなという感触はありました」
◇荒木助手のコメント 「前半は比較的落ち着いたペースでした。ただ、果敢に勝負といったレースになり、ちょっと分が悪かったです。それに外枠も良くなかったですが、外めを回る形になってもそこまで悪い競馬ではなかったですし、着差ほど悲観する内容ではなかったと思います。前走から着順を上げることができず、すみませんでした」
◆クラブのコメント 「外枠からポジションを取りにいく競馬。先行勢が粘り込みを図るなか、直線残り200mあたりより伸びあぐねてしまい、着順を落とす結果となりました。なお、このあとは、「暑いなかでの連闘後ですので、まずはしっかりと上がりの様子を見ながら。中1週で9月1日(日)中京9R 有松特別(2勝クラス・芝1600m)がありますが、ここはいったんリフレッシュ放牧を挟むことになるかも」(厩舎陣営)しれません」
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テン乗りだった幸騎手が「手応えの割りに伸び切れなかったのはよく分からないが、良い馬だと思う」とコメントしてくれました。もちろんリップサービス込みとは思いますが、実際、外枠からソツなく競馬をしてくれましたし、ゲートの出や折り合いなど、全体的な競馬ぶりに安定感が出てきているのは確かです。
あとは何とか勝利という結果が欲しいのですが…
今回は明確に勝利をめざした連闘策でしたので、この敗戦が残念なのは陣営も同じでしょう。一見冷静な荒木助手のコメントにも、どこか口惜しさのようなものが感じれらえますし、しっかりケアをした上で、また次に向かってもらえればと思います。
その次走については、9/1中京の有松特別(2勝C/芝1600m)が候補に挙がっているものの、「いったんリフレッシュ放牧を挟むことになるかも」とのことなので、続戦かどうかはテラステラの様子次第、今のところ5分5分といった感じです。個人的にはマイル戦は魅力的なのですが、とにかく状態優先で決めて頂ければと思いますm(_ _)m
中京10レース 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)に出走したテラステラは9着でした。
【レース内容】互角のスタートから若干押して、好位4、5番手の外をアッサリ確保。道中の折り合いもバッチリついていましたし、3~4角をスムースに回って直線入り口で1番人気リチャードバローズに並びかけたところまでは完璧だったのですが…。直線に入って追い出されると何故かまったく伸びがなく、直線中ほどからは前を捉えるどころか後続勢に交わされて、まさかの9位入線となりました。
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あちゃぁ…
これはどうしちゃいましたかね…
暑さでボケちゃったかなぁ(^^;)
うーん。。スタートから4角までは文句のつけようがない無難な内容だったのに、あのカタチから9着完敗というのは残念ですし、休み明けを叩いた上積みが…なんてとても言えない競馬になってしまいました。今の中京は時計が出るので1分20秒前後の決着になるのは想定内ですし、いくらビュンと切れる脚がないとは言え…
前半3Fが34.8秒、1000m通過57.4秒ならそんなに無理をしているとは思えないですし、4角からしっかり進路が確保できていただけに、直線でのパフォーマンスが案外だったのは口惜しいです。走破タイムが1分20秒7で上りが推定34.1秒、勝ち馬から0.6秒差ならそんなに悪くないとも言えますが、そういうレベルをめざしていたわけではないですから。
まあ、負けてしまったものは仕方がないので、とりあえずは落ち着いて関係者コメントを待つことにします。
現地応援の方からは、「息苦しさを感じるほどの暑さ」との情報も届いていましたので、もしかしたら、そのあたりが何らかの影響を与えたのかも?ですが、そういうところは何とも分かりませんしね(T_T)
**2024/8/18中京10R 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)・良**
中京スポニチ賞【2024年8月18日中京10R】:競馬ラボ
シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、馬装馴致を経て、現在は騎乗馴致へと移行しています。8月中旬の馬体重は423kgです。
◇岸本担当のコメント 「大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズですね。初期馴致を滞りなく進めることができており、この時期しては跨ってみての背中の感触がイイですし、身のこなしにも好感。性格も素直そうですよ。血統馬らしい雰囲気を持った一頭だと思います」
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シュウジデイファームへ移動したあと初期馴致が順調に進んでおり、すでに騎乗が始まっているようです。
その中で、「この時期にしては背中の感触がイイ」「性格も良さそう」「血統馬らしい雰囲気を持っている」と嬉しいコメントが並びました。まあ、背中の感触や性格に関しては外からでは分からないわけですが、「血統馬らしい雰囲気」に関しては、写真や動画からでも伝わるものがありますからね。こう言っては何ですが、シュウジデイファームの皆さんも、本馬に対しては特別な緊張感をもって接してくれている気がします(^^ゞ
あとはもう、とにかく『順調に!』のひと言です。
半兄コンタンゴがそうであるように、順調でさえあれば必ず注目される存在になるハズ。。矢作厩舎は藤原厩舎に負けず劣らず競争が厳しいですが、本馬はそういうところを気にする馬ではないですからね。このまま順調に成長してもらい、矢作厩舎の中でも特別な存在になって欲しいですし、きっとそうなるだろうと思います!
三嶋牧場(中期育成場)在厩のオピュレンス’23は、先月に引き続き、夜間放牧により管理されています。8/1の馬体重は415kgです。
◇前田マネージャーのコメント 「今週は暑さが厳しくなり、こたえる馬も出てくるなか、体調を崩すことなく順調にきていますよ。体型は母似で体つきはムチッと、ここにきてだいぶ垢抜けてきたように思います。初期馴致も鞍付けまで問題なく終えていますので、さらなる成長を待ち、暑さが和らいだ段階で育成場への移動のタイミングを検討していく予定になっています」
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4/19に315kgだった馬体重がちょうど100kg増えて415kgに。大体3ヶ月半で100kg増えるというのはなかなか珍しい気もしますが、こういうケースもあるんですねぇ…です。
まあ、体重に関しては数字も大事ですが、当然ながら全体のバランス、中身も大切です。前田マネージャーによれば、「ここにきてだいぶ垢抜けてきた」と幼さが抜けつつある様子が窺えますし、この調子でさらに成長していって欲しいです。
前回(7/19)近況時には始まっていた初期馴致に関しては、すでに鞍付けまで問題なく終わっているようで、育成場に移動をしたらすぐに騎乗の準備に入れるようです。同世代のシュウジデイファーム育成組はすでに移動を終えていますが、蛯名厩舎の本馬はおそらくファンタストクラブへ移動することになるのでしょう。
それがいつ頃なのかは分かりませんが、この感じだと今月末か来月頭には…という気がします(^^)
米国グレンクレストファーム在厩のOnonimo’23は、先月同様、おもに放牧により管理されています。
◇ジョン・グレートハウス代表のコメント 「体格はちょうど中型サイズ。この一ヶ月も着実に成長が進んでおり、骨格、歩様ともにしっかりとしつつありますね。これに背中の強さが出てくれればと思います。素軽さがありますので、今のところは芝寄りの印象でしょうか。当面はボディビルダーとサクセサーというサプリメントを与えて、体重、馬格をさらに増やしていこうと思っています」
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数字は来日後に確認するとして、「体格はちょうど中型サイズ」であり、「この一ヶ月も着実に成長が進んでいる」のであれば良かったです。芝馬かどうかは別にして、このまま来日のタイミングまで順調に過ごして欲しいと思います。
ちなみにボディビルダー、サクセサーがどんなサプリなのかは分かりませんが、ひょっとすると筋肉増強剤的なモノ?なんですかね。。何だかドーピングに引っ掛かりそうな名前ではありますが、プロが使っているのですからきっと大丈夫なのでしょう(^^;) (日本でも全く同じものを使っていたりするのかな??)
それはさて置き、ジョン代表のこれまでのコメントから、Ononimo’23はなだらかに少しずつ成長するタイプのようですし、あまり早熟タイプではない気がしています。本格的な成長サイクルは日本に来てからかもしれませんし、この際、なるべく早いタイミングで日本に来てもイイのでは…。実際にはいろいろ調整も必要でしょうし、『じゃあ明日にでも…』とはならないでしょうが、あと一ヶ月、二ヶ月のうちには来日して欲しいと思います(^^ゞ