先ほどパンサラッサの追い切りの話を書きましたが、JRA-VANのデータによると、全く同じ12/4の7時1分にカイザーノヴァも坂路で追い切られています。これが併せ馬だったかどうかは別にして、とにかくカイザーノヴァの時計は53.1-38.2-25.0-12.5秒と、デイリー杯2歳Sの一週前追い切りでマークした54.4-13.8秒を大きく更新しています。
いや、デイリー杯一週前の時計だって坂井騎手が乗って強めに追われてのもので、決して手を抜いていたわけではないですからね。それを考えると短期間でのこの進歩は素晴らしく、カイザーノヴァもG1・朝日杯FSに向けて俄然気合が入ってきたのではないでしょうか。
そう言えば矢作先生はデイリー杯前に、「一週前の坂路はちょっと情けなかったがCWの最終追い切りは良い動きだった…」と仰っていました。それが今回は、2週前の段階から苦手な坂路でまずまずの時計を出してきたわけで、カイザーノヴァの坂路追いについて、陣営も何か掴んだところがあるのかもしれません。
これから一週前、当週と追い切りは続きますが、果たしてどういうプロセスで絶好調に持っていくのか…。どうやら休み明けを使った上積みは相当にありそうですし、これはかなり楽しみになってきました。あとは、本番でも同じくらい簡単に時計を詰めてくれると良いんですけどねぇ(^^ゞ
【2020/11/14阪神11R デイリー杯2歳ステークスでのカイザーノヴァ:公式HPより】
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