【日経賞】タイトルホルダーが8馬身差圧勝!47年ぶり史上2頭目の連覇:サンスポZBAT!
第71回日経賞(4歳以上オープン、G2、芝2500m)は、横山和生騎手の2番人気タイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎)が勝利。早々と先頭に立ってマイペースに持ち込むと、他馬が雨でぬかるんだ不良馬場で伸び悩む中、直線で一気に後続を引き離し8馬身差の圧勝劇を決めた。1975、76年のホワイトフォンテン以来、47年ぶり史上2頭目の連覇を達成した。タイムは2分36秒8(不良)。
昨年に続きボッケリーニ(5番人気)が2着に入り、ディアスティマ(7番人気)が2番手追走から粘って3着に入った。なお、昨年の菊花賞馬で1番人気の支持を集めたアスクビクターモアは、スタート出遅れが響き後方からのレースを余儀なくされ9着に敗れた。
日経賞を勝ったタイトルホルダーは、父ドゥラメンテ、母メーヴェ、母の父Motivatorという血統。通算成績は15戦7勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2021年弥生賞ディープインパクト記念(G2)、菊花賞(G1)、22年日経賞(G2)、天皇賞・春(G1)、宝塚記念(G1)に次いで6勝目。栗田徹調教師、横山和生騎手ともに22年タイトルホルダーに次いで日経賞2勝目。
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ドロドロ馬場だった凱旋門賞での11着大敗、その影響が残っていたとしか思えない有馬記念の9着。でも、きちんと時間をかけて立て直せば、そりゃあ強いに決まってますよね。。昨年の宝塚記念、パンサラッサで対戦した実感としては、8馬身差の圧勝劇を見せられても、『こんなに強かったの?』みたいな驚きは感じません。
ただ、今日はアスクビクターモアが出遅れちゃいましたからね。展開的には内枠を引いたタイトルホルダーが前、アスクビクターモアはその外、やや後ろでマークするカタチを想定していましたが、この不良馬場で後方待機になってはアスクの良さは出ないかと…。それにしても負け過ぎ、との評価もあるかもしれませんが、まあ、今日のところは参考外でも良い気はします。(どんなレースでもスタートって大事ですね(^^;))
逆に、タイトルホルダーにとって良かったのは、前半でディアスティマが後ろからイイ感じにツツいてくれたことでしょうか。ペースが本当に緩んでしまうと後続勢も楽をしますし、ディアスティマのお陰でそうならず、地力の差が如実に出るレースに持ち込めたことが8馬身差につながったと思います。(この辺は、パンサラッサの福島記念や中山記念に通じる部分があるかも)
しかし、過去に対戦し、その強さを認めたライバルの復活は嬉しいものです。こんなに元気になっているなら、パンサラッサと一緒にドバイワールドカップに出て、海の向こうで雌雄を決するなんてのも面白かったかも… と、またまた勝手なことを考えてしまいますが、この勝利、この圧勝劇はパンサラッサに対するエールでもあるんじゃないかと思えてきました!
**2023/3/25中山11R 日経賞(G2/芝2500m)・不良**
日経賞【2023年3月25日中山11R】出馬表、予想:競馬ラボ
と云うことはロンシャンの重馬場で日本馬が勝つのは至難の業ですね。
圧勝でした。
でも、これでまた凱旋門賞が特別視される流れは良くない気も…
気楽に挑戦していればそのうち勝てると思うんですけど、まあ、そういうわけにもいきませんよね(^^ゞ
元々強い馬は。ドウデュースも凱旋門の後は翌年からなので。
タイトルホルダーはスローに落として、直線で突き放す。
帰ってきましたねぇ。
次も勝つようなら完全復活ですね。
有馬記念からここまで、しっかり立て直した栗田厩舎の皆さんは素晴らしい仕事をされたと思います(^^)