エスペシャリーは牧場での立ち上げ後も順調だったことから、14日(土)に栗東トレセンへ帰厩。15日より坂路入りを開始しています。
-----
先週速めを開始したばかりだったので、トレセン帰厩はもう少し先、場合によっては年が明けてからになると思っていました。実際、先週水曜の近況では岡元厩舎長が「来週からはハロン13秒台までペースを上げていこうかと思っています」と仰っていましたし、もう少しチャンピオンヒルズで乗り込む予定だったのは確かでしょう。
つまり、チャンピオンヒルズでの乗り込みを切り上げて、ペースアップから手元でやると四位先生が予定を変更したわけで、そういうところにも先生の本馬に対する期待を感じてしまう…というのは出資者の贔屓目ですかね(^^ゞ
とにかくですね、これでブルータスに続いてエスペシャリーも年明け早々出走の流れになっていきそうです。
前走で差をつけられたアドマイヤズームがG1馬になったからではないですが、エスペシャリーだって世間様が思うより勝利が近い位置にいるはずですし、ブルータスとエスペシャリーで正月2勝!なんていう初夢が見たくなりました(^^)
【2024/11/10京都3R 2歳未勝利(芝1600m)でのエスペシャリー:公式HPより】
【朝日杯FS】アドマイヤズームが新ヒーローの座へ 来春目標はNHKマイルC:サンスポZBAT!
(朝日杯フューチュリティステークス、2024年12月15日 15:40、G1、京都11R、芝・右外1600m)
川田将雅(39歳)=栗東・フリー=騎乗で5番人気のアドマイヤズームが、2番手から鮮やかに抜け出しG1初制覇を果たした。鞍上は昨年のジャンタルマンタルに続き、連覇を達成。来春はNHKマイルC(5月11日、東京、G1、芝1600m)を大目標に、さらなる活躍を目指す。2着に2番人気のミュージアムマイル、3着に9番人気のランスオブカオスが入った。
冬枯れの淀のターフで、力の違いを見せつけた。未勝利勝ち直後のアドマイヤズームが、一気にG1の頂点に到達。デビューからともに歩みを進めてきた川田騎手が喜びをかみしめた。
「とてもいい走りで勝ち切ってくれて、ホッとしています。4コーナーで勝ったと思いました。まずはG1馬まで上り詰めたということ、こうやっていい走りをしてくれたことをほめてあげたいなと思います」
好スタートを決めると、スッと2番手を確保。前半3ハロン35秒4のスローペースでも折り合いを欠くことなく、直線入り口で先頭に立つと、あとは馬場の真ん中を独走状態だ。後続を全く寄せ付けず、2馬身半差の完勝だった。
■アドマイヤズーム 父モーリス、母ダイワズーム、母の父ハーツクライ。鹿毛の牡2歳。栗東・友道康夫厩舎所属。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。戦績3戦2勝。獲得賞金7776万2000円。重賞は初勝利。朝日杯FSは川田将雅騎手が2017年ダノンプラチナム、20年グレナディアガーズ、23年ジャンタルマンタルに次いで4勝目、友道康夫調教師は18年アドマイヤマーズ、21年ドウデュースに次いで3勝目。
-----
今年の朝日杯FSは前半3Fが35.4秒、1000m通過が60.4秒とずいぶんスローになりました。前週に行われた阪神JFの前半3Fが34.2秒、1000m通過が58.5秒だったのと比べても、マイルG1のペースとは思えないほどですよね(^^;)
ただ、勝ったアドマイヤズームは(2番枠からロスなく立ち回ったとは言え)2番手から上り最速(33.6秒)を使って2馬身半の差をつけていますから、単なる前残り以上の強い競馬をしたと思います。
ちなみにアドマイヤズームはエスペシャリーが気分良く逃げすぎて6着に負けた未勝利戦の勝ち馬で…。考えてみれば、あの時、逃げたエスペシャリーを番手でピッタリマークするカタチから、直線で後続を突き放した内容をG1でも再現したわけで、走る能力はもちろん、自在性やらレースセンスやらがとても高い馬なんでしょうね。(エスペシャリーのレース後、勝った馬は随分強かったなぁ…と感心していましたが、まさかアッサリG1を勝つほどの馬だったとは驚きです┐(´~`)┌)
その他では、かなりの出遅れを挽回して2着に入ったミュージアムマイルも強かったですし、1400mの新馬戦を勝ったばかりのランスオブカオスが後方から突っ込んできたのも大したもので、上位3頭は今後も注目すべき存在だろうと思います。
逆に展開や位置取りなどがうまくいかず、力を出せなかったのが1番人気のアルテヴェローチェ。このスローペースで後方に押し込められたのが痛かったですし、折り合いが今ひとつで直線でも思ったほど伸びませんでしたから…。まあ、こういうレースは3~4である程度の位置に上がっていかないと厳しいですよね。
ということで、結果的にはこの世代のモーリス産駒の好調ぶりを改めて印象付ける朝日杯FSになりました。オマケの話として、前走でエスペシャリーが簡単に交わされたのも仕方がないと諦めがつきましたし、(スロー過ぎたことを差し引いても)個人的にはなかなか面白いレースだったのではと思います。(うちのモーリス産駒、テラステラも続け!!(^^ゞ)
**2024/12/15京都11R 朝日杯FS(G1/芝1600m)・良**
朝日フューチュリティ【2024年12月15日京都11R】:競馬ラボ
先週は土曜日にジーベックが7着、日曜はアスゴッドが2着という成績でした。
ジーベックは着順こそ良くなかったですが、1400mのペースに戸惑いながらも最後まで頑張って走り切ることはできましたので、この流れを切らずに続戦すれば、いずれ本来のパフォーマンスを取り戻してくれるのではと思います。
アスゴッドについては、これはもう次走確勝でお願いしたい… と言いますか、普通にやれば次かその次では勝てるでしょう。レース後のコメントで『連闘か中一で続戦』とありましたし、落ち着いて初勝利の時を待ちたいと思います。
そして今週は、まずはテラステラのジングルベル賞で勝負です。(同日中山のオルフェーヴルCにも登録されていますが、多分、ジングルベル賞が本線のはず!?)
テラステラは今度のレースが2024年11走目と本当によく頑張ってくれました。だからというわけではないですが、何とか1年を締めくくる勝利を期待したいですし、そのチャンスはかなり大きいと言えるはず。。ちなみにジングルベル賞には昨年も出走して4着でしたが、来年はもっと上のクラスのレースに出たいものです(^^ゞ
アスゴッドとジーベックの年内もう一走が今週かどうかはまだ何とも言えません。
ただ、番組をざっと見たところ、アスゴッドは12/28京都の1レース(ダ1400m)、ジーベックも同じく12/28京都の8レース(ダ1800m)が有力かな?という気がしますので、おそらく今週はテラステラでジングルベル!!だけかなと思います。
ということで、ここまで来たらもう贅沢は言いません。勝つときは黙っていても勝つでしょうし、どの馬もそれだけの力はあるはずなので、年内あと3戦はあまり結果に拘らず、落ち着いて応援したいと思いますm(_ _)m
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**
京都2レース 2歳未勝利(ダ140m)で2着となったアスゴッドの関係者コメントです。
◇矢作調教師のコメント 「放牧を挟んで馬はフレッシュで良い感じでした。4コーナーを回ってきた時にはイケるかと思いましたが、今日は勝った馬が強かったです。後続を5馬身も引き離していることですし、この条件は合っていますね」
◆クラブのコメント 「スタート時の接触を物ともせず、1番人気馬を見ながらすんなりと2番手。直線を迎えて満を持して抜け出たかと思われましたが、ゴール前で勝ち馬の強襲に遭い、またしても2着と苦杯を喫する結果になりました。なお、このあとは、「もちろん馬の状態を見ながらにはなりますが、問題がないようであれば、連闘もしくは中1週での続戦を考えていく」(調教師)予定となっています」
-----
矢作先生も「4コーナーを回ってきた時にはイケるかと思いました」と仰っているように、今回は負けたとは言えしっかり競馬のカタチはつくれましたからね。勝てなかったのは残念ですが、「問題がなければ連闘もしくは中1週での続戦」とのことなので、あまり口惜しがる必要もなく、次で勝ってくれればそれでOKです!
まあ、細かいことを言い出せばキリがないですが、この時季の1歳2歳は元気一杯なのが一番でしょう。
アスゴッドは夏からずっとソエ気味だったりしていましたが、ここにきて全体的にしっかりしてきた印象を受けますし、何とか今年中に勝ち上がりを決めて、来年はさらなる飛躍を目指していきたいです。
いやホント、次こそはよろしくお願いしますよー!!m(_ _)m