美浦トレセン在厩のピークブルームは、先週末より坂路入りを再開しています。4/23の馬体重は446kgです。
- 24.04.24 助 手 美南坂稍 1回 62.3-45.7-30.1-14.9 馬ナリ余力
◇蛯名正調教師のコメント 「24日は15-15程度で登坂。前走後も変わりなくきていますよ。その後も色々と考えたのですが、まだバリバリ使っていく感じではないですし、ここにきてやっと競馬のカタチになってきたところですからね。中1週で仮に権利が獲れたとしても、何回か使って先につながる競馬という訳にはいかないのかなと。よって次走は中2週あけて、5月5日東京1R 3歳未勝利・牝(ダ1600m)から投票していくことにしました」
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先週時点では中一週で(今週の)レースを使うプランが出ていましたが、結局、中2週で来週のレースに。。蛯名先生がよくよく考えての判断ですし、まだ完成前の牝馬であることを思えば、この方が普通の使い方かもしれません。
レース間隔以外について、例えばダート1600m戦を試す流れなどは変更なし。マイル戦をこなせば今後に大いにプラスになりますし、あえて今週をパスしたことも含めて、次走では前走以上のパフォーマンスを期待したいです。
ということで、何だかんだと言いながら、ピークブルームの状態はジワジワっと上がっているようにも思えますし、この調子で着実な出走と成長のサイクルをうまく回していきたいです。
まだ慌てる時期ではないですが、ここで歯車が狂うとアッという間に時間は過ぎていきますので、様々なことを試しつつ結果も大事にしていきたいですし…。と、口で言うほど簡単なことではないですが、ここを乗り越えないと先はありませんし、いずれ地方交流競走のような奥の手を使うにしても…ですからね(^^ゞ
【2024/4/14中山1R 3歳未勝利(牝/ダ1800m)でのピークブルーム:公式HPより】
栗東トレセン在厩のエスペシャリーは、25日朝は坂路で15-15程度を消化しています。
◇四位調教師のコメント 「すぐに放牧に出すのではなく、まずは手元で15-15を乗ったうえで様子を見ていく方針。疲労度などをよく観察しながら、放牧を挟むタイミングを検討していきたいですね。いずれにしてもデビューの前にいったん放牧に出し、フレッシュな状態でトレセンに戻してからレースへ。遅生まれの子ですから、慌てず大切に育てていきたいと思います」
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ゲート試験合格後もトレセンに残って調教を積んでいます。
ただし、四位先生によれば「遅生まれの子なので慌てず大切に育てていきたい」とのことなので、あまりデビューを急ぐ雰囲気ではなさそうです。ちなみに私もその方針に大賛成ですから、次は『このあとの追い切りでどんなパフォーマンスを見せるのか』、さらには『デビュー前の一旦リフレッシュがいつになるか』に注目したいと思います。
いずれにしても、とんとん拍子でここまで来れたのは本当に素晴らしいと思います。
そんなに急かしているわけでもないのに、その気になれば新馬戦の開幕週デビューだって狙えそうですし、ここ数年では、いや、今まで私が出資をした馬の中で一番仕上りが早いかもしれません(^^ゞ
栗東トレセン在厩のプライムラインは、24日、坂路で追い切られています。
- 24.04.24 北村友 栗東坂稍 1回 53.6-38.8-24.8-12.5 馬ナリ余力
エンペザー(古オープン)馬ナリに0.6秒先行クビ遅れ
◇田中克調教師のコメント 「24日に坂路を併せ馬で53秒台。これまでは15-15を中心とした調教を念入りに積んできましたが、今週からは少し動かしていこうと思います。目標レースは5月19日京都11R 高瀬川ステークス(3勝クラス・ダ1400m)。気温の上昇とともにペースアップを図り、状態を上げていきたいですね」
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目標レースが明らかになり、ようやく臨戦態勢に入りつつありますね。
次走の高瀬川ステークスは何だかんだで5ヶ月ぶりのレースになりますし、前走、前々走ではまさかの凡走をしてしまいましたから、ここで心機一転、良いカタチで再スタートを切って欲しいところです。
ちなみに次走の条件については、『もしかしたらダート1400m戦以外の選択肢もあるかな?』と考えていたのですが、休み明け初戦については走り慣れた1400m戦で…ということになったようです。まあ、確かに条件変更については次走でなくても良いですし、休む前との比較がし易いという意味でも、今回はダート1400mが無難な選択と言えそうです。
あとはとにかく無事に出走までこぎ着けて欲しい。。のその前に、去勢で減った馬体重がどの程度になっているかも気になりますが、それはまたいずれレポートしてもらいましょう。
栗東トレセン在厩のメリタテスは、25日朝、坂路で追い切られています。
- 24.04.25 柴田裕 栗東坂稍 1回 52.2-38.1-25.3-12.8 一杯に追う
◇矢作調教師のコメント 「すでに前走の疲れは抜けており、いつものテンションで元気いっぱいといった様子です。今朝は坂路を単走で52秒台。問題なく次走に向けての調整に移行しています。目標は来週5月5日京都12R 1勝クラス(ダ1400m)を予定。鞍上については、これから決めていきたいと思います」
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いやいや、もっと軽めにやるのかと思いきや、レース間隔が詰まっている割には一杯に追っているんですね。
もちろん、厩舎の皆さんがメリタテスの状態を見ながら追い切っているわけで、これだけやれるというのは馬が元気一杯な証拠でしょう。矢作先生も「いつものテンションで元気いっぱい」と仰っていますし、本当にこのタフさには頭が下がります。
そして、目標レースは新潟ではなく京都の1400m戦になるとのこと。新潟だとまた輸送になりますし、初距離の1800m戦を走らせるよりは経験のある京都の1400m戦で…ということなのでしょう。
あとは、「鞍上についてはこれから決めていきたい」ということは、古川奈穂騎手は今回は乗れない感じなんですかね? まあ、都合がつかなければ仕方がないので、古川さんに遠慮することなく、バシッと現級を卒業しちゃって欲しいです!
【栗東トレセン在厩のメリタテス:公式HP(2024/4/25更新)より】
美浦トレセン在厩のセントアイヴスは、24日、坂路で追い切られています。4/23の馬体重は520kgです。
- 24.04.24 助 手 美南坂稍 1回 57.1-41.2-26.3-12.3 馬ナリ余力
シベリアンポラリス(三未勝)馬ナリに0.6秒先行同入
- 24.04.21 助 手 美南坂良 1回 57.5-41.8-26.8-12.9 馬ナリ余力
レボルシオン(三未勝)馬ナリに0.5秒先行同入
◇蛯名正調教師のコメント 「3頭併せの外で併入。いったん放牧を挟んだことで、だいぶ疲労感は抜けていますね。来月の新潟もしくは東京開催での障害デビューを視野に入れて、徐々にピッチを上げていければと思います。もう少し乗り込んでレースを具体化できるようになったところで、五十嵐雄祐騎手にも聞いてみる予定です」
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坂路での追い切りが進み、馬体も若干絞れてきました。蛯名先生からも「だいぶ疲労感は抜けている」と、リフレッシュ効果を評価いただきましたし、この流れでいけば、来月の新潟又は東京開催で待望の障害デビューが果たせそうです。
いや、厳密には五十嵐雄祐騎手からGOサインをもらわないといけないようですが、まあ、そこは何とかなるんじゃないのかなと。。以前の練習動画ではそんなに飛越が下手な印象は無かったですし(^^ゞ
正直、初めての障害ですから不安がないワケではないですが、一歩目を踏み出さないことにはその先へは進めませんし、折り合いに不安がない点やバテずにジリジリ伸びる本馬のようなタイプは障害向きだと思うんですよね… というのは素人なりの感想なので、実際どうなるかは分かりませんが、そのうちにドンカルロさんと一緒に走れるようになれたら嬉しいです(^^)
【美浦トレセン在厩のセントアイヴス:公式HP(2024/4/25更新)より】
テラステラは、4月27日京都10R 三木特別(2勝クラス・芝1400m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 24.04.24 助 手 栗東坂稍 1回 55.7-40.0-25.4-12.5 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「24日に坂路を単走でサーッと55秒台。中1週、連闘、そして中1週での競馬となりますが、疲れている様子などはまったく見受けられず、前走時同様の好調子をキープできていますよ。やはり1400mの距離が良さそうですから、ここは坂井瑠星騎手とともにもうひと頑張りしてもらいたいと思います」
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テラステラの出走が確定しました。
連闘だった前走の三木特別から中一週、常識的にはひと息入れそうなローテーションではありますが、今にして思えばチャンピオンヒルズでの調整、トレセンに戻ってから出走に至るまでの追い切りでも余裕を残していた気がします。もしかしたら、矢作先生は『通常以上に間隔を詰めてレースを使う』作戦を最初から想定しておられたのかもしれません。
そして、「坂井瑠星騎手とともにもうひと頑張りしてもらいたい」とのコメントは、あくまで『テラステラを一番わかっているのはお前だぞ!』的な、厳しさと優しさがてんこ盛りの強いメッセージかもしれません。
前走では池添騎手がノーストレスの良い競馬をしてくれました。その上であえて、いや、当然のこととして坂井騎手に手が戻るわけですから、ここは結果で『主戦は俺だ!!』を証明して欲しいですし、きっとそうなるだろうと思います(^^)
**2024/4/27京都10R 御池特別(2勝C/芝1400m)出走馬**
【栗東トレセン在厩ののテラステラ:公式HP(2024/4/25更新)より】
ジーベックは、4月27日京都3R 3歳未勝利(ダ1900m)に坂井瑠星騎手で出走します。
- 24.04.24 助 手 栗東CW稍 6F 85.3-68.7-53.7-38.7-12.0(6) 一杯に追う
ホウオウアマゾン(古オープン)一杯の外1.5秒先行同入
- 24.04.10 助 手 栗東CW稍 6F 84.0-68.7-54.1-38.8-12.1(9) 一杯に追う
レヴォントゥレット(三未勝)強めの外0.2秒先行0.3秒遅れ
◇矢作調教師のコメント 「24日にCウッドを長めから追い切りました。しっかりと調子を維持できていますよ。元々良いところがあると思っていた馬ですし、一度実戦を使ってさらに上向いた印象がありますね。相手関係などを精査した上で、最終的にはダート1900mのほうへ。ここは前走以上の結果と内容を期待したいところです」
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ジーベックの出走が確定しました。
レースは27日京都3レースのダート1900m戦で、当初言われていた1レースの1800m戦ではありませんでした。まあ、初戦が2000m戦だったこと、3レースの方が頭数が落ち着きそうだったこと、さらには出走馬の顔触れを考えると、(どちらになっても坂井騎手が乗れるわけですし)この選択は当然じゃないかと思います。
ちなみにやや急仕上げだった前走(デビュー戦)があの内容(中団から脚を伸ばして僅差の3着)でしたから、おそらくそれなり以上の人気を背負うことになるでしょう。競馬は人気通りに決まるわけではないものの、本馬に関しては、あえて人気を背負ってそれに応えて勝ち上がる、そういう姿が似合っているんじゃないかと思います(^^)
ジーベックの状態については、これはもう矢作先生の「一度実戦を使ってさらに上向いた印象」とのコメントが全てでしょう。おそらく矢作先生は『勝ち星ひとつ』を計算していると思いますので、きっちり期待に応えたいです!
**2024/4/27京都3R 3歳未勝利(ダ1900m)出走馬**
【栗東トレセン在厩のジーベック:公式HP(2024/4/25更新)より】