おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

近所のおっさん

2016年01月18日 | 日記
「昔は口うるさいおっさんが近所に居たもんだ!」

そう話すのは、昔のおっさんほどの年齢になった
今のおっさん達

早い話、自分たちが昔のおっさんの立場で
ガミガミと問題のある若い人に注意をすれば
いいだけのことだが

「今は、時代が違うから」

と、結局は逃げの一手で昔を美化して終わり

確かに、個人情報やら、各種ハラスメントなどもあって
個人が尊重される時代

その中にあって、昔のように
アカの他人が襟を正すように注意してみても
嫌なことに巻き込まれるだけで
それなら、黙っておこう!となるのも致し方のないことかも

かくいう自分も、他人には干渉しない

やっかいな問題に巻き込まれるのが嫌なこともあるし、
そもそも、他人に時間を割けるほど、
自分に余裕がない

だからと言って、
人付き合いに無頓着ではないし、
たくさんの人との付き合いは、刺激になるし楽しい

でもね

時にはビミョーな距離感で接するグループにも
顔を出すことがあって、
その距離感は実に適度な距離だなぁ〜と
関心するほど

他人に注意しないのは、
自分に余裕がないってことや、
個人尊重の風潮に、闇雲に助言できない
風潮がある

そしてもうひとつ

嫌われたくない

余計な注意をして、

「うるさいおっさん!」

と嫌われることを避けているのではないか

少なくとも、僕自身
好きになってもらえないよりも
嫌いになられるほうが、怖い

誰もが嫌われたくない

そんな感情で人付き合いもしてないだろうか?

適度な距離を持ったグループでの会話も
本音はどこにも見えない

ありがとう!

そんな言葉がLINEでも飛び交っているが
それが本心なのか、それとも

「私はあなたの敵ではありませんよ!」

と、綺麗な言葉を並べているだけなのか

昔の嫌われ役のおっさんは、
どんな思いで、悪ガキを叱ったのだろうか



コメント
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