ZBAT!競馬『【安田記念】新マイル女王誕生!グランアレグリアが戴冠 現役最強馬アーモンドアイは2着』
第70回安田記念(3歳以上オープン、G1、芝1600m)は、池添謙一騎手騎乗の3番人気グランアレグリア(牝4歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が勝利。史上最多の芝G1・8勝目を狙った現役最強馬アーモンドアイや、昨年の覇者インディチャンプらを撃破。東京競馬場で開催される5週連続G1のラストを飾る春のマイル王決定戦を制した。タイムは1分31秒6(稍重)。2馬身半差の2着にはアーモンドアイ(1番人気)、さらに半馬身差遅れた3着にインディチャンプ(2番人気)が入った。
前走の高松宮記念で初めての1200メートル戦に挑んだグランアレグリア。速いペースに戸惑いながらも、メンバー中で上がり3ハロン最速タイの33秒1というすさまじい末脚を披露し、繰り上がりで2着。その後、発熱のためヴィクトリアマイルを見送ることになったが、ここを目標に万全の態勢で臨み、見事戴冠を果たし新マイル女王に輝いた。グレード制が導入された1984年以降の安田記念で牝馬Vは、ダイイチルビー(1991年)、ノースフライト(1994年)、ウオッカ(2008・09年)に次ぐ4頭目。
安田記念を勝ったグランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ、母の父Tapitという血統。通算成績は8戦5勝。重賞は18年サウジアラビアRC(G3)、昨年の桜花賞(G1)、阪神C(G2)に次いで4勝目。安田記念は、藤沢和雄調教師は97年タイキブリザード、98年タイキシャトルに次いで3勝目、池添謙一騎手は初勝利。
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グランアレグリアが安田記念を完勝しました。
アーモンドアイが出負けしたとは言え、昨年と違って大きな不利があったわけではないですし、マイル戦での2馬身半は決定的な差と言って良く、今日はグランアレグリアが素晴らしいレースをしたことに尽きるでしょう。スタート、道中の折り合い、直線でのコース取り、どれをとっても非の打ちどころがなく、まさにマイル女王に相応しい競馬だったと思います。
負けたアーモンドアイもさすがの強さを見せてくれましたが、やはり出負けしたのは残念でしたねぇ。。直線での伸びがもう一つだったのは稍重馬場の影響もあったでしょうし、そういう少しずつのマイナスの積み重ねが、完璧な競馬をしたグランアレグリアに及ばなかった要因なのだと思います。今日のレース、そして昨年の有馬記念を思い起こすと、やはり、アーモンドアイは軽い良馬場の高速決着でこそ本領を発揮する馬なのだろう思います。(まあ、稍重でもすごく強いですけど(^^ゞ)
うーむ。。昨年の覇者インディチャンプも頑張りましたが、こりゃあ、マイル戦で牝馬に勝つのが相当に大変な世の中になってしまいました。秋のアーモンドアイはマイル路線ではないと思いますが、今度はグランアレグリアに勝たないといけないってことですからねぇ(^^;)
**6/7東京11R 安田記念(G1/芝1600m)・稍重**
今後の走りに注目したいですね。
本当に不思議な壁ですよね。
普通であれば、秋に8勝目を挙げるのは確実な気もしますが、それを言うなら今回だってそう思われていたのですから…
でも、やはりアーモンドアイは素晴らしい馬。G1を7勝でも8勝でも、そんな事に関係なく称賛されるべき存在ですね(^^)