チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗られています。
◇小泉厩舎長のコメント 「今週も半マイル58秒程度まで。走りたがる本馬と適度なペースで行かせたい騎乗者との戦いですよね。速いところに行くとキツいタイプ、逆にハロン17秒くらいのほうがキツいタイプ、どちらもキツいタイプと様々いますが、バスラットレオンは速めの際にキツいタイプです」
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バスラットレオンはパワーもスピードもスゴイので、そりゃあ抑えるのは楽じゃないですよね。。いや、乗ったことがないので、どこがどう楽じゃないかは説明できませんが、何となく大変そうだなぁ…とは思います(^^ゞ
それはさて置き、先週時点で「段々と手綱を抑えるのが大変になってきた、本来のバスラットレオンが戻ってきている…」との話がありましたので、引き続き『良い流れ』が継続している、さらに状態が良くなりつつあるのは確かなようです。まあ、それが実戦につながるかどうかは先々考えるとして、今はできるだけ調子を上げること、元気を蓄えることが第一でしょう。
その意味では、プロキオンSのあとにしっかり休養できたことはとても良かった気がします。まだ次の目標は分かりませんが、今の流れをキープして、もう一度バスラットレオンらしい走りを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
【2024/6/19浦和 さきたま杯(Jpn1/ダ1400m)でのバスラットレオン:公式HPより】
マジックブルーは、28日、栗東トレセンに入厩しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「暑くなり始めた頃につらそうにしていましたが、今は気にする感じがありませんからね。しっかりと暑熱対策を講じていたとはいえ、体力的にも一段パワーアップしているのではないでしょうか。若干緩さが残っている点については、これからの課題。さらなる調教や経験、成長や加齢によって少しずつパンとしてくれればと思います」
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調教をしっかり継続できていましたし、そろそろトレセン入りかな?という雰囲気はありましたからね。。まだ荒川先生のやり方はよく分かっていませんが、秋競馬に向かう意味では、良いタイミングと言えるでしょう。
あとはトレセンでのトレーニング、実戦を通じて「緩さが残っている点」などが解消していけば…
と先走ってはみたものの、まあ、本馬についてはまだ中央でやれるかどうかは何ともですからね。あまり目先のことに一喜一憂せず、トレーニングと実戦の積み重ねで『徐々に強くなっていく路線』をイメージしたいと思います。
吉澤ステ-ブルEAST在厩のブルータスは、現在は、おもに内馬場でダク1000m、ハッキング2000m程度を消化しています。
◇澤担当のコメント 「肌つやなどは良好ですので、内面のリフレッシュは進んでいると思います。ただ、前進気勢はもう少し欲しいところ。色々と経験を積んで成長したという見方もできなくはありませんが、ここはまだ疲れが残っていると判断して慎重に進めていった方がよいでしょう。馬体重は454kgと戻りつつあります」
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レース出走時が446kgでしたから、ようやく少しずつ身体が戻りつつあるようです。
ただし、前進気勢が今ひとつで「まだ疲れが残っていると判断」とのことなので、しばらくは無理をさせず、リフレッシュメインのメニューで進めていくことになりそうです。(体型とは言え、やはりまだ線が細いですから)
もともと本馬に出資をした時点では、年明け(3歳)デビューの可能性も充分あると考えていたわけで、それが夏デビューに耐えてくれただけでも(いい意味で)かなり意外な展開とも言えますからね。ここから先は『あまり急がず』でOK、年内に戻ってもう一戦できれば良いなぁ…くらいの感覚で待っていようと思います。
【2024/8/10札幌1R 2歳未勝利(芝1800m)でのブルータス:公式HPより】
宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベックは、おもに周回コースで軽め2000m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本を乗られています。
◇松山担当のコメント 「見た目、跨った感触ともにいい意味で先週から変わりなく、前進気勢があって元気いっぱい。じわっとペースを上げており、来月から少し速めを始めていこうかと思っています。馬体重は462kg。飼葉をしっかり食べていても、このあたりからがなかなか増えづらくて…。発汗量が多い夏場は仕方がないのかもしれません」
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馬体重は先週の463kgから1kg減ですから、まあ、良くも悪くも平行線と言って良いでしょう。
と言いますか、今は数字よりも「飼葉をしっかり食べている」こと、そして調教で「前進気勢があって元気いっぱい」なのが何よりで、それさえ継続できていれば、秋競馬ではきっともう一段上のレベルで活躍してくれるでしょう。
松山担当によれば、「来月から少し速めを始めていく」とのことなので、復帰戦は涼しくなってから。。少し余裕を見たスケジュールとして、9月後半にトレセンに入って10月頭に出走、くらいのイメージで考えておこうと思います。
【2024/7/27新潟8R 3歳以上1勝クラス(ダ1700m)でのジーベック:公式HPより】
吉澤ステーブルWEST在厩のコンタンゴは、先週同様、おもに坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の15-15を乗られています。
◇奥場長のコメント 「やれば動けそうな感じもありますので、ハロン13秒台を入れてみることも考えましたが、現時点で攻めると体が寂しくなりそうですからね。目下は馬体づくりが優先。飼葉自体はしっかりと食べてくれていますので、それが実になってくるのを待ってあげたいと思います。馬体重は448kg。もっと増えて欲しいところです」
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先週が446kgで今週が448kg、要するに平行線ですから悪い流れではありません。
奥場長によれば、「やれば動けそうな感じでハロン13秒台を入れてみることも考えた」とのことですが、身体づくりと体力強化、そして成長促進がメインですから無理をする必要はありません。「やれば動ける」馬なのは、北海道時代からわかっていますので、涼しくなるまでは今のペースを基本に進めていけば良いんじゃないかと思います。
本馬に関しては、慌てず焦らずじっくりと…。じっくりやっていけばいずれは走ってくるでしょうから、目先のことに一喜一憂しないように、気長に見守っていきたいと思いますm(_ _)m
昨日の門別7レースで2着となったアスロスの関係者コメントです。
◇桑村真明騎手のコメント 「スーパー高速馬場でも不利にはなっていなかったように思います。ちょっと掛かるようなところがあり、それもあって終いで伸びあぐねてしまいました」
◇桧森邦夫調教師のコメント 「ひどい馬場のなか、道中で掛かってしまったようですね。ジョッキーも言っていましたが、最後で伸び悩んだのはそのあたりが影響したのかもしれません」
◆クラブのコメント 「大雨の不良馬場。逃げた馬の直後の2番手につけて行きましたが、1~2コーナーで特に折り合いを欠く形。4コーナーから先頭を窺う勢いで直線を迎えたものの、最後は断然の1番人気馬に突き放されてしまいました。なお、このあとは、「調子が上向いているところですし、上がりに問題がないようであれば、2週間後の門別開催に使っていく」(師)予定となっています」
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桑村騎手、桧森調教師が仰るように、確かに、前半で掛かったのが敗因だと思うのですが、それも含めて何とかして欲しかったですからね。(最後の最後で『首の上げ下げ』を制した根性は良かったですが…)
まあ、言いたいことはいろいろあれど、このあと問題が出なければ2週間後にまたチャンスがもらえるようなので、次はしっかり勝利という結果を出して欲しいです。
再ファンドの先輩、プライムラインは再登録資格を得るのにかなり苦労をしましたが、今年中に2勝して戻ってくるに越したことはないですし、それだけの能力を持った馬なのは確かだと思いますので(^^;)