バージニア労働者

アメリカで働くってどんな感じ?アメリカの企業で働く統計アナリストの労働ブログ。アメリカ生活小話や猫も登場。

幸せを買って家に帰る

2020年03月25日 | アメリカ生活
今、アメリカのスーパーマーケットにはない物だらけ。
トイレットペーパーや雑菌ジェルはもちろん、
食料品も根こそぎ品切れが続く毎日。


先週から卵がずっと品切れで、どのスーパーマーケットをはしごしてもどこにもなかった。
これね、もの凄く落ち込むよ。
これが市民の恐怖心を煽るんだって思った。
ないの。
どこにもないの。
コロナウイルス勃発以前は普通にどこでも山積みになってたのに。


ハニバニと私は毎日ウォーキングするので、
その足で近所のウォールマートへ立ち寄るんだけど、
いつもすっからかんの棚を見て「ああ、今日もないね」と言ってがっかりして家に帰る。
やっぱり早朝から開店するのを並ばないと無理みたい。


でも今日は違った。
「今日はどうかな」と言いながらウォールマートへ入ろうとすると
入口ですれ違った女性が卵のパックを持ってて、ハニバニが
「今日は卵あるの?」と聞くと彼女も笑顔で
「今まだ少し残ってるわよ」と言ってくれた。
きっと彼女も卵が手に入って嬉しかったに違いない。


ハニバニと目を輝かせて、まるで焼きたてのパンを買いに行く人みたいに小走りで卵売り場へ。
あの時の気持ちの高揚具合、ちょとこの先忘れがたい。


そして...





Oh, yes...
(あまりにも嬉しくてつい写真にも光の効果を入れたわよ)


大きな棚に、あと10パックぐらいしかなかった。


それにしても。
卵一パックでこんなに嬉しくて幸せな気分になろうとは。


こんな状況下でもちゃんと市民の生活を支えてくれてる人がいる。
卵のパックを抱えて、なんかありがとうって思った。


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