栗東トレセン在厩のアスゴッドは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇荒木助手のコメント 「前走はいい展開に持ち込みましたが、惜しくも勝ち切れず…すみませんでした。レース後は運動のみで様子を見ていますが、今のところ大きな反動はなさそうです。次走は中1週で12月28日(土)京都1R 2歳未勝利(ダ1400m)へ。鞍上は岩田望来騎手を予定しています」
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まずはレース後に問題が出なくて何よりです。何だかんだでアスゴッドはソエが出たり引っ込んだりの繰り返しでしたから、前走最大の収穫は『中一週の続戦が可能な状態でレースを終えたこと』かもしれません。
いや、前々走と前走はいずれも先行して勝ちに行く正攻法の競馬で惜しい2着。勝った馬が強い競馬をしたことを考えれば、普通なら次はもう順番ですからね。当日は中山でG1があるので乗り替わりは仕方がないとして、アスゴッドは競馬に行くとしっかり真面目に走れる馬ですし、テン乗りの岩田望来騎手でも全然OKだと思います。
ということで、2024年競馬の最終日を締めくくるためにも、アスゴッドには必勝の気合いでレースに臨んで欲しいなと。。ここまで来たらお世話になりっぱなしの矢作厩舎にはリーディングを獲得して欲しいですし、今週のテラステラ、来週のジーベック、アスゴッドがそれに貢献してくれたら最高です!!m(_ _)m
【2024/12/15京都2R 2歳未勝利(ダ1400m)でのアスゴッド:公式HPより】
栗東トレセン在厩のジーベックは、まずはレース後の様子見が行われています。
◇荒木助手のコメント 「前走は距離が短く、忙しい競馬になりましたが、最後まで頑張って走りきってくれましたからね。レース後も問題はなさそうですので、18日から軽く乗り出しています。前走をステップとして、次は12月28日(土)京都8R 1勝クラス(ダ1800m)へ。この距離で今一度巻き返しを狙います。鞍上は引き続き、古川奈穂騎手の予定です」
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レース後の無事確認をした上で、目論見通り12/28京都のダート1800m戦へ。いったん距離を短縮して『ビシッ』と気合を入れ、再び1800m路線に戻すのは当初からの作戦でしょうし、曲がりなりにも上り最速を使って最後まで頑張った前走を無駄にしないためにも、次走では是非ともジーベック本来の力を見せて欲しいと思います。
逆に言えば、次走で再び不甲斐ない競馬をするようだと何を言われてしまうやら… いやいや、あまりネガティブになっても仕方ありませんから、まずは来週、次走での完全復活を信じたいと思います。
その意味では、前走から引き続き手綱をとる古川奈穂騎手にも期待したいです。前走後のコメントでは冷静にジーベックのクセなどを把握してる様子が窺えましたし、前に行くにしろ控えるにしろ、4kg減はやはり大きいですからね。
これは何となくの勘なのでアレですが、次走の内容次第でジーベックの将来が変わるかもしれないなぁ…ですから、こちらとしても、いつも以上に緊張感を持って応援したいと思います!
【2024/12/14中京6R 3歳以上1勝クラス(ダ1400m)でのジーベック:公式HPより】
美浦トレセン在厩のブルータスは、19日朝、ウッドを併せ馬で追い切られています。
- 24.12.19 大塚海 美南W良 5F 67.8-52.5-37.4-12.2(7) 馬ナリ余力
テリオスルナ(二歳1勝)馬ナリの内0.5秒追走同入
- 24.12.15 助 手 美南坂良 1回 58.0-42.7-28.0-13.0 馬ナリ余力
◇高柳瑞調教師のコメント 「18日は坂路を乗ってからゲートを確認。19日朝はウッドで後ろから行って、馬なりで併入しました。目立つ時計ではないものの、元々ウッドではあまり動かない馬。それでも以前よりは動けていましたし、息遣いも良かったですよ。目標は1月5日(日)中山2R 3歳未勝利(ダ1800m)または、6日(月)中山3R 3歳未勝利(ダ1800m)。鞍上は横山武史騎手を予定しています」
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先週(12/12)近況でのアナウンス通り、年明け1/5または1/6の中山ダート1800m戦へ。すでに横山武史騎手を確保していることからも、年明け早々初勝利を決めるぞ!という瑞樹先生の静かな闘志を感じます。
ちなみにブルータスについて、私はもともと『3歳になってからの馬』と考えていましたし、ウッドで「以前よりは動けていた」ことも考え合わせると、次走では『さらに一段強くなった姿』が見られるかもと…。前走で0.1秒負けたベリタバグスが12/8の1勝クラスで2着(1番人気)だったことからも、正月早々ポンポンと連勝することだってあり得そうです。
鬼に笑われるのはイヤなのでこの辺にしますが、ブルータスには(アクシデントなく無事に出走を重ねていけば)1年後には普通に準オープン、オープンで走っている可能性すら感じています。
いや、それもこれもまずはひとつ勝ってから(^^ゞ
2025年の飛躍に向けて、年内にやるべきことをしっかりこなして頂ければと思いますm(_ _)m
【美浦トレセン在厩のブルータス:公式HP(2024/12/19更新)より】
エスペシャリーは、18日、Cウッドで追い切られています。
- 24.12.18 助 手 栗東CW良 5F 73.5-57.2-41.4-13.2(7) 馬ナリ余力
◇四位調教師のコメント 「18日は馬なりでサーッと回ってくる形。馬体はあまり増えていませんが、気の荒いところがある馬ですから、減らずに済んでいることを良しとしたいですね。目標は年明け1月の中京開催。芝のレースで控える競馬を覚えさせ、その後にダートを試してみることも考えたいです。スピードや能力のある馬だと思っていますので、これから順調に成長していってくれればいいと思います」
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ちょうど一ヶ月のリユレッシュ放牧から帰厩して、最初の追い切りはCWを軽く流す内容。元々今週はチャンピオンヒルズで終い13秒程度をやる予定でしたから、それをそのままトレセンのCWでやったということになりますね。そう考えると、今回の立ち上げは年明けの出走に向けた『順調な第一歩』と言って良いでしょう。
ちなみに目標である「年明け1月の中京開催」を見てみると、早速1/6の6レースに芝1400m戦が組まれています。エスペシャリーは何本も追い切らないと仕上がらないタイプではないですし、長くトレセンに置くことでのやり過ぎ、馬体減りをケアする意味でも、現状、1/6出走の線が濃厚なのではと思います。
今後の方向性については「芝のレースで控える競馬を覚えさせ、その後にダートを試してみることも考えたい」と。ダートについては次走の内容次第になりそうですが、いずれにしても、四位先生から「スピード、能力のある馬。これから順調に成長して欲しい」と素質を評価頂いていますので、まずは着実に初勝利をめざして欲しいと思います!