マードラドは、25日、いったん吉澤ステーブルEASTへ放牧に出ています。
◇鈴木慎調教師のコメント 「馬体にダメージはありませんが、メンタル面に配慮してひと息入れてから次走へ。第3回中山開催のダート1800mあたりに使えればと思っています。煩いだけならいいのですが、それが頭の高さにつながってしまう点が悩みのタネ。そうなると体をうまく使えず、ブレーキも利かないですからね。いきなり全部は難しくても、何とか走れる態勢まで持っていきたいところです」
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そりゃあ、鈴木慎先生の悩みも尽きませんよねぇ…。前走でも競馬の内容以前の課題を露呈してしまいましたし、現状、一気に課題を解決する手段が見つかりそうもありませんから。。
その一方で、前走で482kg(プラス6kg)だった馬体はすごく見栄えがするだけに、そう簡単に諦める気にもなりませんし、今は少しずつでも常識を身につけて、「何とか走れる態勢」になって欲しいと祈るのみです。
まあ、やるだけやってダメだったら、それは仕方がないと割り切るしかないですが…。鈴木慎先生、厩舎の皆さん、内田騎手が面倒を見てくれているうちに、マトモなレースを見せて欲しいと思いますm(_ _)m
宇治田原優駿ステーブル在厩のジーベックは、おもに周回コースで軽め2000m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1回の速めを乗られています。
◇松山担当のコメント 「2本目はさらに行きっぷりが良く、半マイル57秒0の終い12秒8。ここの坂路で12秒台は優秀な部類ですし、それも舌鼓やステッキなしの馬なりですからね。フットワークも含めて、牧場では本当に言うことがない状況なのですが…。こちらではハロン18秒くらいまで遅いペースになると馬が走りたがって頭を上げる格好に。乗り手との意思疎通がとても大事なタイプと言えそうです」
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先週は松山さんから「馬が逞しくなっているのは間違いなさそう」との話がありましたが、今回は「フットワークも含めて牧場では本当に言うことがない状況」と、ここ数戦結果が出ていないのが不思議で仕方がない…といった感想をお持ちのようです。
ただ、そうは言っても結果が出ていないのが現実ですから、外厩と厩舎でさらに連携をとっていただいて、何とか牧場での良さを実戦で発揮できるよう導いて頂ければと思いますm(_ _)m(言うだけなら簡単なんですけれど(^^;))
いずれにしても、半マイル57秒(馬ナリ)まで進んでいれば、あとは厩舎から声が掛かるのを待つだけでしょう。いったん、本馬の本格化は今年後半と想定したものの、1勝クラスはその前に卒業してもらって全然OKですからっ!
【2024/12/14中京6R 3歳以上1勝クラス(ダ1400m)でのジーベック:公式HPより】
吉澤ステーブルWEST在厩のコンタンゴは、引き続き、おもに周回コースで軽め2400m、坂路でハロン18~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回、15-15程度を乗られています。
◇柴原マネージャーのコメント 「気が入る感じは適度な前向きさとして捉えても良さそうですね。馬体重は変わらず434kg。食欲も含めてもう少し食べたものが実になってもらいたい状況です。先週来場した調教師によれば、『今度は第2回中京開催を意識。そのためにもなるべく体を増やしておいてほしい』とのことでした」
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馬体重は434kgのまま。藤原先生が「なるべく増やしておいて」と仰るのはご尤もと言いますか、15ー15の継続程度であまり身体が増えなくなるようでは、この先の生き残りをかけた戦いが心許なくなってきます。
まあ、それは全体的に幼さが残っている故とは思いますが、これからの未勝利戦はムチャクチャ強い馬が少なくなる代わりに、どの陣営も必死で勝ちにきますからね。こちらもビシッと鍛えて挑まないと、そう簡単にはいきません。
気持ちが入ってきたことは前向きに捉えるとして、とにかくもう少しパンとして欲しいなと。。素質馬であってもひとつ勝つまでは安心できませんし、そのためにも、早く藤原厩舎のスパルタに耐え得る心身になって欲しいと思います!m(_ _)m
【2025/1/25中京5R 3歳未勝利(芝1400m)でのコンタンゴ:公式HPより】
学芸大学駅の近くに『ケイシチョウ』なるお店があるということで、ダーツの試合前に軽く覗いてみることにしました。いや、ケイシチョウは『警視鳥』と書くのですが、そういうことをされるとちょっと気になりますよね。
飲み物は梅干しサワーから。となりの白いのは一緒にいったメンバーの豆乳サワー、だったかな?
非常に特徴的、インスタ映え?するポテサラ(^^;)
真ん中から割ってみたら、何だかシュウマイっぽくなりました。こういうちょっと珍しい、凝ったことをするのが人気の秘密なんですかね。ここまでやる必要があるかどうかは微妙ですが、楽しいことは確かです。
こんなに立派、トロットロのちょうちんがあるのは嬉しい誤算でした!
串モノはもう一品、『すだちしそふりそで』です。すだちとしその風味がサッパリ爽やか!
内臓系は茹で刺しで。豚タンねぎ塩と牛ハツの生七味合盛りは、低温で茹でた後に刺身にしてあります。こういうのは絶対に『生』の方が美味しいですが、安全面を考えるとこれもアリか…。『生』が苦手な女子などはこの方が良いかもしれませんしね。
ガッツリ濃厚系からは、白子麻婆豆腐を! 麻婆豆腐は山椒がきいた本格派、そこに白子ですから身体に悪いこと請け合いです。それにしても、麻婆豆腐に白子を乗せて食べたのは人生初かもしれません(^^ゞ
料理が濃厚な場合、ハイボールなどキリッと爽やかなお酒を合わせるのもアリでしょう(^^)
ということで、あとの予定があるので今回の調査はここまで。もう少し時間があれば試してみたい料理もありましたが、それだけの理由で遅刻するわけにはいきませんからね。
結果、さわりだけの調査になってしまったのは残念ですが、課題は少しずつクリアしていけば良いわけで、チャンスがあれば(つくって?)再び訪問し、アレやコレやを追加で試してみたいところです。
ただ、警視鳥さんはなかなかの人気店のようで、予約をしないと入れないかもしれないのが微妙です。この手のお店はフラッと行ってチョコッと飲んで…みたいな方が嬉しいのですが、まあ、そんなに都合良くはいきませんよね(^^;)
警視鳥
目黒区鷹番3-18-21 ツインタウン学芸大学2F
03-4400-5176
アンジュシュエット’24
兄は重賞戦線を賑わすヘリオス、純真な心が素敵な夢を叶える。
◇牝当歳 鹿毛 2024.05.02生 浦河産
◇父:キタサンブラック 母:アンジュシュエット (母の父:フレンチデピュティ)
◇栗東・友道康夫厩舎予定
◇販売総額 5,700万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT
◇Point!:名繁殖牝馬シャンランの母系からまた一頭楽しみな女傑候補が登場。生まれながら骨格に恵まれ、4月初旬生まれの仔馬たちと比較しても遜色のない馬体は母や兄姉によく似てガッシリとした造り。落ち着きがあって寄り添うように甘えてくるような性格ゆえに放牧地でも泰然として構えており、動き出すと一歩一歩を踏みしめるような力強さで迫力のランニングフォームを見せてくれている。父にキタサンを迎えて守備範囲は広そうだが、現時点ではダートのマイルから中距離のイメージ。半兄ヘリオスのように重賞の舞台における華々しい活躍を期待したい。
◇最新近況(2025/2/14):パカパカファーム厚賀分場在厩。引き続き、昼夜放牧で管理されています。
「中間に腹部に外傷を負いましたが、舎飼にするような怪我ではありませんでしたので休まずに昼夜放牧を継続しています。キタサンブラック産駒らしく体高の伸び方が顕著。重量感はこれからのようですが、今は成長が鈍る時季ですし、父の産駒はゆっくりと身に付くタイプが多いですからね。特に気にはしていません。このひと月で雪はなかったものの、日中が暖かかったせいか地面の硬さも緩和され、脚元のトラブルなく過ごすことができたのは良かったです。今は冬毛でモコモコの体をしていますが、これまで順調に成長できていますので、春が楽しみな一頭です」(山田担当)
◇最新写真(2025/2/18更新:パカパカファーム厚賀分場)
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3/10申込み解禁のMalakoot’24、エンパイアブルー’24に行く気満々なのはすでにご承知の通りですが、24年産馬の中ではもう一頭、アンジュシュエット’24についてもかなりの魅力を感じています。
もともとの血統レベルが高いことに加え、動画で見ると脚運びがまっすぐで本当に綺麗。5月生まれなので仔馬感が強いのは仕方がないですが、フレームがしっかりしていて柔らかみもあるし、バランスの良さも充分に目立っていると思います。
ちなみにキタサンブラック牝馬としては(世代違いながら)パドックシアトル’23も募集中になっていて、この一ヶ月で馬体が445kgから460kgに増えるなど非常に順調な様子が伝えられています。
■パドックシアトル’23(牝)(2/21更新):シュウジデイファーム在厩。BTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン18秒ペースのキャンター1本。週1~2回、3F15-15程度を乗られています。馬体重460kg(1月下旬測定)
「この中間は一時的にBTCに滞在させるなど、色々と経験をさせながら。居場所が変わっても飼葉をペロリと平らげていましたし、うまく対応してくれていましたよ。昨日は15-15で登坂。落ち着きがあって問題なく動けていました」(岸本担当)
実は私、総合的なレベルの高さではアンジュシュエット’24に分があるかも?と考えているのですが、実際に競馬でどちらの方が走るかなんてやってみなければ分かりませんし、それならいっそ両方に…という楽な作戦も浮かんできて… いや、そもそも世代が違う2頭を比べるのが難しいわけで、アンジュシュエット’24は24年産馬の中で、パドックシアトル’23は23年産馬(エンパイアブルー’23やパーフェクトラヴ’23など)との比較をしないとダメですよね(^^ゞ
うーむ、そうなるとアレですよね、アンジュシュエット’24はパドックシアトル’23と比べるのではなく、エンパイアブルー’24とどちらにするかを考えないといけないのか…。(よく考えると当たり前?)
正直、エンパイアブルー’24に対する現時点での私の評価はかなり高く、今どちらか一頭を選べと言われたらすんなり結論が出せるものの、果たしてそういうことでイイのかどうか、3/10までに方針をきちんと決めたいです。
まあ、いろいろと悩んだ末に『3/10にMalakoot’24、エンパイアブルー’24へ申し込み、アンジュシュエット’24や23年産馬については引き続き様子見…』とするのが落としどころな気はしますが、まだ2週間はたっぷり考えられますからね(^^)
この土日、ストラテージュ、エスペシャリー、マードラドと3頭の3歳馬たちが初勝利をめざして出走しましたが、デビュー戦だったストラテージュは10着、エスペシャリーは2着、そしてマードラドは15着と明暗がくっきり分かれました。
ただ、ストラテージュとマードラドの大敗については原因がハッキリしており、いずれも(程度と種類は違っているものの)課題は精神面。簡単にクリアする対処法がないだけに難しいとも言えますが、両馬ともに続戦を基本に考えて頂けるようですし、経験を積みながら少しずつ前進を図っていくしかありません。(牝馬好きは治らないかもしれませんけれど(^^;))
エスペシャリーに関しては、結果を見ると小倉の芝1200mを選んだ陣営の作戦はハマりました。今回、人気薄の逃げにマンマとやられたのは残念ですが、スタートからゴールまで1200mを実に気持ちよさそうに走っていましたし、まずは1200mで勝ち上がり、チャンスがあれば距離を延ばしていく…みたいな道筋が見えてきたのは良かったです。
その上で、負けたとは言えレースセンス、スピードは未勝利馬のものではなかったですし、エスペシャリーはブルータス、アスゴッドとともに『近いうちに問題なく勝てそうなグループ』にはいってくれたと思います。
そして、今週出走見込みなのはエレガンシアとアスゴッドです。
エレガンシアは全くヤル気を見せずに大敗した7月の新馬戦以来、2度目のレースになります。前走後はチャンピオンヒルズを中心にみっちり鍛え直されてきましたし、ここで大きな変わり身を見せて、『近いうちに問題なく勝てそうなグループ』に入りたいところ。ただしトレセンの追い切りでは『やめグセ』的な部分が残っているようにも感じられますので、(無いと信じたいですが)結果次第で『課題は精神面』のグループに入っちゃう可能性もあるでしょう(^^;)
アスゴッドについては、気掛かりはやや急仕上げな点だけかなと。もっとも10日競馬を自在に使う矢作厩舎のことなので、今回いきなり勝てれば100点満点、一度叩いて次で勝つパターンなら90点、みたいなことは充分考えられているでしょう。あとは相手関係次第になりますが、そろそろ結果が欲しいのも事実ですし、勝利を期待したいと思います。
しかし、今週末はもう3月ですか…
今週、来週で10日解禁の18周年記念募集馬への態度も決めないといけませんし、何だかんだバタバタしているうちにアッという間に桜花賞、皐月賞が来てしまいます。そうなるとダービーだって目の前ですし、その頃には23年産馬の中で早期デビューを目指す組とじっくり進める組がハッキリしていることでしょう。
そう言えば、23年産馬の競争馬名決定がそろそろですよね。昨年も多分3月第一週に発表だったと思いますので、どの馬も格好良くて馴染みやすい、良い名前に決まってくれることを祈ります(^^)
**出資馬の状況**
**2025年総合成績**
【フェブラリーS】コスタノヴァがG1初挑戦で新ダートマイル王の座に就く! キング騎手は女性騎手初JRA平地G1制覇の快挙:サンスポZBAT!
第42回フェブラリーステークス(4歳以上オープン、G1、ダート1600m)は、レイチェル・キング騎手の2番人気コスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)が好位から堂々と抜け出す王道の競馬で優勝。G1初挑戦で新ダートマイル王の座に就いた。今回の勝利で東京ダートは6戦負けなし。R・キング騎手は女性騎手初のJRA平地G1制覇の快挙を達成した。タイムは1分35秒5(良)。
3/4馬身差の2着には最内を突いて伸びたサンライズジパング(5番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に1番人気のミッキーファイトが入った。
フェブラリーSを勝ったコスタノヴァは、父ロードカナロア、母カラフルブラッサム、母の父ハーツクライという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は10戦7勝(うち地方1戦0勝)。重賞は今年の根岸S(G3)に次いで2勝目。木村哲也調教師、R・キング騎手ともにフェブラリーSは初勝利。
◆R・キング騎手(1着 コスタノヴァ)「JRAのG1を勝てて非常にうれしいです。この馬に乗るのは初めてで、厩舎スタッフや乗っていた騎手に話を聞いたり、VTRを見たりしてのぞみましたが、結果的に非常に乗りやすい馬でした。上のクラスでステップアップできる馬です。ファンの皆さんにいただいた力で勝つことができました」
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サウジカップでのフォーエバーヤング、ロマンチックウォリアーの死闘との比較はできませんが、1~5番人気馬が上位を独占したフェブラリーSもなかなかの好レースだったと思います。(多少、小粒感があるのは致し方なし…)
勝ったコスタノヴァは好位4~5番手から直線で早めに抜け出し、しっかり後続を抑える正攻法で勝ち切りましたし、根岸Sの快勝がホンモノであることはもちろん、東京コース巧者ぶりを如何なく発揮してくれたと思います。
そして、何と言ってもレイチェル・キング騎手…。今回の勝利は『女性騎手初のJRA平地G1制覇』だそうですが、R.キング騎手をいわゆる『女性騎手』というカテゴリーに分類していいのか?という気すらしてきます。堂々としているしソツがないし、追って馬を持ってくることもできるし、日本の女性ジョッキーたちにもさらに頑張って欲しいなと思いますm(_ _)m
最後になりますが、広尾TCから果敢に挑戦したアンモシエラも頑張りました。
さすがに逃げのカタチは作れませんでしたが、スタートから果敢に出していって4角まではコスタノヴァと同じ位置。直線で最下位まで沈んでしまったのは残念ですが、強いメンバー相手に堂々と勝負をしたのは良かったと思います。
そうですねぇ、この際、ジーベックでもブルータスでもアスゴッドでも良いので、フェブラリーSを意識できるくらいのパフォーマンスを見せてくれないかなぁ… いや、それはさすがに目標高過るぎなぁ…(^^ゞ
**2025/2/23東京11R フェブラリーステークス(G1/ダ1600m)・良**
フェブラリーステークス【2025年2月23日東京11R】:競馬ラボ
【サウジカップ】やった! フォーエバーヤングがロマンチックウォリアーを破って優勝!:サンスポZBAT!
世界最高賞金のサウジカップ(G1、ダート1800m、1着賞金1000万米ドル)が22日(日本時間23日未明)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(栗・矢作、牡4)が香港の英雄ロマンチックウォリアーとのマッチレースをクビ差で制し、見事に優勝を飾った。勝ちタイム1分49秒09(良)。矢作芳人調教師は2023年パンサラッサに次ぐサウジC2勝目となった。日本馬の海外G1制覇は、23年ドバイワールドC(ウシュバテソーロ)以来。
同じく日本から挑んだ菅原明良騎乗のウシュバテソーロ(美・高木、牡8)は3着、川田将雅騎乗のウィルソンテソーロ(美・高木、牡6)は4着、三浦皇成騎乗のラムジェット(栗・佐々木、牡4)は6着だった。
◆坂井騎手(1着 フォーエバーヤング)「信じられない気持ちです。もちろん、(ロマンチックウォリアーを)かわせると思って乗っていました。この馬を信用していますし、誇りに思います。とても素晴らしかったです」
◆矢作調教師「信じられない強さです。ロマンチックウォリアーも素晴らしかったのですが、差すと信じていました。(先に前に出られても)まだチャンスはあると思っていました。彼は旅が好きなので、それがよかったです。私も旅が大好きです」
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残り400mからのフォーエバーヤングとロマンチックウォリアーの激闘、凄かったですねぇ…
一度交わされながら最後に捻じ伏せた相手、ロマンチックウォリアーは言わずと知れた香港の英雄、世界の賞金王ですからね。3着のウシュバテソーロだって23年のドバイワールドカップを勝った馬なのに、それを10馬身以上千切ったのですから、フォーエバーヤングとロマンチックウォリアーの叩き合いが異常な高レベルで行われたことは明らかです。
その意味では、ロマンチックウォリアーの強さも半端ないわけですが、どうでしょう、早めに動いて外からマクリに行ったことが、結果的にフォーエバーヤングの差し返しをくらう原因になってしまったかも…。まあ、フォーエバーヤングさえいなければ大楽勝だったわけですし、単純にあの仕掛けが間違いとは言えないですが、あえてJ.マクドナルドさんの誤算を指摘するなら、海外経験豊富な坂井瑠星騎手、矢作芳人厩舎の勝負強さは常識外れ…という事実を見逃したことかもしれません。
それにしても凄いよなぁ…
矢作厩舎の皆さん、坂井瑠星騎手、おめでとうございます!!
ということでサウジカップ、もう一度勝ってみたいなぁ(^^ゞ
**2025/2/22サウジ サウジカップ(G1/ダ1800m)・良**
レース結果:2025年サウジカップ:JRA
東京2レース 3歳未勝利(ダ2100m)で15着となったマードラドの関係者コメントです。
◇内田騎手のコメント 「返し馬に入ろうとしたものの頭を上げてしまい、これでは止まらなくなる可能性もあると判断。過度に消耗してしまう恐れもありましたので、結局はおこないませんでした。今日はダート適性云々以前の問題かと。まだ馬の気持ちと走ることに対するバランスがとれていない状況ですので、このあたりは引き続き調教師と相談をしながら考えていきたいと思います」
◇鈴木慎調教師のコメント 「返し馬ができなかったのは仕方がない面もあると思います。まだ馬の気持ちや集中力が競馬に参加するまでに至っていない様子で、そこが最大の課題ですよね。今回ダートのレースに向かったのは、下のクッションの違いやキックバックを受けたりすることによって馬が冷静になるケースもあるから。そこに期待していたところもあったのですが、残念ながら、そうはいきませんでした。それでも4コーナーの雰囲気などはそこから脚を使ってくれそうにも見えたのですが・・・少し走ったらまた集中力がなくなってしまいました」
◆クラブのコメント 「やや外に寄れるようなスタートになり、道中はフワフワとした走り。4コーナーでは外を回って取り付く姿勢にも見えましたが、再び頭が高くなってしまい気持ちが続きませんでした。まだ返し馬ができないような状態ではあるものの、人馬ともに無事ダート競馬を経験。引き続き試行錯誤を重ねていくなかで、何とかきっかけを掴んでいきたいところです。なお、このあとは、「いったん放牧を挟むかもしれませんが、中山ダート1800mあたりも選択肢のひとつとして上がりの様子を確認していく」(調教師)予定となっています」
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現地のOzさん情報により、返し馬をやらなかったことは伝わっていましたが、それは当初からの作戦だったわけではなく、内田騎手がその場で「止まらなくなる可能性もあると判断」したからとのこと。内田騎手は「まだ馬の気持ちと走ることに対するバランスがとれていない状況」とも仰っていますし、まだまだデッカイ課題が満載です。
まあ、私の競馬、一口馬主経験の中でもここまでの気性難はなかなかいませんでしたから、単純に『去勢しちゃえ!』というのも乱暴でしょうし、本馬については鈴木慎先生、厩舎の皆さんと内田騎手にお任せするしかないですね。
いずれにしても、慣れることも含めてレースは経験させなければいけませんから、この際、中山ダート1800mでも何でも良いので、(勝ち負け度外視になってしまいますが)できるだけ多くの出走機会を頂ければと思いますm(_ _)m
東京2レース 3歳未勝利(ダ2100m)に出走したマードラドは15着でした。
【レース内容】やや出負け。大外枠からゆったり追走するも、砂を嫌がっているのか頭は上がり気味。1~2コーナーをソロッと回って向こう正面に入ったあたりでようやく落ち着いたように見えました。ただ、全体的に行く気があまりない感じで、内田騎手が常に促しているようにも見えましたので…。その後も後方を追走し、4角を回って直線に入ったところで追い出すと、今度は内にササるなど真っ直ぐ走らせるのが難しい素振り。バテていたかどうかはわかりませんが、最後は流す感じで15位入線となりました。
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一応、無事に完走はできたので…
パドックでの様子や返し馬を見ていないので、全体的な評価は難しいですが、『競馬場に行って準備をし、手順を踏んでレースをして帰ってくる』という一連の流れを大過なくこなしたとすると、デビュー時からの進歩はあったのかもしれません。
ただし、これから勝利をめざしていくという点では全くアレなので…。画面を通して見た限りでは、ダートがダメってわけではなさそうですが、何しろ後方待機でグルっと回ってきただけなので、今後の見通しなども立てにくいところです。
そうですねぇ、現状をガラッと変えるような特効薬はないでしょうが、やれることが残っているならチャレンジしていきたいですし、場合によっては『ナニを取っちゃう』みたいなことも含めて考えざるを得ないのかなと…。
いや、まあ、とにかく内田騎手や鈴木慎先生のコメントを待つしかないですねm(_ _)m
**2025/2/23東京2R 3歳未勝利(ダ2100m)・良**
サラ系3歳未勝利【2025年2月23日東京2R】:競馬ラボ