未熟なカメラマン さてものひとりごと

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栗林公園 茶褐色の池の水

2010-03-01 21:57:53 | 観光名所


先週の日曜日、香川県の栗林公園に行った時のことです。掬月亭でおいしいお茶をいただいたあと、美しいエメラルドグリーンの南湖を横手に見ながら楓岸の遊歩道を歩いて吹上亭の前にやって来ました。そこでびっくり、何と池の水が茶褐色になっているではありませんか!。この色はなんだろう!もしや鉄分でも強烈に含まれているのだろうかと、不思議に思いましたが前回来たときには何もなかったと思うのです。これはいったいどうしたことでしょう!この付近は、南隈とよばれ吹上からの地下水が流れ込むところです。吹上付近の水はとても美しくまさに清流、広大な池泉(3.5ヘクタール)の水源地となっていますがどうして流れ込んだところがこのような色になっているのでしょうか!ひょっとして鯉のエサのやり過ぎで池の水が濁ってしまったのかとも思いました。いえいえそうではありません。
正体は、ペリディニウムという植物性プランクトンの大量発生で、案内板によると20年以上前からほぼ毎年、春から秋の一時期に起こる現象のようです。このプランクトンは、比較的水質のきれいなところに発生するもので、魚等への影響もないということです。
それにしてもいろんな現象があるものですね。そういえば、十数年前からこの公園のたくさんの池でブラックバスが増えて生態系を破壊するという深刻な問題を与えているとも聞きましたが、その後どうなっているのでしょう!一見何も感じられない静かで穏やかな公園の目に見ないところで、いろんな問題が起きているようです。

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