吉澤ステーブル在厩のカグヤは、引き続き、おもにBTCの屋内坂路や屋外コースを併用し、ハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回、ハロン13~15秒ペースで乗り込まれています。
◇鷲尾マネージャーのコメント 「芝コースに入れたり、ダートコース後に坂路に向かったり。さらにはグラス坂路へ馬運車で輸送しての調教も行っています。終い13秒台のメニューも取り入れてはいますが、まだまだ成長しそうな馬ですからね。当面は疲労を溜めないよう、オーバーワークに気を付けながら進めさせてもらっています。どんなコースでも集中力が増し、速いところへ行くと無駄な動きが少なくなり、前に進む力も出てきました。やれば動けそうなタイプですから、現時点ではまだ無理をさせず、操縦性や持久力の向上から取り組んでいきたいところです」
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撮影時の天候、光の加減もあるとは思いますが、馬体がピカピカですごく良くなっていますね。動画の歩きも一歩一歩に力強さがありますし、順調にトレーニングをこなしてきた成果が良いかたちで現れていると思います。
そんな中、単に坂路での速めを繰り返すだけでなく、あえて馬運車で移動してから調教を課すなど、BTCの特徴を生かした様々なバリエーションで経験値を高めているあたり、浦河の名門吉澤ステーブルさんの本気度を感じますし、「集中力が増し、速いところへ行くと無駄な動きが少なくなる」「やれば動けそう」との評価がある一方で、「オーバーワークに気を付けながら」「現時点ではまだ無理をさせず」といった先々を見据える発言が出るところなど、本馬に対する期待の大きさが窺えます。
現時点であまり糠喜びをしてはいけないのでしょうが、このご時世に全く早期デビューを狙っていないことも考えあわせると、ひょっとしたら最初から一年後の春をめざしているのでは…というありがちな勘違いをしそうです(^^ゞ いや、まあ、2歳のうちにひとつは勝ってもらい、そんな妄想もあながち勘違いではない…と思わせてくれたら最高ですm(_ _)m
【吉澤ステーブル在厩のカグヤ:公式HP(2022/5/20更新)より】
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