おかげさまで生きてます

日々の暮らしのなかで

持っていると言う不便

2016年11月07日 | 日記
新聞にはテレビ欄があるが、
実際には映らない局がある

新聞てのは広域に発行するもので、
テレビ欄などの対応は、
地域ごとにはできないはずだ

だから、映らない放送局の番組表も
そこには載っているわけだ

これが厄介

人間の心理なのか、
見られない!と思えば思うほど、
見たい!っていう欲求は日に日に
大きくなっていく

しかしこれは、ある日突然解決する

アンテナに問題があったからだ

アンテナを改修すると
見事に映ったのである

見たかった番組が映ったそのは
狂喜乱舞したのを走馬灯のように覚えている
 
が、しかし

これまた人間の心理なのか、
手に入れてしまったモノに魅力を感じなくなる

あれほど熱望していた番組が
期待はずれだった時の失望感も相まって、
当日の喜びは半減してしまった

同じような事がある

今の仕事を始めて数年経ったとき、
世間で徐々に広がりつつあり、
誰もが手にする時代がそこに迫りつつあったのに、
僕はまだそのツールを手に入れる事が
出来ずにいた

そう「携帯電話」だ

配達途中で会社に電話を入れたい時には
公衆電話を探し回った

当時はまだ公衆電話は街中至る所にあったんで、
探すことは難しくはなかったが、
それでも路肩に車を止めて
携帯電話を使っている人を見ると

「俺も、欲しい!」

と、多少なりともその「不便」さを嘆いたものだった

そして今、あれほど欲しがった携帯を乗り換え
手にはスマホがある

そして思う

「連絡手段が無かった時代は大らかでよかったなぁ〜」

僕はスマホを持つ不便さに嘆いている
 
 
 
 
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あらかじめ決まっていた四択

2016年11月05日 | スポーツ
ずいぶん前の話で申し訳ないが、
2020東京オリンピックのエンブレム騒動を
覚えておられるだろうか?

満を持して登場したデザインには
様々な疑惑が噴出して、
白紙になり、改めてデザインの選考が始まった

素人もSNSなどでそのデザインを公表したりした

中には秀逸なものもあったけど、
やはりプロが考えるものとはちょっと違うなと感じる

それは「エンブレム」と言うものを、
どう捉えているかによると思う

僕の職業は印刷業

広告のデザインはしているし、
それで飯を食っているから、一応は
プロと言うことになる

褒めてもらえる時もあれば
そうでない時も多い僕のデザイン

そんな僕が偉そうに最上段から書き殴るには
些かの戸惑いもあるが、そうなのだ

あえて「素人」と書かせてもらったのは
一括りの表現であって、SNSで公表した中には
プロも居られたやも知れませんが、その点は
平にご容赦のほどを

話が迂回してしまいましたが、
素人が考える時には、
「エンブレム」を考えるとして
どうしても過去のエンブレムのイメージに寄りがちだ

オンリピックのエンブレム!と言われれば
数点が脳裏に浮かぶ
それに「T」とか日本のイメージを加えて発想される

しかしあえて「デザイン」をするのであれば
その枠から離れたデザインもまた「エンブレム」と言える

今回決まった「市松模様」のエンブレムは
そういう点では見た時にインパクトがありました

その他の案は「いかにも」的な印象でしたよね
しかし、それが逆にインパクトを増大させる効果だとしたら

あの発表の時、
A〜D案の四つがあり、市松模様だけが
特異なデザインに映りました

今から思えば

「これを選んでください」

とも見えます

真実がどうかは別にして、
あの手法は僕もよく利用しています

クライアントから広告のデザインを受ければ、
2種類か3種類のカンプを作って確認してもらいます

どのデザインも丹精込めたものなのは当然ですが
そこにはやはり、自分なりの気持ちが入ったデザインは
あるものです

それを目立たせ強調するために
悪く言えば「その他」を同時に持って行きます

時には意図しないモノが選ばれる時もありますが、
一応は自信作が選ばれる確率が高いと思います

2020東京オリンピックの再選考の場合が
これに当てはまるか否かは、
僕の知るところではありませんが、
ふと、思ったもので
ここに書いてみました
 
 
 
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もうやめた

2016年11月04日 | 日記
LINEの「既読」サービスに慣れてしまい、
メールの場合、相手が読んでくれたんだろうか?と
心配になることある

チャット感覚というか、ほぼチャットであるLINEは、
気軽なツールとして浸透している
老若男女、誰がもが容易に使っていて、

「LINEを使いこなさなければ現代人にあらず!」

と、平時忠も今居ればそう言ったであろう必須アイテムだ

そして今、僕も入っているLINEグループが
空前絶後の盛り上がりを見せている

418件

これ、なんの数字だと思いますか?

そうです、これ、
朝起きて、LINEを確認したときの「未読」の数です

知らない間に、僕が愚眠を貪っている間に
人知れず逢瀬を謳歌した言葉が並んでいる

いや、逢瀬とは言い過ぎか

丁々発止、罵詈雑言
ボケとツッコミ!
様々な会話が延々と繰り広げられている

一人、アメリカに住む友人もその中にいて、
13時間の時差を超えて、楽しんでいる様子が
文面からうかがいしれる

ただ、微笑ましいとは言え、
400件を越える未読を遡って読むのは
至難の技だ

トイレにも行かなくてはいけないし、
朝飯も食わなくてはいけない
顔も洗わなければいけないし、
テレビ小説も見ないといけない
嫁さんの愚痴も聞かないといけないし、
弁当も作らないといけない

とにかく朝は、忙しいものだ

その中で400件を越えるやり取りを

「読みたい」

と言う欲求は、常にあった

が、昨日の日中
イベントに参加している間にも会話があり
その数286件

いつものように遡って読み始めたが
その臨場感溢れる「一言」会話が
リアルな時間の中でしか意味を持たない会話が
画面をスクロースする指を止めた

簡単な話だ

確かに今後のことを思えば
昨日、どんな会話があったのか知ることは
それなりに意味があると思っていたが
実際にその場にいなかったのなら、
その続きを今日する必要も無い

もうやめた

朝起きての未読チェックはもうやめた

明日からの目覚めは
少し気持ち良いものになりそうだ

 
 
 


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年齢の話

2016年11月02日 | 日記
先日、イベントの打ち上げに居酒屋に向かうと、
久々に出会う、店の常連さんがカウンターに

「おひさしぶりです」

どちらからともなく挨拶をすると
ニヒルな笑顔が似合うイケメンの彼が

「僕も、もう40になってしまいました」

そうか!初めて出会ったのは、
君が37歳の頃だから、
あれから3年も経つのかぁ!

と、特別な感慨はなく

「あ、そう」

と答えたあと

「俺は来年で50やけどな!

と、初めてあった時は46歳やったんやでと
さりげなくアピールすると

「50歳ですか!そう思えば若いですね!」

と、返された



毎日パートにアルバイトにと
忙しく働く嫁さんが、
仕事帰りのスーパーで、元バイト仲間の女性と
再会したそうな

「元気?」

どちらからともなく挨拶を済ませると、
嫁さんのパート先、彼女の元パート先の
話題になったとか

いろいろな情報を交換し、
現状を報告すると、元パートさんが
嫁さんに助言をしたらしい

「職安に行けば、いくらでも仕事はあるよ!」

悪環境にある今のパート先からの転職を進める助言だ

「いくらでもあるけど、40歳を越えると少なくなるよ!」

仕事先も年齢と共に難しくなるよ!と言う忠告だった

ただ、うちの嫁さんの年齢は44歳である



昔、手相を見てもらった友達が

「30歳になれば結婚相手が現れる」

と、言われたが、彼の年齢はすでに35歳だった

しかも、既婚者だった



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