坂東牧場在厩のコマンドブルックスは、トモに疲れが溜まってきたことから、現在はウォーキングマシン60分でリフレッシュを促しています。
◇荒木マネージャーのコメント
「周回コースで乗り進めていく中での最初のヤマ。特に右トモがお疲れ気味になってきましたので、今は楽をさせて回復を待っているところです。生まれが遅く、また500kgを超える大型馬でもありますので、軌道に乗ってくるまでに少し時間を要することになるのかもしれません」
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荒木さんが「軌道に乗ってくるまでに少し時間を要する」とコメントするということは、これはかなり時間がかかると覚悟をした方が良さそうです。もちろん、ある程度デビューが遅いのは織り込み済みの話ですが、成り行きに任せて進めていくと、来年のダービーまでにデビューできるかどうか? というレベルかもしれません。
ただ、私の本馬への期待は3歳春云々ではなく、古馬になっても長く活躍をしてくれることです。だとすれば、間違いなく早い時期に無理をさせない方が良いですからね。この世代は比較的仕上りの早い馬が多いので、現在のゆっくりとした進み具合が目立ってしまいますが、ここは焦らずジックリやるしかないでしょう。正直、ハロン20秒前後のキャンターが継続できないのはもどかしいですが、兄のドゥオーモにしても、若い頃は脚元の不安でほとんどマトモに走れませんでしたから…。
今回のペースダウンは『最初のヤマ場』を乗り越えるために必要な儀式だと捉え、あまりマイナスには考えないようにしたいです。出来れば3ヶ月後、2歳の夏から秋にかけてはしっかり15秒が継続出来るように、そして、2歳のうちにトレセンに入ってくれれば御の字でしょう。一番嫌なのは、500kgの馬体が脚元に悪さをするパターン。。それさえ慎重に避けていけば、いずれあり余る素質が開花すると信じて待ちたいと思います。
【坂東牧場在厩のコマンドブルックス:公式HP(3/27更新分)より】
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