以前より気になっていた西尾市の岩瀬文庫というところへ行ってみました。三河の有名な百姓一揆「加茂一揆」について書いたという渡辺政香「鴨の騒立」を探していたところ、この岩瀬文庫にあるということが分かったからです。
岩瀬文庫正面
岩瀬文庫とは
西尾市立図書館のすぐ横にありました。岩瀬文庫は、西尾出身の実業家・岩瀬弥助の手によって、1908年(明治41年)5月6日に私立図書館として開館したそうです。1955年(昭和30年)に西尾市が蔵書を全て購入し、以後西尾市の施設となりました。現在蔵書は、弥助によって集められた古書を中心として約8万冊あるそうです。
旅への誘い
中に入ると、1階がギャラリー、2階が展示室、閲覧室になっていました。1階には染物のようなものが展示されていました。2階の展示コーナーでは「旅への誘い」を特集していて、江戸時代に書かれた「地誌」や「図会」などが選んで陳列してありました。
「東海道名所記」があったので、以前本の中で見た「勝鬘寺」の絵がないかちょっと調べてみました。「池鯉鮒」や「八橋」の絵はありましたが、残念ながら勝鬘寺の絵はありませんでした。江戸時代に書かれたと思われる「図鑑」も展示してありましたが、その色の美しさに圧倒されました。百年以上も経つと思われるのに、鮮やかな色彩でした。さらに、図鑑といっても今日のように写真ではなく、手で描いたものなのに、本物のように詳しく描かれていて、これにも驚きました。
古書の一大宝庫
しかも、置いてあった図書目録を見ると、それだけで一冊の分厚い本になっていて、江戸時代から明治・大正にかけてのいろんな本が網羅されていてすごいと思いました。渡辺政香の本の名前も見つけました。
岩瀬文庫正面
岩瀬文庫とは
西尾市立図書館のすぐ横にありました。岩瀬文庫は、西尾出身の実業家・岩瀬弥助の手によって、1908年(明治41年)5月6日に私立図書館として開館したそうです。1955年(昭和30年)に西尾市が蔵書を全て購入し、以後西尾市の施設となりました。現在蔵書は、弥助によって集められた古書を中心として約8万冊あるそうです。
旅への誘い
中に入ると、1階がギャラリー、2階が展示室、閲覧室になっていました。1階には染物のようなものが展示されていました。2階の展示コーナーでは「旅への誘い」を特集していて、江戸時代に書かれた「地誌」や「図会」などが選んで陳列してありました。
「東海道名所記」があったので、以前本の中で見た「勝鬘寺」の絵がないかちょっと調べてみました。「池鯉鮒」や「八橋」の絵はありましたが、残念ながら勝鬘寺の絵はありませんでした。江戸時代に書かれたと思われる「図鑑」も展示してありましたが、その色の美しさに圧倒されました。百年以上も経つと思われるのに、鮮やかな色彩でした。さらに、図鑑といっても今日のように写真ではなく、手で描いたものなのに、本物のように詳しく描かれていて、これにも驚きました。
古書の一大宝庫
しかも、置いてあった図書目録を見ると、それだけで一冊の分厚い本になっていて、江戸時代から明治・大正にかけてのいろんな本が網羅されていてすごいと思いました。渡辺政香の本の名前も見つけました。
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