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日々の暮らしのなかで

発掘

2007年02月19日 | 日記・エッセイ・コラム
歌詞で「探すのをやめたとき~」ってのがあるが、あれ、本当です。

日曜の朝、ゆったりとした時間が流れている。
おもむろにテレビを付けてみても、あまり面白そうなモノはない。

じゃって事で、ベッドの枕元の掃除をすることにした。
ベッドの枕元。
結構な数の本が山積みになっている。寝る前にチラッと見るだけの
本だが、そのままに放置してあるので、絶妙なバランスで
支えあう本たち。

さしずめ

「雑誌で出来たアルプスやぁ~」 by彦麻呂

てな具合。

これをひとつひとつ丁寧に整理していく。

最近、寝る前には必ず目を通す“リリーフランキー”著の単行本
その他にも、“Lightning”や“Goods Press”と言った雑誌が多い。
“サイゾー”なんてのもお気に入りだ。

いつもそうだが、
本を整理していると、ちょっとした問題が起こる。

それは、ついつい“読んでしまう”こと。

一度読んだはずの記事に、ふたたび目を惹かれるのは勿論の事、

(えっ? こんな記事あった)
なんて、新たな発見に歓喜するのである。

(あかん、あかん。時間がもったいなわ)

必死に自分を取り戻し、記事の誘惑から逃れて作業を進めていく。

レシートも出てくる。
買ったまま山積みになっている本も出てきた。

(あれ?)

山積みになったどこに空間が存在したのか、
前から探していた腕時計が表れた。

 
「ここにあったんかぁ!」

 
一ヶ月間捜しまわったのに。あの時は何処にもなかったのに。


で、見つかってから思うもんです。


 
『本の間には無いやろ! 厚みもあるんやからぁ!』
 
 
 
先入観はいけませんね。