シュウジデイファーム在厩のキングエルメスは、おもにBTCの屋内ダートトラックや屋内坂路において、ハロン14~22秒ペースのキャンターを乗り込まれています。
◇石川代表のコメント 「準備運動の際に元気の良すぎるところを見せる程度。調教では順調に乗れており、段々と体を大きく見せるようになってきました。必要な箇所に少しずつ筋肉が付いてきた印象です。屋外でのゲート練習は進入・駐立を確認し、手開けで出すところまで。特に問題はありません」
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石川代表が「段々と体を大きく見せるようになってきた、必要な箇所に少しずつ筋肉が付いてきた」とコメントしてくれていますが、ここにきてトレーニングの成果が出てきた所為もあるのでしょう、もともとバランスの良い好馬体に、さらに磨きがかかってきたように感じます。
具体的には500kg級の馬体でも全く重さを感じませんし、適度な胴伸びがあり、胸前、トモのボリュームも現時点では申し分なし。矢作厩舎の皆さんは短いところからの始動を考えているようですが、もしもそうだとしても、この馬体ですから(半兄カイザーノヴァ同様に)精神面を確認しながら距離を延長していくのが既定路線だと思います。
最近は2歳馬の始動が本当に早くなっていて、すでにトレセンにも2歳馬たちがバンバン入厩しています。キングエルメスの場合は北海道デビュー狙いなので、トレセンではなく競馬場入厩の流れになりますが、本当にその路線で行くかどうかは、今から一ヶ月ほどの進捗を見ての判断になりそうです。
【シュウジデイファーム在厩のキングエルメス:公式HP(2021/5/7更新分)より】
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