「広い~さすが東本願寺…」とミモロが訪れたのは、京都の真宗大谷派の本山「東本願寺」の大寝殿です。
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3月下旬まで開催されている「京の冬の旅」。非公開文化財特別公開です。訪れた「東本願寺」の大寝殿・白書院は、40年ぶりの公開。ここは3月16日までの公開です。
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親鸞聖人を開祖とする浄土真宗の「東本願寺」は、慶長7年(1602)徳川家康から寄進された土地に建立。
「さすが門徒の多い本願寺…どの建物も立派だよね~」と、京都の寺院の中でも、建造物の規模や立派さでも屈指のお寺です。何度も火災で焼失したにもかかわらず、その都度、全国の門徒の方々の尽力で再建。現在の明治期に建てられた「御影堂」「阿弥陀堂」「御影堂門」など6棟が国の重要文化財に指定されています。
「だって、場所だっていいよね~京都駅のすぐ近くだよ~」とミモロ。
さて、今回公開されたのは、通常参拝できる場所ではない「大寝殿と白書院」です。
「広い…」と毎回訪れては、その規模に圧倒されるミモロ。
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「大寝殿」の建築面積は、約945平方メートル。「お掃除大変だよね~」とミモロ。もちろんお寺に関わる方々が毎日掃き清められ、小さなゴミもありません。
さて内部も広~いお座敷…。ここは、法要儀式の場。「格式の高さを感じさせるお座敷だね~」とミモロも身が引き締まる思いです。
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注目は、明治に京都画壇で活躍した竹内栖鳳が描いた障壁画。
「どうぞ近くで見てください~」とガイドの方。「お写真も撮影できますよ~」と。
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描かれているのは、竹林に雀が遊ぶ姿です。
「なんか本物の雀みたい…可愛い~」とそばでじっくり見るミモロ。
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この絵のテーマは、「歓喜」で、仏に教えに出会った喜びを表現しているのだそう。
次に向かったのは、長い廊下を経て至る「白書院」です。
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「廊下、雑巾がけするの大変そう…」と、視点に生活感あふれるミモロ。
明治44年(1911)に竣工した「白書院」は、敷地内の中央部に位置します。
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外観は、質実剛健という感じですが、内部に入ると「うわ~」と思わず声が漏れるほど、豪華。
金箔に覆われた襖や棚など、雅な雰囲気がそこに…。「なんてキレイな襖絵なんだろ…」
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「夜、和ろうそくの光で過ごしても、ここなら明るいかも…」と。書院の棚の後ろの壁にも描かれた絵…。
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細部まで、絵師や建具の職人の見事な技を感じさせます。
「天井も立派だね~」と見上げるミモロ。格天井が、そこに過ごす人の格の高さを物語るよう…。
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描かれているのは、風にそよぐ藤の花…「鳳凰だと思った」とミモロ。そう思うのは、ミモロだけではないようです。
ここは、建築家 亀岡末吉の独創的な意匠で作られた場所。
正面の床の間には、鶴の姿が…
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「こういう場所じゃないと、似合わない絵だね~」と。
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広いお座敷は、法要や来賓の接待などにも使用されるそう。
外に目をやると、「白書院」の前の庭には、能舞台があります。
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現在、修復保存のため、能舞台には、松の絵がありません。
「本当は、こんな感じです…」とガイドの方が見せてくださった資料写真。
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「ここで、どういう人たちが能の舞台を楽しんだんだろ?」と想像するミモロです。
きっと夜に能舞台が行われたら、さぞや幽玄な時が過ごせることでしょう。
3月16日まで「京の冬の旅」で公開。ぜひ訪れたい場所です。
*「東本願寺」の詳しい情報はホームページで
「ホントに、広いね~」と、廊下を進むミモロ。走っちゃだめよ~「うん、学校じゃないけど、廊下は走っちゃダメなんだよね~」
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