昨日の宝塚記念は本当にすごいレースでした。
パンサラッサはスタートで遅れ、ウインマリリンとヒシイグアスに挟まれたにもかかわらず、根性で間を割って出していき、抜群のスタートから先手を取ったタイトルホルダーを力づくで交わしてハナに立ち、1000m通過57.6秒のハイペース。出遅れ誤算もパンサラッサが自分の持ち味を出し切ったおかげで、2分9秒7のレコート決着になりました。
ああいう展開では、スローの瞬発力勝負に長けた馬たちも道中で脚を使わざるを得ませんし、単純な脚の速さ勝負ではない、気力、体力、スピード、先行力、持続力といった全ての要素が問われるレース、まさに中距離G1に相応しい厳しいレースになったと言えるでしょう。(同じ日の7R、1勝クラスの緩んだレースとエライ違い…)
そんな中、パンサラッサの2分10秒8もとても優秀なタイムですし、2000m通過まで2着を守っていたことも立派です。着順は8着とはいえ、スタートのロスやタイトルホルダーに早めに来られたことを考えれば、負けて強しの印象を持ったのは私だけではないと思います。(もちろん、出資者目線の話ではありますが(^^ゞ)
レースの細かい振り返りは別途やりたいと思いますが、とにかくこのあとはゆっくり休んで頂いて、秋からのさらなる戦いに備えて欲しいです。パンサラッサのようなタイプは好調であることが相手へのプレッシャーにもなりますし、(秋の路線がどうなるかは今後次第ですが)早く回復し、また元気にビュンビュン逃げる姿を見せて欲しいと思います。
上半期の競馬が終わり、今週からは2022年も後半戦に入ります。私の出資馬は来週のキングエルメスからになりますが、何しろレースがジュライカップ(7/9ニューマーケット)ですから何をどうしていいのかよく分かっていません。バスラットレオンともども現地に無事に到着したことは既報の通りながら、現地での追い切り、調整、ゲートに入るまでの手順など全てが初体験になるはずなので、とにかく問題なくレースを終えて欲しいのが本音です。
その後になると、バスラットレオンのサセックスS(7/27グッドウッド)までの中2週にアンジアン、ヴィジャーヤのレースが入ってくるのでは?と思っていますが、2頭に関してはまだ流動的で予定がハッキリしていません。ただしアンジアンは3歳未勝利馬であり、次の函館が文字通り今後を占う一戦になるでしょうから、とにかく良い準備をして移動に備えて欲しいです。
カイザーノヴァ、クレッシェンドラヴ、プライムラインについてはまだ次走を云々する状況にないようなので、一応、7月は英国遠征中のキングエルメス、バスラットレオンとアンジアン、ヴィジャーヤ、この4頭で勝負をすることになるでしょう。
正直、パンサラッサの宝塚記念が終わったばかりでまだ頭が切り替わっていませんが、ひと休みとなる今週中に、できるだけ海外競馬についていけるよう、心の準備をしていきたいと思います(^^;)
**出資馬の状況**
**2022年総合成績**
*総賞金にはドバイターフ、ゴドルフィンマイルの賞金を1ドル=125円で換算して加えています。
早く切り替えなければならないんですが、イギリスのイメージが全くなく、イメトレのしようがないので困ってます笑
宝塚記念にどっぷりハマったと思ったら、次はいきなり海外ですからね…
そりゃあ、瞬時に切り替えられるはずがないっす。。
ニューマーケットの過去動画とか、探してみようかなぁ(^^;)
昨日の上位馬はハイペースにも最後まで我慢して走りきる能力がありましたね。血統を見てもPOGで人気が出そうな派手な良血馬はあまり見当たらず、また日高の馬が多かったのも目につきました。
またこのタイプは古馬になって成長する馬が多いですね。ただ牝馬三冠馬は別格ですが(笑)
パンサラッサももちろん同じ特徴を持っていますね。血統も勝ち馬とサイアーとブルードメアサイアーのラインが同じ。昨日は負けてしまいましたが、この馬に出資したのはこうして見ても正解で、今後の出資馬の検討にも成功体験として役立てたいですね。
まさに仰る通りで、同じようなことを考えていました(^^ゞ
タイトルホルダーとパンサラッサは似通った血統構成ですし、古馬になってから本格化したところも似ています。
判で押したような中団待機からの瞬発力勝負では通用しないG1が増えてきて、これから益々面白くなる気がしています。
このところ、(広尾に限らず)欧州血統をベースにスピードを強化するアプローチがハマっている感じですね!
同じこと思ってて、共感しました。
ディープ的な直線ヨーイドンで天下獲れる馬が出る状況では無くなってきましたね。
タイトルフォルダーさんもパンサラッサも血統的なアプローチは一緒で、ついに広尾に時代が追いついて来ましたかね。
冗談はさておき、一口馬主としては去年から母型欧州や欧州産の良血馬を狙って、トレンドの変化の狭間で一発狙ってます。
仰る通り、(出資者目線で)負けて強しの競馬をしてくれたと思います。
今年の宝塚記念を盛り上げてくれたことはもちろんありがたいですし、これからもビュンビュン逃げて欲しいです(^^ゞ
これからはディープインパクト産駒がいなくなりますし、血統の勢力図も変わっていきますよね。
そのスキをついて一発当てるのは簡単ではないですが、広尾に限らず、いろいろなクラブにチャンスが出てきているのかもしれません。
ヴィジャーヤさん、夏休みで良いです(,,・д・)
英国は、そんなに気温高くないよう…
(*´д`)エガッタエガッタ…
殺人的な暑さ…
たしかに健康第一ですからね。
ちなみに英国は北海道ぐらいに気候でしょうか…
行ったことがないのでわかりませんが、さすがに35度とかではないでしょうねぇ(^^;)