テラステラは、8月18日(日)中京10R 中京スポニチ賞(2勝クラス・芝1400m)に幸英明騎手で出走します。
◇荒木助手のコメント 「前走後の様子見と軽い運動を行い、15日の朝またがっても問題がないことから、予定通り連闘で中京に向かいたいと思います。新潟でも57kgのハンデを背負ってしっかり走ってくれたことですし、レースを使って良くなるタイプでもありますからね。ここはさらなる前進を期待したいところです」
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テラステラの中京スポニチ賞出走が確定しました。
連闘策については、先週の新発田城特別出走時から言及されていましたので、まさに予定通りの行動です。こう言っては何ですが、新発田城特別を一週前追い切りと位置付けて、今週を軽めで終えてレースに向かうのも計算通りなのでしょう。
ということで、矢作厩舎はもともと連闘策が多いし上手いので、一連の流れについては期待感しかありません。
あえて言うなら、主戦の坂井騎手をリチャードバローズに譲ったのは残念ですが、まあ、そこはいろいろ事情があるのでしょうから仕方がない。。幸騎手はテン乗りになりますが、先週の北村騎手も初騎乗でうまく乗れていたように、最近のテラステラは以前に比べてテンションが安定していますし、むしろ乗りやすい馬になっていますので(^^ゞ
いずれにしても、もともと今年に入ってレースぶりが安定してきたことに加え、今度は休み明けを叩いた上積みを持って臨む一戦ですから、当然、陣営も勝利を期待していることでしょう。タイミング的にもそろそろ2勝クラスは卒業して良いと思いますので、そんなつもりで(勝っちゃうつもりで)応援します!
**2024/8/18中京10R 中京スポニチ賞(2勝C/芝1400m)出走馬**
シュウジデイファーム在厩のアスゴッドは、BTC入りを開始しています。
◇岸本担当のコメント 「現在はBTCの坂路を中心に普通キャンターを乗っていますが、現況とスケジュール面に鑑みて、『さすがに札幌で使うのはやめておきましょう』と調教師。よってすぐに時計を出すのではなく、慎重なスタンスでの立ち上げとなっています。ソエのほうは治療により落ち着いている状態です」
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矢作先生から『さすがに札幌で使うのはやめておきましょう』との話があったようです。まあ、ソエの状況、札幌開催のスケジュールを考えれば当然でしょうし、もともとそんなに慌てる必要はないですからね。
とは言え、ソエに関しては乗りながら乗り越えられる範囲のようですし、走ることに前向きなのは変わっていないと思いますので、秋競馬で復帰する際には初戦から勝利を期待したいです。
その上で、迫力満点の馬体が真価を発揮するのはまだまだ先でしょう。ひとつ勝つことに苦労はないタイプだと思っていますので、焦らずじっくり鍛えて頂き、将来は海外のレースを狙えるくらいに強くなって欲しいです(^^)
【2024/7/27札幌1R 2歳未勝利(芝1800m)でのアスゴッド:公式HPより】
シュウジデイファーム在厩のエレガンシアは、先週後半よりBTC入りを開始しています。
◇岸本担当のコメント 「前回はゲート試験から出走までを考えて送り出しましたが、今度は一段上げていきたいところ。現在は坂路を中心に普通キャンターを乗っており、順を追って時計を出していく構えです。しっかりと乗り込んでいくことでさらに体力をつけていきたいですね。その積み重ねが成長につながってくれればと思います」
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エレガンシアはデビュー戦で目一杯幼いところを見せてしまいましたので、体力強化とともに成長を促進することが、シュウジデイファームでの重要なミッションになりました。つまり、とにかくバンバン時計を出せば良い、という話ではないでしょうから、速いところをやったり長めの距離を乗ったりと、バランスをよく鍛えられることになりそうです。
その上で、馬体に関しても、もう一回り二回りは大きくなって欲しいです。
前走出走時が438kgでしたから、少なくともあと10kgくらいは増えてイイと思いますし、全体的に華奢なイメージが抜けてくると良いと思うんですよね。。などなど考えると、やはり、当面はレースを使い急がず待ってあげた方が良さそうです。
【2024/7/28札幌5R 2歳新馬(芝1800m)でのエレガンシア:公式HPより】
ジョイナスファーム在厩のトゥジュールは、ウォーキングマシン運動のみで一息入れています。
◇稲村場長のコメント 「追い切りを重ねて出走してきた後とは思えないくらいに脚元は落ち着いています。まずはよく耐え抜いてくれました。ただ、目の周りが黒ずんでいて、この厳しい暑さに表情が曇りがち。秋の開催まで日がありますので、少し楽をさせてから乗り出していければと思います」
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何となく夏負けの症状が出ているのは気になりますが、急仕上げでレースを使ったにも関わらず、脚元が落ち着いているのは何よりです。一番怖いのは何と言っても屈腱炎の再発ですから…
その上で、本馬は未勝利続戦の路線を選びましたので、いったん時間制限はなくなりました。1勝クラスのレースが甘くないのは当然ですが、しっかり準備をして万全の状態の時にどういう走りができるのか、まずはそれを見せて欲しいと思います。
まあ、先々のことはそれを見てからですよね。。馬体の雰囲気は相変わらず悪くないですし、この中間、課題のトモの緩さが少しでも解消すれば… という感じで見守ろうと思いますm(_ _)m
【2024/8/3新潟9R 3歳未勝利(ダ1800m)でのトゥジュール:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、おもに周回コースで軽いキャンター1000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。先週末より15-15を開始しています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週末から少し動かしていき、14日の朝は半マイル60秒ちょうど。楽に動けていたことですし、夏負けの兆候も見て取れませんので、ここから順を追って進めていければと思います。6歳の後半を迎えますが、特にズブくなった印象などは感じられません」
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小泉厩舎長によれば、チャンピオンヒルズでの走りにおいては年齢的な変化は見られないとのこと。夏負けの兆候もなく元気があるようですし、集大成のシーズンに向けて順調なのは何よりです。
現状、いつ頃どのレースで復帰するかは分かりませんが、バスラットレオンの場合は自身の状態、そしてレースで頑張る『気持ち』の問題が全てな気もします。相手もあるので簡単ではないですが、気持ち良くレースができれば今でも能力は一線級のハズですから、何とか良い頃の『気持ち』を取り戻して欲しいと思いますm(_ _)m
【2024/7/7小倉 プロキオンステークス(ダ1700m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のプライムラインは、週2回の速めを順調に消化。今週末の栗東トレセン帰厩が予定されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「以前を思えば、この暑さのなかで調教を進めることができているのが不思議なくらい。前走の疲れは抜けていますし、今週も半マイル58秒台で登坂しており、走りがだいぶ軽くなってきましたね。調教師によれば、『8月31日(土)中京11R 長篠ステークス(3勝クラス・芝1200m)に向かいたい』とのことでした」
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暑さを気にする素振りもなく、「前走の疲れが抜けて走りがだいぶ軽くなってきた」とのこと。
確かに、ちょっと暑くなるとグタっと休んでいた以前とは別馬のようですが、レースでの成績は以前の方が良かったですから、次回戻ってきた時にはそこを何とか頑張って欲しいです(^^;)
その次走については8/31中京の長篠ステークス(芝1200m)が目標とのこと。何だかんだで芝1200m路線もこれが3戦目になりますし、そろそろ一発イイところを見せて欲しいと思います!
【2024/7/20札幌 TVh賞(3勝C/芝1200m)でのプライムライン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のマジックブルーは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「週2回の速めのうち1回は半マイル57秒程度で登坂。少しずつですが、トモの緩さが気にならなくなってきており、動けそうな走りに変わりつつありますね。この期間における成長が感じられますので、暑さに注意して鍛えていければと思います」
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先週あたりから、小泉厩舎長のコメントが前向きになってきました。
暑さに負けず調教を継続できていること、その中で「動けそうな走りに変わりつつある」のはとても嬉しい話ですし、この調子でバッチリ鍛えて頂いて、転厩前から一段、二段成長した姿を見せて欲しいと思います。
現状、全体的な流れは良いと思いますので、来月頭に入厩して月の後半に復帰するイメージで。。早くレースを見たい気持ちをグッとこらえて待つことにしますm(_ _)m
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ蹄が若干脈を打つなど、完全に違和感が拭えたわけではありませんが、装蹄によって左右のバランスが良くなっているのも確かですからね。この再装蹄がフィットしてくれることにより、何とか現状を乗り越えて欲しいと思っています」
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「まだ蹄が若干脈を打つ」ということは、私が考えていたより状況は良くない感じですかね。。速めを含めて調教が継続できているのは良いとして、蹄が落ち着かないことにはトレセン入り、レース復帰への流れは見えてこないでしょうから…。
いやぁ、蹄がややこしい箇所なのは今までの経験で分かっていましたが、分かっていてもどうにもできないこのモドカシサ。まあ、今はただただ耐えることしかできませんから、あまり愚痴っぽくならないよう気をつけたいと思います(^^ゞ
それにしても、この調子で今年中に復帰できるのかな…
チャンピオンヒルズ在厩のキングエルメスは、おもに坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「エアコン付きの厩舎に移動してからは分かりやすいくらいに元気。夏負けの兆候もサッと治まりましたからね。脚元も落ちついていますので、今週は半マイル58秒台で登坂しました。今後はこの時計を強化ラインに据えて、本数を重ねていければと思います」
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何と言いますか、エアコン付き馬房が大好きなあたり、キングエルメスはちょっと人間ぽい感じですね(^^;)
それはさて置き、先週からひとつペースが上がって今週は坂路で58秒台。あと2、3週このペースを継続したあとに57秒、56秒をやってトレセンに入るイメージでしょうか。もしもそうだとすると、来月初めにトレセン帰厩といったスケジュールになりますので、うまくいけば今年中に2、3走はできそうです。
あまり先走ってはいけませんが、キングエルメスには是非とも頑張って欲しい。。長く休んでいるので時間はかかるかもしれませんが、オープンで勝負ができる馬って、本当に貴重ですからねm(_ _)m