
勝入塚(しょうにゅうづか)
古戦場公園に、もう一つ石碑がありました。勝入塚です。勝入塚とは、ここで戦死した池田恒興の墓です。池田恒興は、先にも書きましたように羽柴秀吉側の武将です。岩崎城での戦いでは有利に進めましたが、後から攻めてきた家康の部隊と戦い、「仏が根の戦い」で戦死してしまいました。天正12年’1584年)のことです。
勝入というのは、池田恒興の法名勝入斎からきたものだそうです。
勝入塚は国指定遺跡
驚いたことには、この勝入塚がなんと国指定の遺跡だったことです。そういえば、「勝入塚」という地名も残っていて、昔からこの地に、池田恒興の墓があったことがうかがわれました。すごい。
愛知には、ほんとに古戦場跡がたくさんありますね。
退職後の時間つぶしにはもってこいの史跡めぐり。
ものの本によると、この長久手古戦場の北、永見寺の裏山が中世の山城だそうです。
観光ガイドには載っていないようで、きちんと整備されていないのですね。
コメントありがとうございます。
時間はあるのですが、他の用事でなかなか史跡めぐりができずにやっと古木江城や長久手古戦場にいくことができました。
それと、三河一向一揆に関連して新行紀一氏の「一向一揆の基礎構造」という本を読み始めたのですが、なかなか難解な本で、1日1ページ読めればいいかな、という感じです。
どちらにしても、歴史を深める趣味を続けていきたいと思います。
さて、ご紹介いただいた山城ですがネットでは分かりませんでした。名前や場所等の情報があれば、教えてください。ぜひ、行ってみたいと思います。