【皐月賞】ソールオリエンスが衝撃的な末脚で最少キャリア&無敗V!底知れぬ強さ見せクラシック1冠目奪取:サンスポZBAT!
第83回皐月賞(3歳、牡・牝、G1、芝2000m)は、横山武史騎手の2番人気ソールオリエンス(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が後方を追走すると、直線で大外から衝撃的な末脚で突き抜けて優勝。昨年の2歳G1馬、重賞2勝馬不在の混戦を断ち、3冠レースの1冠目を奪取した。デビュー3戦目での優勝は、2歳戦が実施されるようになった1946年以降の皐月賞最少キャリアVで、史上20頭目となる無敗Vと、底知れぬ強さ見せつけた。京成杯勝ち馬による皐月賞制覇は史上初。タイムは2分0秒6(重)。
1馬身1/4差の2着にはタスティエーラ(5番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にファントムシーフ(1番人気)が入った。
◆横山武史騎手(1着 ソールオリエンス)「馬場がかなり特殊だったので外を走りたいと思っていました。もっとポジションを取る予定だったのですが、思ったより行き脚がつかなかったので切り替えてこの馬のリズムで運びました。状態は言うことのないくらい良かったです。ひと言でいえば走る馬、すごくいい馬です。G1を勝つことができてこれを超える喜びはありません。(自身は)日本ダービーでいい結果を残すことができていませんが、1年ずつ成長しているはずなので、さらに大きな舞台で技術を上げたところをお見せできればと思います」
皐月賞を勝ったソールオリエンスは、父キタサンブラック、母スキア、母の父Motivatorという血統。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の京成杯(G3)に次いで2勝目。手塚貴久調教師は皐月賞初勝利、横山武史騎手は2021年エフフォーリアに次いで2勝目。
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大混戦と言われた今年の3歳牡馬G1路線ですが、デビュー3戦目のソールオリエンスが見事な直線大外一気、豪快な差し切り勝ちを決めました。キャリアの浅さを嫌われたのか、今日は単勝5倍台の2番人気に留まっていたものの、無敗のまま皐月賞を制したことで、今後の牡馬クラシックはこの馬が中心ということになりますね。
それにしても、キタサンブラックは大モノ感のある良い馬を出しますよねぇ。。ソールオリエンスは(昨年のイクイノックス同様に)完成するのは秋以降と言われていますし、今日の派手な勝ち方を見てしまうと、この馬が完成すればイクイノックスのライバルになる可能性も…という気すらしてきます。(さすがに今比べるのは可哀相ですが)
今日は重馬場で1000m通過が58.5秒のハイペース。上り3Fが37秒台という消耗戦でしたから、さすがに前に行った馬には厳しいレースになりました。そんな中、5番手先行から2着に粘ったタスティエーラは強かったですし、重い馬場の鬼だったサトノクラウン産駒らしいパフォーマンスで盛り上げてくれたと思います。
3着に入ったハービンジャー産駒のファントムシーフも立派な競馬でしたし、何だかんだで今年の皐月賞もとても面白いレースになってくれました。ダービーに向けてとなると、今後ソールオリエンスを逆転する馬が出てくるかどうかになりますが、今のところそれは相当に厳しいんじゃないかと思いますので、次は一本カブリになるんでしょうねぇ(^^;)
**2023/4/16中山11R 皐月賞(G1/芝2000m)・重**
皐月賞【2023年4月16日中山11R】出馬表、予想:競馬ラボ
展開も含めて見事にハマった感はありますが、それにしても一頭だけ脚が違っていましたね。
今年の牡馬は今ひとつなのかな?と思っていたのに、一気に風景が変わりました(^^ゞ
展開も向きましたね。決め打ちがはまって陣営にとってはしてやったりでしょう。騎手も大喜びしてましたね。
ダービーは直線に入ってから追い出せばよいので心配ないでしょう。個人的には今回負けてもらってダービー勝負の心積もりでしたので複雑ですが、また今年も日本に強い馬が出てきたことにはうれしく思います。
勝ち馬は、単に後方待機がハマっただけ…ではない強さでしたね。
次走は東京コースでさらに良さが出る可能性も…
やはり、クラシックは強くないと勝てませんねぇ(^^;)
それにしても桜花賞に続き皐月賞も後方から突き抜けるとは…。
最内枠なので包まれると思いきや、後方まで下がって外に出すとは…。
それって力がないと難しいですねぇ。
二度ある事は三度あるから、次はどこかなぁ?