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日々の暮らしのなかで

つながり

2012年02月06日 | 食・レシピ
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幼い時、作って欲しいものがあった
 
僕が生まれた頃の我が家には、
曾祖母さんが健在で、親父の兄弟も同居という、
いわゆる田舎の大所帯
 
おやつも昔ながらの手作りで、
今から思えば、それはそれで贅沢な事だと
思えるけれど
当時の多感な少年としては
近所の駄菓子屋に売っているお菓子や
テレビコマーシャルで放映されているような
お菓子に憧れを抱くのも、仕方のないこと
 
まず初めに憧れたのは
 
“箱入り”
 
の、お菓子
 
当時で言えば、ポポロンだったり、
コメッコだったり、
他にももっとあったと思うが
いわゆる、かっぱえびせんや、サッポロポテトとは
一線を画した、少し高価で
文字通り、手の届かないところに陳列してあった菓子類
もちろん、手作り主流の我が家では
カルビーの商品も、それは羨望の商品であったわけだが・・・
 
(大きくなったら飽きるまで食ってやるぅ!)
 
生きる糧として、その欲望を推進力に変えて
がんばってきました
 
次は
 
“スパゲッティ”
 
いまと違って、土曜日は半ドン
昼には帰ってきて、昼食をとりながら
 
“吉本新喜劇”
 
を観るのが、関西人にとっては至福のひととき
 
その昼食に、どうしてもスパゲッティが、
今で言えば
 
“パスタ”
 
が食いたかったわけです
 
言い続けること、何ヶ月、いや
何年かかったでしょうか・・・・
初めて作ってもらったミートスパゲッティは
しばらく眺めてから食ったように記憶しています
 
そして、最大の憧れは
 
“フルーチェ”
 
いつでも作れそうな品ですけど、
それは今思うことで、当時としては
テレビでしか見ることのない、言わば
架空のお菓子とでも言う位置づけで
 
これも実際口に入れるまでには
艱難辛苦、それなりの困難や障害がありましたけど
やっとのことで食べた感想としては・・・
 
期待感が大き過ぎたんでしょう
 
それなりの味でした
 
個人的感想ですが
 
 
 
 


コメント
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