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日々の暮らしのなかで

働かない蟻

2012年02月08日 | 日記・エッセイ・コラム
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蟻って、働いてないヤツもいる?
 
ご存知だろうか
 
「働き蟻」って言えば、家庭も顧みず
仕事一筋の、モーレツ社員なお父さんを連想する言葉で、
その代名詞ともなっている蟻となると、
それはそれは、よく働くんだろうと・・・・
 
でも、そうでもないらしい
 
一応、この記事を書くために
サクッとググってみたところ、
定かではないが、一応の研究結果としては
全体の、何割かしか働いておらず、
しかも、働いている蟻だけを取り出してみると
また、その内の何割かが働き続け
残りは、ただウロウロしているだけになるらしい
 
奥深い
 
いや、摩訶不思議な感じだが、
これ、自然とバランスが取れているんじゃないだろうか?
 
“遊び”ってやつですよね
 
常に100%の力を出していれば
金属疲労で、どこかにガタが来るかも知れない
そんな事にならないように、
ある程度の余裕、すなわち“遊び”を作ること、
余力を持って物事に対することで
 
“いざ”
 
と言うときに、無理が利くというもの
 
そんなバランス感覚は、日常にも隠されている
 
僕はどちらかと言えば、生真面目な人間である
融通が利かない時もあるし、
大袈裟に物事を考えるときもある
 
要するに、余力がない
 
それに反して、一緒に仕事をしている親父は
のんびりしている
 
いや、愚痴は時折聞かされるから、
のんびりと言っても、平々凡々と過ごしているわけではなくて、
要するに“遊び”の部分があるのだ
 
納期の迫る仕事をこなしていて
間に合うか?なんて、こっちがピリピリムードで
キーボードを叩いていても、
親父は、いつも通りに仕事を淡々とこなしている
 
(これが、バランスか?)
 
そう思う 
 
もし、これが親父までがピリピリムードになって
しまっては、
職場が殺伐とした現場に成り果てるとも限らない
 
怒号が飛び交うかも知れない
 
働き蟻の例えを出せば、まるで
どちらかが遊んでいるように取られかねないが、
仮に、それをそのまま当てはめるとすれば、
ウロウロしている蟻は、僕ってことに
なるのかも知れない
 
これもある意味、バランスが発揮されていると
言えなくも無い
 
 
 
 


コメント
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