ZBAT!競馬 『【ファンタジーS】メイケイエール&武豊がレコードVで重賞連勝!」
第25回ファンタジーステークス(2歳G3、芝・内1400m)は、武豊騎手騎乗の1番人気メイケイエール(栗東・武英智厩舎)が向こう正面でかかり気味に進出し先団で競馬を進めると、直線でも末脚が鈍ることなく他馬を突き放して勝利。デビューから無傷の3連勝を、ミッキーアイル産駒初の重賞制覇となった小倉2歳Sに続く重賞連勝で飾った。タイムは1分20秒1(良)でレコード。2着には直線で外から急追した7番人気のオパールムーン、3着に番手から内で粘り込んだ5番人気のラヴケリーが続いた。なお、2番人気で熊本産史上初のJRA重賞制覇が期待されたヨカヨカは5着に敗れた。
ファンタジーSを勝ったメイケイエールは、父ミッキーアイル、母シロインジャー、母の父ハービンジャーという血統。通算成績は3戦3勝。重賞は今年の小倉2歳S・G3に次いで2勝目。ファンタジーSは、武英智調教師は初勝利、武豊騎手は05年アルーリングボイス、06年アストンマーチャン、13年ベルカントに次いで4勝目。
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メイケイエール、強かったですね。開幕週の高速馬場とはいえ、1000m通過が56.6秒の流れを掛かり気味に上がっていって4角4番手。そこから最後まで脚色が鈍らないのは大したものだと思います。メイケイエールの他に先行勢で掲示板に残ったのは、クローバー賞2着のラヴケリーとフェニックス賞、ひまわり賞を勝っているヨカヨカですから、やはりこの3頭は力があったということでしょう。
メイケイエールの父は新種牡馬ミッキーアイル。今日の内容を見る限りでは、折り合い面がもう少し何とかなればマイル重賞でも全然やれそうですし、東の重賞、京王杯2歳Sは小倉2歳Sで負かしたモントライゼが勝ちましたから、もはやフロック云々を言われることもないでしょう。まあ、とにかく新種牡馬が初年度から重賞を連勝するような馬を出せたのはとても大きいですよね。
ちなみに広尾の追加募集馬クエストフォーワンダー'19も父ミッキーアイルですから、こういうスピード馬が出たのは募集開始前の追い風にもなりそうです。
それから、個人的にはクローバー賞で最後までカイザーノヴァに抵抗したラヴケリーの頑張りは嬉しかったですが、だからと言って来週のデイリー杯2歳Sにオマケがつくワケではありません。カイザーノヴァはカイザーノヴァで、ラヴケリーに負けないようにきちんと力を出し切るレースをして欲しいです(^^)
**2020/11/7阪神11R ファンタジーステークス(G3/牝/芝1400m)・良**
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