【東京大賞典】新星ウシュバテソーロが3連勝で初G1制覇:サンスポZBAT!
第68回東京大賞典(3歳以上オープン、定量、Jpn1、ダート2000m)は、横山和生騎手の2番人気ウシュバテソーロ(牡5歳、美浦・高木登厩舎)が道中は後方で脚を溜めると、大外一気の差し切りを決めてⅤ。今年4月の初ダート挑戦から5戦4勝、オープン特別を連勝して挑んだ初重賞の舞台で一気にダート界の頂点に立った。タイムは2分5秒0(良)。
1馬身3/4差の2着は好位からしぶとく伸びたノットゥルノ(4番人気)。今年の帝王賞覇者で1番人気に支持されたメイショウハリオは、さらに2馬身1/2差の3着に敗れた。
◆横山和生騎手(1着 ウシュバテソーロ)「ウシュバテソーロはダートに来てから凄く強い競馬を見せてくれていたので、結果を残したかったです。本当に嬉しいです。メンバーも強かったですが、初めての大井競馬場のコース形態も踏まえていい形で競馬ができるかなとずっと考えていたので、うまく力を引き出すことができて良かったです。ある程度のポジションを欲しいと思っていたので、普段とは違った形の競馬になりました。ペースが遅かったので、そこだけはうまくしのいでくれと思っていました。直線に向いた時の雰囲気は、いつも勝っている時の感じで来てくれたので、後ろから来ないでくれと思っていました。ダートに転向してからこの成績なので、これからも順調に行って欲しいと願うばかりです」
東京大賞典を勝ったウシュバテソーロは、父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハという血統。通算成績は27戦7勝(うち地方1戦1勝)。重賞初制覇。東京大賞典は管理する高木登調教師が2015年サウンドトゥルーに次いで2勝目、騎乗した横山和生騎手は初勝利。
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東京大賞典と言えばオメガパフューム… というぐらい、この路線を牛耳っていた馬たちの存在が大き過ぎて、ウシュパテソーロがどのぐらい強いのかとか、今後この路線を誰が引っ張っていくのかとか、何となくピンとこない自分がいます(^^;)
もちろん、絶対王者的な存在がいない混戦の方が面白い… という面もありますし、ダートグレードレースの位置付けが大きく変わる流れもありますので、いずれトップグループの顔触れが変わるのは分かっていましたが…。その意味では、障害の絶対王者だったオジュウチョウサンの引退も含め、芝の王道路線とはひと味違った世代交代が繰り広げられているんでしょうねぇ。。
ダート路線はなぜか個人馬主が優勢ですね。日高の馬も社台系と互角に渡り合っている印象があります。
社台系の良血馬が必ずしも優位ではない条件で、それほど高額でない馬でも活躍できるということができそう。
中距離ダート戦線はサウジCを筆頭に世界で一番高額賞金路線。我々にとっても魅力的ですね!
全く仰る通りでありまして、これからは、今まで以上にダートで強い馬が評価されると思います。
しかも、国内とは全く違って海外ではダートの方が高額レースが多いという…
手始めに、サウジカップで乾杯したいっす(^^)