未熟なカメラマン さてものひとりごと

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井原堤・2キロの桜のトンネル 平成27年4月2日(木)

2015-04-05 00:58:19 | 観光名所

道の両側に植えられた井原堤のソメイヨシノ、道幅が狭いのでトンネルの密度が素晴らしい。

桜が開花するこの大切な時期ですが、今年は全国的に雨模様で誠に残念です。桜が鑑賞できるのはせいぜい1週間程度。花の命は短くて、そのはかなさゆえに、いっそう愛でる文化が生まれたのでしょうか。
桜の撮影、できることなら晴れた日にしたいというのは当然の欲求でしょう。TVの朝のお天気番組で、お花見は今日がベストというコメントもありました。
ならばと、会社のお昼時間を利用して、市内一番の桜の名所、井原堤(いばらづつみ)に撮影に出かけることにしました。

12:00にスタートダッシュし、まずコンビニに寄っておにぎり2個とお茶を購入。移動中の車の中、何度かの信号待ちの時間を利用しておにぎりを食べお茶を飲んで、車を走らせます。しかし平日にもかかわらず、河川敷の駐車場はすでに満車状態でした。公園では多くの花見客が桜の下で、所狭しとお弁当を広げていました。この一帯がこのように観光客で賑わうのは、この時期だけのことです。   

結局、駐車できたのは、一番に西側にある整備されていない河川敷でした。ここは穴場といえるでしょう。中心部までは少し離れていますが、桜の下を歩けばすむ事なのでまったく苦になりません。井原堤は、小田川の堤防に2キロ、800本のソメイヨシノが植えられています。道の両側に植えられているので、まさに桜のトンネルです。



対岸の公園の周辺にも植えられており、川を挟んでのサクラの競演です

撮影をしていると、後ろから声をかけられました。グループ会社の総務部長さんでした。毎日、この道を通り国道まで往復されているようです。ウオーキングにはもってこいですが、この狭い道を車が通るのには閉口します。この時期だけでもなんとかならないのでしょうか。
近年整備された、堤の下の遊歩道では、多くの人が弁当を広げてお昼の真っ最中でした。前面が川、上が桜で絶好のロケーションではないでしょうか。
普通、ソメイヨシノの寿命はせいぜい60年だそうです。資料によりますと、こちらのソメイヨシノは最初からのもので100年近くになるようです。管理がうまくなされているのでしょう。樹勢はまったく衰えていません。いつまでも、この状態を維持し、井原市民の憩いの場であってほしいと思います。
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宿場町やかげの“流しびな行列”平成27年3月22日(日)

2015-04-03 23:07:35 | 撮影

使い姫

笠岡湾干拓地の菜の花畑をみたあと、一度帰宅し、午後から宿場町矢掛の“流しびな行列”を見に行ってきました。自宅から20分ほどの距離です。到着したのは午後1時ごろでしたが、観光駐車場はすでにいっぱい。今年は例年に増して盛況のようです。それでもなんとか駐車でき、急いで会場の町並みに向かいました。

すでに行列は始まっていて、通りの西の方から、あの懐かしい「ひなまつり」のBGMとともに一団がやってきました。最初に人力車に乗った女雛さま、そのあとに続く祭司様と淡嶋様のお使い姫と侍女たち、最後に小さな子どもたちが演じる、姫に救われた雛の化身である雛魂(ひなだま)たちの数十人の行列が続きます。



踊りの主役は若い高校生たち

それにしてもなんとカメラマンの多いことでしょう。踊りが披露されるポイントの前には、行列の到着を待って、早くもカメラマンの列が幾重にもできています。行列自体の撮影はそれほど難しくありませんが、うっかり被写体の近くにいると、遠慮なく大勢のカメラマンから、邪魔と注意されます。
撮影の楽しみは、女雛、お使い姫などの配役です。最も重要な被写体でもあるわけですから、今年はどんな人がなっているだろうと興味津津です。踊りの撮影は、困難を極めます。人垣の背後から隙間を狙っての望遠での撮影がやっとでした。踊りには、中学生、高校生も参加していています。
休憩タイムには、踊りの途中には決してみることができない笑顔を、見ることができます。

この催し、近年、全国で始めてと銘打ってはじめられたものですが、江戸時代からつづく町並みにうまく溶け込んで、矢掛では秋の大名行列に続く大きな催しとなっています。
古民家を再生しての宿泊施設や交流施設もオープンしました。それを記念する行事も行われていて、町は大いに盛り上がっています。



カメラマンがすごい
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1000万本の菜の花畑(岡山県笠岡湾干拓地)

2015-04-02 21:55:30 | 観光名所

モーターパラグライダーが上空を旋回

ほんとに久しぶりの休日でした。地元の新聞に笠岡ベイファーム(岡山県笠岡市)の菜の花が見ごろとの記事が掲載されていました。毎年のことですが、この時期の貴重な被写体として、一面の菜の花畑はやはり魅力的です。そして、どこか懐かしい“菜っ葉”の匂いも嗅いで見たいと思いました。
駐車場も早くから満車になると聞いたので、午前8時過ぎに自宅を出発しました。フラットで見渡す限りの菜の花畑は本当にきれいです。花を近くでよく見ると朝露に濡れていました。展望台にあがったり、周囲を歩いたりといろんなアングルで撮影しました。



朝露に濡れる菜の花

そろそろ帰ろうとしたとき、西のほうから大きなエンジン音が聞こえてきました。するとまもなくオレンジの色の帆が見えてきました。モーターパラグライダーのようです。実際この目で見たのは初めてでした。かなりの低空飛行で菜の花畑を数周、旋回すると、すぐに帰っていきました。至近距離なので、タンクのガソリンの残量まで確認できます。

NHK・BSの番組、新日本紀行で、桜前線を沖縄から北海道まで上空から撮影した映像を見たことがあります。あまりの新鮮さに感動しました。この日も、当然撮影したのでしょうが、どのように映っているのか見てみたいものです。



菜の花畑を走るクルマ
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