引き続き、陶磁器の、絵付けについて、述べたいと、思います。
② 下絵の具の種類と選定
) 昔より使われている、下絵付けの、代表的な絵の具として、酸化鉄による鉄絵、鬼板によるもの、
及び、呉須に代表される、酸化コバルト配合の物が有ります。
) 現在では、上記以外に、赤、白、ピンク、黄色、緑、青、黒、茶、茶金などが有り、
同じ色の範囲も、多種多様で、豊富な種類が、市販されています。
(尚、メーカーによる違いは、ほとんどありません。)
・ 呉須にも種類が多く、古代呉須、墨呉須、紫呉須、青呉須、土呉須、焼貫呉須などが有り、
色相も各々違っています。
a) 焼成後の色は、塗った時の色と、大差有りません。
但し、上に釉が掛かりますので、光沢が出て、若干感じが、違います。
又、酸化鉄を使った場合には、色は黒又は、褐色(茶色)に成ります。
b) 絵の具は、なるべく、他の色と混ぜないで、使います。
混ぜると、その中間色が、出るかも知れませんが、確実に、色は濁り、鮮やかさが、
なくなります。(場合によっては、全く違った色に成るかも、知れませんので、注意)
) 粉末の物、チーブ入りの物、クレパス状の物、更には、転写紙による物など、その形態は、
様々です。その使用方法も、形態によって、異なります。
) 酸化鉄(弁柄など)を使う場合や、鬼板(酸化鉄以外に、多量の不純物を含む)を使う以外は、
一般には、市販品の絵の具を使う事が、多いはずです。
・ 市販品を選ぶ際、その絵の具が使える、最高温度を確認して下さい。
又、最高温度が、表示されていない場合には、楽焼用か、本焼用かを、確認します。
楽焼用は、本焼きには使えません。逆に本焼用は、楽焼に使えます。
・ 最高温度は、その絵の具の発色を、保障する温度で、それ以下ならば、使用可能です。
・ 楽焼は、1000℃以下で使用します。本焼の焼成は、陶器の場合1230℃~1250℃が、
一般的です。最高温度1200℃と表示された、絵の具は、本焼は不向きだと、思ってください。
・ 酸化鉄や、鬼板、呉須は、本焼、楽焼の両方に、使えます。
) 絵付けをする場合、大切な事は、本焼き後の、素地の色と、絵の具の色の、コントラストです。
a) 一般に、焼き上がりが、白い素地の場合には、絵の具の色が、明るく、鮮やかです。
但し、白系は勿論、黄色系や、ピンク系は、色が良く出ない場合が、多いです。
特に、クレパスは、絵の具が薄くなり易く、素地が白い方が、適しています。
b) 焼き上がりが、黒っぽい物や、褐色に成る素地は、鉄絵や、鬼板、黒、茶などの絵の具で、
描いても、効果がはっきりしません。
・ この場合、絵を描きたい所だけでも、白化粧を施し、絵を引き立てて下さい。
③ 下絵の具の使い方
以下次回に続きます。
② 下絵の具の種類と選定
) 昔より使われている、下絵付けの、代表的な絵の具として、酸化鉄による鉄絵、鬼板によるもの、
及び、呉須に代表される、酸化コバルト配合の物が有ります。
) 現在では、上記以外に、赤、白、ピンク、黄色、緑、青、黒、茶、茶金などが有り、
同じ色の範囲も、多種多様で、豊富な種類が、市販されています。
(尚、メーカーによる違いは、ほとんどありません。)
・ 呉須にも種類が多く、古代呉須、墨呉須、紫呉須、青呉須、土呉須、焼貫呉須などが有り、
色相も各々違っています。
a) 焼成後の色は、塗った時の色と、大差有りません。
但し、上に釉が掛かりますので、光沢が出て、若干感じが、違います。
又、酸化鉄を使った場合には、色は黒又は、褐色(茶色)に成ります。
b) 絵の具は、なるべく、他の色と混ぜないで、使います。
混ぜると、その中間色が、出るかも知れませんが、確実に、色は濁り、鮮やかさが、
なくなります。(場合によっては、全く違った色に成るかも、知れませんので、注意)
) 粉末の物、チーブ入りの物、クレパス状の物、更には、転写紙による物など、その形態は、
様々です。その使用方法も、形態によって、異なります。
) 酸化鉄(弁柄など)を使う場合や、鬼板(酸化鉄以外に、多量の不純物を含む)を使う以外は、
一般には、市販品の絵の具を使う事が、多いはずです。
・ 市販品を選ぶ際、その絵の具が使える、最高温度を確認して下さい。
又、最高温度が、表示されていない場合には、楽焼用か、本焼用かを、確認します。
楽焼用は、本焼きには使えません。逆に本焼用は、楽焼に使えます。
・ 最高温度は、その絵の具の発色を、保障する温度で、それ以下ならば、使用可能です。
・ 楽焼は、1000℃以下で使用します。本焼の焼成は、陶器の場合1230℃~1250℃が、
一般的です。最高温度1200℃と表示された、絵の具は、本焼は不向きだと、思ってください。
・ 酸化鉄や、鬼板、呉須は、本焼、楽焼の両方に、使えます。
) 絵付けをする場合、大切な事は、本焼き後の、素地の色と、絵の具の色の、コントラストです。
a) 一般に、焼き上がりが、白い素地の場合には、絵の具の色が、明るく、鮮やかです。
但し、白系は勿論、黄色系や、ピンク系は、色が良く出ない場合が、多いです。
特に、クレパスは、絵の具が薄くなり易く、素地が白い方が、適しています。
b) 焼き上がりが、黒っぽい物や、褐色に成る素地は、鉄絵や、鬼板、黒、茶などの絵の具で、
描いても、効果がはっきりしません。
・ この場合、絵を描きたい所だけでも、白化粧を施し、絵を引き立てて下さい。
③ 下絵の具の使い方
以下次回に続きます。