愛知の史跡めぐり

愛知県の史跡を巡り、その記録を掲載します。

城の会旅行(兵庫県)(3)黒井城(1)

2017年12月08日 06時08分26秒 | 兵庫県
いよいよ城めぐりの旅も3日目です。目指すは黒井城です。黒井城は、どんな城でしょう。

黒井城概要
場所 兵庫県丹波市春日町多田

黒井城の位置(地図上の赤いGのところです)yahoo地図より作成)

築城 
南北朝時代の建武2年(1335)春日部荘を領した赤松筑前守貞範が山頂に砦を築いたことが始まりと言われています。

城主・歴史
その後、赤松顕則、赤松満則、赤松貞村、赤松教貞と続き、天文23年(1554)、荻野(赤井)悪右衛門直正が城主となり、現在の黒井城跡のもとになったようです。天正3年(1575)、明智光秀が丹波平定を目指して攻めてきましたが、八上城主波多野秀治と黒井城主荻野直正は激しく抵抗しました。しかし天正7年明智軍の大軍の前に両城とも落城しました。その後黒井城には明智光秀の家臣斎藤内蔵助利光が入りました。その斎藤利光の子お福が後の春日局ということです。
斎藤利光は、本能寺の変で明智光秀とともに織田信長を倒しましたが、山崎の戦いで羽柴秀吉に敗れました。黒井城には堀尾吉晴が入りましたが、小牧長久手の戦いでは赤井直正の弟赤井時直が黒井城と余田城(市島町)で徳川家康に通じ立て篭もったそうです。
この戦いの後廃城になったそうです。

縄張り
黒井城がある猪ノ口山全体が城域ですが、特に本城と言われる頂上部分を紹介します。

黒井城本城写真

黒井城本城縄張り図

黒井城跡 続く

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