おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

ビールもどき

2012年03月15日 | 食・レシピ
ノンアルコールビール
 
しみじみと文字にして眺めてみたが、
やっぱりしっくりこない
アルコールが無いのに、ビールとは、これ如何に?と
屁理屈のひとつでもひねりたくなる
 
もちろん、これは便宜上のネーミングであって、
ほんとうはビールテイストの飲料であることは
万民が承知していることとは言え、
どうも、騙され感が漂ってしまう
 
それにしても
素晴らしい飲み物を開発したものだ
 
発売されてしばらくたつが、
今でもヒット商品のひとつで
年々、結構成長している分野でもあるらしい
 
たしかに、僕のような
 
“雰囲気で酔います派”
 
としましては、これは便利な飲み物だ
だって、酔わないんだから
 
飲酒運転はご法度として、
仕事が残っている状態でも
空腹を満たすために小腹に何かを詰め込むときでも、
時には、から揚げを食すお供として
ビールを飲みたい時もあるだろう
そんな時に、ノンアルコールを飲めば
少しは気分が和らぐというものだ
 
もちろんアルコールがないんだから
その後の仕事にも支障はきたさない
 
この発想、ほかに応用できないだろうか?
 
たとえば
 
“ノンアルコール日本酒”
 
なんてのはどうだろう?
 
「それは、水では?」
 
一瞬、僕もそんな姿が脳裏を過ぎったが、
ビールテイスト飲料と同じように、
コップに注いだときの質感とか、
ニオイたつ日本酒感だったりとか、
とにかく、日本酒にそっくりだけど日本酒じゃない!って
ものを、
日本人なら開発できるはずだ
 
擬似食品としては、あまりにも有名な
“カニカマ”ってものもある
 
魚肉で作ってあるモノもあるようだが、
あれにはカニの身は使っていない
食べ比べれば、あれがカニではないことは
明白なことだけど、
あれだけ食べれば、別にカニだね?
これで、十分だよね?なんて
思わなくも無い
 
あと、大豆やらで作った“肉もどき”でしたか?
 
肉が食えない精進料理用に、
大豆を使って、肉そっくりの料理を作るあれです
食べたことはないけど、見た目も
また、レポーターの感想を聞いていても
まさに“肉”だそうだから、一度食べてみたい
 
肉もどきにカニカマ
それにノンアルコールビール
 
う~ん・・・
 
健康的ではあるが、
一抹の寂しさを
感じないわけでもない
 
 
 
 


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さて、どっちだ?

2012年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム
親父が言うことが真実ならば、
我が家には家族以外に誰か居る!と
言わざるを得ない
 
我が家でのルールとして
 
“使った食器は己で洗う!”
 
と言う、厳しくも正しい規則がある
 
幼いころに、正面から教えられたことはないと
記憶しているが、
それでも昔から、自分で使ったものは
それなりに、自分で洗っていたと記憶している
 
それが顕著になり、
また明文化されたのは、ここ数年のこと
 
一家の長たる親父とて、それは例外ではない
 
しかし、ひとつ困ったことがある
 
洗剤を使ってくれないこと
昔風に言うならば
 
「ママレモンを使ってくれない!」
 
本当に困ったものだ
 
例えば秋刀魚を焼いたときとか、
ホクホクの天麩羅を作ったときとか、
とにかく、皿の表面に明らかに油が浮き上がっているような
汚れのときでも、極力洗剤を使わずに
せっせと水洗いだけで済ます
  
油ばっちりのときでもそうなんだから、
それ以外の洗い物にママレモンを使うようなことは
ない
 
思えば、オカンもまた
洗剤で洗うのを嫌がるが
親父が水洗いで済ますのは、それとはまた
意味合いが違って感じる
 
なんどか言ってみたが、
それでも改善しないんで、いまは
後に回って洗い直している
 

 
時には、それも癪に障るときがあって
ついつい語気を荒げて、
 
「なんで、洗剤を使わへんの?」
 
詰問してしまう
 
そんなとき、限って親父が繰り返す台詞は
 
「そうこ?使いよるけんどのぉ~??」
 
はてさて
 
「じゃ、この汚れはなんだぁぁぁ!」
 
と、目の前に突きつけたいが、
そこまで大人気ないことは出来ないので、静かに微笑み
スポンジに洗剤を垂らし、
せっせと洗うのである
 
ちなみに、オカンもよく口にすることがある
冷蔵庫に隠しておいたプリンが無くなってるらしく、
誰か食べた?って聞いてくる
 
親父も僕も答えは「NO!」
 
家族以外の誰かが居るか、
誰かが嘘をついているってことだろう
 
さて、どっちだ?
 
 
 


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からくりの謎解き

2012年03月12日 | 日記・エッセイ・コラム
「ケータイの番号教えてくれ!」
 
ことの発端は、この一言だった
 
先週の土曜日
“初午当”と言って、地元神社の神事の一つが
公民館で厳かに執り行われた
 
一通りの神事が終わり
これまた“直会”と呼ばれる「懇親会」が始まった
 
僕達はどちらかと言えばお客様扱いで、
入れ替わり立ち代りお酌を受ける
そのピッチは、全盛期の高橋尚子の走法を
彷彿とさせるほどの快足で、
見る見る泥酔状態に突入した
 
会もお開きに近づき、三々五々帰路に着く出席者たち
そんな中、ひとりの先輩が近づいてきて
冒頭の台詞を叫んだ
 
なんでもこのあと、飲みに行く“かも”知れないんで、
その時には呼んでやる!と
少々理解に苦しむ回りくどいお誘いに
一瞬、たじろいで見せたが、
まぁ番号ぐらいは!って事で
自分のケータイ番号を教えた
 
マナーモードに設定しておいたケータイが震える
 
焦点が合わない視線で、
着信履歴に残った電話番号を登録した
 
小腹を満たすためにコンビニへ買出しに出かけたが、
泥酔状態の千鳥足
理不尽にも他の客に憤慨し、何も買わずに家へと辿りついた
 
そして不意にケータイを取り出して
着信履歴を見ると、見知らぬ番号が・・・・・
 
番号が表示されているってことは
すなわち、登録されていない番号ってことだ
あわてて先輩の名前を探すと、
そこに登録されている
 

 
誰だ?
 
しばらく考えたが、酒の回った回路では
あまり深く記憶を呼び起こすことも出来ず、
リダイヤルしてみたところで
 
(もしかして・・・・)
 
二人ほど、飲み屋の女の子が脳裏をかすめ、
やめとこ!で、電話切る
着信履歴からも、発信履歴からもその番号を消し、
そしてなぜか、登録したての先輩の名前も
電話帳から削除して寝た
 
疑問がわき上がったのは翌日
 
削除してしまったとはいえ、
それは登録してあったからこそ削除できたってことで、
なら、先輩から掛かってきた番号は
一度は電話帳に登録したはず
 
しかし、その後にもまだ着信画面には見知らぬ番号が!
だからそれも消した
 
しかし、翌日見てみると、着信履歴から削除したのは
1件のみ
  
はて?
 
どういうからくりになっているのか?
 
どこまでが夢で
どこからが夢なのかわからない
 
謎だけが残った難事件だった
 
まぁ、一番の謎は
なぜ、登録した先輩の名前を
削除したのか?ってことだけど・・・
 



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無題

2012年03月11日 | ブログ
村の総会がありました
 
一年に一度、同じ村に住む人たちとの
交流の場でもあります
 
幼い時から、一緒に暮らしてきた人たち
共に育った幼馴染から、
昔は怖かったオッサン連中と、膝を突き合わし
総会の場で懇親も深めます
 
昼食の弁当を囲み
お酒は飲む気分じゃなかったんで、
ひたすら松花堂弁当を詰め込んで
外へ出ました
 
空が高い
 
深呼吸をしてみた
 
生きていると思った
 
 
今日は、東日本大震災が発生してから丸一年 
 
 
僕は生きている
 
いや、生かされている
 
生まれてから、様々なことから無事、
今日まで生き延びてこれただけ
 
いろんな人の支えがあって
今日まで、生き延びることができた
この命
 
おかげさまで
 
おかげさまで、いまも生きてます
 
いろんな人の支えがあって
生きてます
 
ぼくも、僕の存在も
人の支えになってるんでしょうか
ぼくは、誰かの役に立ってるんだろうか
 
もしそうなら
 
被災にあわれた方々が
元の生活に戻れるように、
すこしでも、以前の生活を取り戻せるように
まだ僕には、できることがある
 
そして
 
多くの犠牲者が出たこともまた、
胸に刻んでの支援が大切だと思う
 
生きてこそ
 
生かされている命
 
生き残った者の使命
 
それは、東北の人たちだけの使命じゃないはず
 
日本人の使命
 
あの震災から残った者の使命
 
もう一度深呼吸をして目を閉じた
 
 
僕にはまだ、何かが出来るはず
 
あなたにも

 
 
 


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ランデブー!

2012年03月08日 | 日記・エッセイ・コラム
一般的なお話
 
制限速度をきっちり遵守して走行している車は
そんなに多くない
 
これ事実です
 
おまわりさんが、厳密に取り締まれば、
仕事どころではありません
 
“暗黙の了解”
 
と言っては、法律にふれるかも知れませんけど、
制限速度はあってないようなもの!と
厚かましい言い方をすれば
それが事実かも知れません
 
二段階右折
 
原付で右折するときは
条件があるものの、二段階で右折しなければ
ならない交差点があります
 
しかし、きっちり二段階で右折をしている原付なんて
見たことありません
 
ほとんどの場合、二段階の必要がない
交差点かも知れませんけど、
あまり見かけません
時折見かけては、関心してしまうほどです 
 
その原付の制限速度はご存知ですか?
そう、30キロです
 
三月に入り、雨の日や少々愚図ついた天候が続いてますが
一雨ごとに寒さが和らぎ、
徐々に春が近づいてきていることを
文字通り肌で感じます
春になれば、またぞろ単車or原付での通勤が増える!と
いうものです
 
冬の間は聞かなかったエンジン音を轟かせた原付が
仕事終わり、ヘルメットを装着している僕の目の前を
二台、通りすぎて行きました
 
うぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーー!!!
 
轟く爆音です
 
もう少し仕事をおくのが早ければ、
あの一団とランデブー走行していたに違いない
そう思うと、グローブを穿く手がもどかしい
 
慌てて身支度を整えて、
その二台の後を追った
 
音は聞こえない
 
昨日よりは幾分冷え込んでいる
前から迫ってくる風は、やっぱり冷たい
 
すると前方に回るパトライトの灯り
 
陽が落ちたこともあり、また赤いライトの光が
強すぎたのか、車の周りに人がいるようにも見えるが
シルエットの輪郭しか見えない
 
誰かいる!
 
そう、近づいていくと二つの人影が確認できる
 
さっきの二人だ
 
明らかにエンジン音を抑えた僕の原付が
パトカーと彼らとおまわりさんを追い抜いていく
 
あれは、何の取締りだったんだろう
もしかして、速度違反?
 
そのあと、家までの道則は制限速度で走破したが、
ドライバーからは、かなり邪魔な原付だと
思われたはずだ
 
ランデブーしなくてよかった
 
 
 


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