かごっま温泉を出てタクシーで今村温泉に行きました。
運転手さんは大の今村温泉ファンで、昔はこのあたりに住んでいて、今でも週に一回ぐらいは今村温泉に入りに行くのだそうです。
(今村温泉)
今村温泉は木造のまま残っている公衆浴場の一軒です。
今回の湯巡りでも木造のまま残っている公衆浴場はかなり少ないので貴重な存在です。
下足箱は鶴亀錠。
これも数少ない錠前です。
(下足箱は鶴亀錠)
脱衣場は広く、板の間の上にリノリウムを張ったのでしょうか?
もちろん昔なつかしい番台も残っていました。
(脱衣場)
浴槽は浴室中央に縦に二槽が並んでいて、両サイドは洗い場でカランとシャワーが並んでいました。
(メインの浴槽)
奥の方がやや熱めで、湯口が付いており、手前の方は適温のお湯でした。
湯口からは大量の源泉が流入していました。
源泉はうす透明、飲んでみると薄塩味。
コクのある塩味で、とろろ昆布をお湯に溶いたような味です。
ぬるぬる感のあるお湯でした。
(奥の浴槽)
奥の小さな浴槽は仕切りがあり、電気風呂と超音波風呂になっていました。
ややぬるめの設定です。
この他に水風呂とサウナがありました。
(湯口)
(外の看板)
今村温泉は創業八十年を越えるのだそうです。
長く続いてくれることを祈るばかりです。
詳細は下記のホームページからどうぞ
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