シュウジデイファーム在厩のステラリード'19は、おもにBTCの直線ウッドチップ馬場や屋内坂路でハロン19~24秒ペースのキャンター1~2本を乗られています。12月下旬の馬体重は502kgです。
◇石川代表のコメント 「テンションが高めなのは母系の血ですかね。それでも調教時は集中して走ってくれますし、順調に乗ることができています。カイザーノヴァよりも胴が長く映り、飛節の折りがやや深め。体つきはひと回り大きく育ってきました。当面は過負荷にならないよう注意しながら、じっくりと基礎を固めていきたいと思います」
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「テンションが高めなのは母系の血ですかね」とのことですが、それは確かにその通り、ステラリード、ウェルシュステラの系統ゆえだと思います。落ち着いていて乗りやすいと言われることが多いロードカナロア産駒でありながら、それでもテンションが高めなのは、ステラリードらしさを受け継いでいて良いと思います。
半兄カイザーノヴァとの馬体比較では、「胴が長く飛節の折りがやや深め」とのこと。飛節の角度が深い馬は瞬発力があって距離も持つタイプが多い反面、疲れが溜まりやすいとも言われますから、そのあたりを考慮して「過負荷にならないように注意しながら」進めてくれているのでしょう。
カイザーノヴァは1200m戦でデビュー、その後1500m、1600mと距離を延ばして次走は1800mの共同通信杯に挑むことになっています。それに対して、現時点での馬体の特徴、評価を考えると、本馬は最初からマイル以上、中距離路線を意識していくことになるのではないでしょうか(^^)
【シュウジデイファーム在厩のステラリード'19:公式HP(2021/1/5更新分)より】
カイザーノヴァには一発の魅力がありますが、こちらの方がクラシック向きな気もします。
もちろん、期待して良いんじゃないでしょうか!(^^)v