前回に続き、「やってはいけない事」の、話を進めまが、基本的には、「やってはいけない事」は、
有りません。
2) ぶっつけ本番
陶芸では、なるべく「ぶっつけ本番」は、やらない方が良いでしょう。
(くどい様ですが、「やってはいけない事」ではありません。)
① 未知の土で、本格的な作品は作り、焼成しない事
) 新しい土を、ご自分で見つけた場合、直ぐに作品を作る事は、問題有りません。
その土で、成形し易いかどうかを、見極めるには、実際に作品を作ってみる事です。
) 成形上問題ないとしても、即、焼成とはいきません。その土の耐火度を調べなければ成らない
からです。
) 土には、ある温度以上に成ると、熔けて形を成さなく性質があります。それ故、その土が、
普段焼成している温度まで、形を維持できるかを、把握しておく必要が、あります。
その為、テストピースで、試し焼きする必要があります。試し焼きは、単に温度のみでなく、
焼成後の肌さわりや、色や艶も確認できます。ついでに、釉との相性も確認できれば、更に
喜ばしい事に成ります。
) その土が耐熱度が低くても、十分焼きしまる物ならば、その土だけを使って、作品が作れます。
但し、他の土の作品と一緒の窯で焼く場合には、より耐火度のある土と、混ぜ合わせて
使う必要があります。
② 陶芸の技術を修得するには、段階を追って、作陶する事です。
当然の事ですが、最初から気に入った作品を、作る事は困難です。
初心者(未熟な人)が、高度のテクニックを作った作品を見て、それを模倣しようとしても、
まず出来ません。初心者には、何処に高度のテクニックが使われているかも、中々解からない
場合が多いです。
陶芸の雑誌などを見ると、さも簡単そうに作っている様に、書かれている場合でも、実際には
とても困難(熟練を要する)を、伴うものも多いです。
それ故、ミニチュア版を作って、問題点を洗い出した後、本格的な作品に取り掛かる事です。
③ 釉について
ご自分で調合した釉も、最初から大量に作ってはいけません。テスト焼きを繰り返し、満足いく
結果が出るまでは、少量づつ作る事です。勿論ある程度の量を作らないと、最終結果の判断は、
出来ませんが、多量に作った為、全てが無駄になってしまう場合が多いですので、注意が必要です。
以下次回に続けます。
追記: 本ブログについての、質問やお問い合わせは、大歓迎ですが、本ブログ上ですと、不特定多数の
人が閲覧する事に、なりますので、プライバシーに関して敏感な方は、小生のホームページ
「明窓窯」のお問い合わせ欄を、利用していただければ、個人的に、メールでのお話ができますので、
興味があったら、ご利用下さい。http://www.meisogama-itagaki.com/
(尚、電話などでの、質問では十分対応できません。なるべく上記お問い合わせ欄を、ご利用頂ければ、
有り難いです。)
有りません。
2) ぶっつけ本番
陶芸では、なるべく「ぶっつけ本番」は、やらない方が良いでしょう。
(くどい様ですが、「やってはいけない事」ではありません。)
① 未知の土で、本格的な作品は作り、焼成しない事
) 新しい土を、ご自分で見つけた場合、直ぐに作品を作る事は、問題有りません。
その土で、成形し易いかどうかを、見極めるには、実際に作品を作ってみる事です。
) 成形上問題ないとしても、即、焼成とはいきません。その土の耐火度を調べなければ成らない
からです。
) 土には、ある温度以上に成ると、熔けて形を成さなく性質があります。それ故、その土が、
普段焼成している温度まで、形を維持できるかを、把握しておく必要が、あります。
その為、テストピースで、試し焼きする必要があります。試し焼きは、単に温度のみでなく、
焼成後の肌さわりや、色や艶も確認できます。ついでに、釉との相性も確認できれば、更に
喜ばしい事に成ります。
) その土が耐熱度が低くても、十分焼きしまる物ならば、その土だけを使って、作品が作れます。
但し、他の土の作品と一緒の窯で焼く場合には、より耐火度のある土と、混ぜ合わせて
使う必要があります。
② 陶芸の技術を修得するには、段階を追って、作陶する事です。
当然の事ですが、最初から気に入った作品を、作る事は困難です。
初心者(未熟な人)が、高度のテクニックを作った作品を見て、それを模倣しようとしても、
まず出来ません。初心者には、何処に高度のテクニックが使われているかも、中々解からない
場合が多いです。
陶芸の雑誌などを見ると、さも簡単そうに作っている様に、書かれている場合でも、実際には
とても困難(熟練を要する)を、伴うものも多いです。
それ故、ミニチュア版を作って、問題点を洗い出した後、本格的な作品に取り掛かる事です。
③ 釉について
ご自分で調合した釉も、最初から大量に作ってはいけません。テスト焼きを繰り返し、満足いく
結果が出るまでは、少量づつ作る事です。勿論ある程度の量を作らないと、最終結果の判断は、
出来ませんが、多量に作った為、全てが無駄になってしまう場合が多いですので、注意が必要です。
以下次回に続けます。
追記: 本ブログについての、質問やお問い合わせは、大歓迎ですが、本ブログ上ですと、不特定多数の
人が閲覧する事に、なりますので、プライバシーに関して敏感な方は、小生のホームページ
「明窓窯」のお問い合わせ欄を、利用していただければ、個人的に、メールでのお話ができますので、
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(尚、電話などでの、質問では十分対応できません。なるべく上記お問い合わせ欄を、ご利用頂ければ、
有り難いです。)
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