おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

あの歌がきこえる

2016年11月15日 | 日記
漫画家の高井研一郎さんがお亡くなりになられた

今から10年ほど前だっただろうか

NHKに「あの歌がきこえる」と言う番組があった

視聴者から寄せられた思い出を
プロの漫画家が物語として描き
思い出の歌とともに紹介される番組だった

時折、NHKで面白そうな番組に出会うことがあるが
その番組も当初から見ていて、
自分にも人に話せるような昔話はないものか?と

ある日

パソコンで検索すると番組のホームページが見つかった

投稿フォームを備えたHPだった

早速自分の淡い恋の話、略して「コイバナ」を書き綴った

それがディレクターの目に止まったのだろうか、
返事のメールが届いた

最初は半信半疑ながら、
テレビに取り上げられたことに
有頂天になった

思い出の一曲はチェッカーズの「あの娘とスキャンダル」

そして、僕の思い出話を目に見える、
いわゆる「可視化」していただいのが、
高井研一郎さんだった

時折、散髪に出かけた店で
パラパラと見る程度の漫画だったが、
その柔らかなタッチに、

「僕にあってる!」

と、感激したことを思い出す

あれから10年

今でもあの体験(テレビ出演の体験)は、
いい思い出になっている

貰った絵は原画ではなくコピーだったけど、
いまでも大事にとってある

その中の一枚

作業場を描いてもらった絵は
新しくなった今の玄関に飾ってある

突然飛び込んできた訃報に胸を痛める

もちろん、お会いしたことはなかったが、
あの感激をいただいお礼を言いたかったと思う

ありがとうございました
いい思い出になり、
あの絵は僕の宝物になりました

心からご冥福をお祈りいたします



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