シュウジデイファーム在厩のキングエルメスは、引き続き、おもにBTCの屋内坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週1~2回の速めを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「15日の1本目に15-15、2本目に40秒程度で登坂。乗り手が注意していないと少し右に寄ってしまうようなところがあるように、まだ本来の動きとまではいきませんが、ブランクが長かった馬ですからね。こうやって速めの調教を継続できているのは何よりだと思います。厩舎陣営によれば、『来週21日(月)の出発、23日(水)栗東トレセン帰厩の方向で』とのことでした」
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先週8日の坂路で2本目に41秒を切るぐらい、そして今週も40秒程度で登坂するなど、「まだ本来の動きとまではいきません」とのことながら、順調に速めを消化してくれています。まあ、シュウジデイファームに移動したときの状態を思い起こすと、約一ヶ月半でハッキングキャンターからここまで持って来たわけですから、本来の動きに足りないのは当たり前、むしろ、短期間でよくここまで戻ってくれたという印象です。
ただ、レースを使う判断となると話は別なんでしょうねぇ。。まだ復帰戦に関してレース名でのアナウンスがないことからも、キングエルメスがどこまで戻っているのかは、『実際に追い切ってみないと分からない』ということなのでしょう。
ということで、マイルカップまでの間隔を考えると、本線はニュージーランドT(4/9中山)だろうと思いますが、最終的には来週予定のトレセン帰厩後、その週末から始まる追い切りでの動きを確認したうえで、本線のニュージーランドTに行くのか、あるいはアーリントンC(4/16阪神)に矛先を変えるのかを判断することになりそうです。
【シュウジデイファーム在厩のキングエルメス:公式HP(2022/3/16更新分)より】
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