もう一ヶ月近く前になりますが、久しぶりに立川駅周辺で『気になる店』の新規開拓をした時のお話です。
当時はまん延防止云々は出ていませんでしたが、一応、東京都が『会食等は4人以下、午後8時までに終了』というガイドラインに沿った行動を要請していました。ただ、もともと短時間でビシッと飲んで気持ち良くなるのは得意ですし、『次行こうぜ!』がない分、安上がりなことも含め、意外にガイドラインを守るだけなら簡単だったりするかもです(^^ゞ
この日お邪魔をしたのは、立川南側にある『くし秀』さんという鶏料理のお店でした。
こちらは何度も店前を通ったことはあるものの、何故か一度も入ったことがない系の『気になるお店』だったので、コロナ前からの課題をようやくクリアすることができたことになります。何もこんな時期に…ではありますが、一ヶ月前は東京の新規感染者が一万人を超えるなんて思ってもいませんでしたからねぇ…。
とにかく、まずはお通しのキャベツ。やや辛味のある味噌ダレが美味しくて、『キャベツだけではなくて、焼き鳥につけて食べても美味しいですよ!』とののプレゼンが、渋~いおじさまからありました。
飲みものについては、割りと日本酒(地酒)が中心の品ぞろえのようでしたが、時季的にプチ新年会みたいな位置付けになったので、最初は生ビールで乾杯、その後は黒霧ボトルを水割りまたはロックで、好きなタイミングで好きな量を楽しむ作戦にしました。(気楽な飲みはそれで十分、一本じゃ終わらなかったですけれど)
簡単なおつまみメニューから、パッと目についた島らっきょうと、
鳥皮ポン酢を頼んでみました。
島らっきょうは普通に島らっきょうでしたが、鳥皮ポン酢はみょうがやかいわれの芽などと一緒に頂くスタイルで、ひと手間ふた手間かけてありました。割りとあっさり目のポン酢でしたので、『サラダ感覚て食べられる鳥皮ポン酢』といった印象です。
こちらは見た目も楽しい大山鶏の若足です。
鶏料理屋さんということもあり、焼き鳥とはひと味違う豪快でジューシーな逸品。
大山鶏だからなのか、それとも料理の腕なのか(あるいはその両方か)、この若足はかなり美味しかったです。単にジューシーなだけでなく、(若いのに)鶏の味がしっかり濃いんですよね。正直、この一品でくし秀さんに対する信頼感が爆上がりしたと言って良く、ある意味、焼酎が一本で終わらなかった原因にもなってくれたと思います(^^)
ここからは焼き鳥を試すことになり、まずはせせりと、
砂肝のえんがわ、
そして、なんじゃもんじゃをいってみました。
焼き鳥のネタの関しても、鶏料理屋さんとしてのこだわりが感じられる品揃えがとても良かったです。いやホント、せせりはまだしも、砂肝えんがわなんて滅多にお目にかかれませんし、なんじゃもんじゃはいわゆる『ハツモト(ハツ下)』というヤツで、コチラも限られた焼き鳥自慢のお店でないとなかなか食べられるものではありません。
味や食感については、私のつたない文章で表現するより百聞は一見に如かずなので、チャンスがあればぜひ一度試してみて欲しいです。どの串も絶妙な焼き加減でとても美味しいので、安心して注文できると思いますので!
ここで、何故かしじみのスープをサービスして頂きましたが、私たち、そんなに二日酔いになりそうに見えたんですかね(^^;)
とにかく、しじみのスープでホッと一息ついたあと、まだレバーを食べていないことに気がつきまして、トロッと濃厚な鳥肝を堪能することになりました。これはもう見たとおり、問答無用の美味さです(^^)
レバーが美味しいのは嬉しいことだったのですが、このまま終わってしまっては、結局、『ただの焼き鳥屋さん使い』になってしまうと気づいた私たち、ここで鶏料理屋さんの看板である唐揚げと、
『居酒屋さんあるある』系のメニューから、山芋磯辺揚げを食べてシメることにしたのです。
唐揚げも磯辺揚げも美味しかったのですが、この時はすでにかなりの焼酎を飲んでほろ酔いだったことと、若足や串モノのレベルが非常に高かったので、相対的印象として唐揚げと磯辺揚げは少し損をしたかもしれません。特に山芋磯辺に関しては、もう少し前の段階で頼んでおくべき一品で、これをシメに持ってくるのはどうどうだったかなぁ。。
まあ、そのあたりは各人が好みで判断することですが、とにかく、くし秀さんはとても良いお店だと思いますので、次回(いつになることやらですが)はもう少しきちんと作戦を立てて、他の料理も試してみたいと思いますm(_ _)m
くし秀
立川市錦町1-2-3
042-522-7692
冒頭にも少し書いたとおり、このところ、オミクロン株のお陰ですっかり飲み会どころの話ではなくなってしまいましたが、年明け間もない頃は、正直、まさかこれほどのペースで感染者が増えるとは想定していませんでした。
逆に言えば、今や、誰が何をやっても完全にコロナを収束させるのは難しいと分かってしまったので、あとはワクチン接種と個人の感染防止対策、比較的手軽な治療薬の登場に期待する感じですかね(^^;)
スーパーの焼き鳥しか最近見ていないので、本物の焼き鳥はやはり迫力が違いますね!!
くし秀さんだと鶏雑炊とかがあったと思いますが、親子丼、鶏そばもイイっすねぇ(^^)
いずれにしても、この時は飲み過ぎで、そういう判断力はありませんでした(^^;)
【誤】「私たち、そんなに二日酔いになりそうに見えた」
【正】「私、そんなに二日酔いになりそうに見えた」
ε=ε=ε=ε=ε=(ノ*・∀・)ノワーイ
でしたか…
やはり、問題は私だけだったのかぁ~
ヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
それどころかその場ですでに問題を起こしているレベルの人もいるじゃないですか!OさんはもちろんRさんも(笑)
そうですよね!
考えてみれば、二日酔いが心配なほど飲んで、それでもその場が大丈夫な客は、店にとって最高の存在ですよね。
ひょっとして、私がどのお店でも比較的嫌われていないのは、そこに理由があったのかもしれません…
┐(´~`)┌