6月10日、ミモロは、コロナ以来、3年ぶりの開催となる「京都・和菓子の会」のイベントに出かけました。
会場となった「壬生寺」の境内には、京都の銘菓を作る有名和菓子店のブースが並んでいます。
「京都・和菓子の会」は、京都の和菓子と古建築の魅力を知ってもらうために、和菓子愛好家で、銘木師の中川典子さんが主宰する任意団体で、今年でなんと20年を迎え、講演会などを行うイベントは、京都の和菓子ファンにとっては楽しみなもの。
「今年は、本当に久しぶりの開催…みなさまおまちどおさまでした!今回も、和菓子店のみなさんにむちゃぶりして、このイベントのためにいろんなお菓子を作っていただきました」と中川さん。
ご自身、大の和菓子好き…普段は、「千本銘木商会」という老舗の銘木店を担い、お茶室や数寄屋建築をはじめ、さまざまな建物づくりに忙しい日々を過ごされています。ミモロとも仲良しで、「典子さんと一緒だと、美味しいものに出会えるんだ~」とお目に掛かるのを楽しみにしているのです。
今回も多数の銘菓店が参加。二日間に渡る「壬生寺」でのイベントでは、和菓子に関するトークイベントも行われました。
中川さんの軽妙な語り口で進むトークイベント
「鍵屋良房」の今西さん、「聖護院八ッ橋」の鈴鹿さん、「塩芳軒」の高家さん、「高島屋」和菓子バイヤーの畑さんなどの和菓子の今…がわかる興味深いお話を伺いました。
四季折々の景色を写す和菓子…そのデザインや色彩も時代と共に変化しているのだそう。
ミモロが興味を抱いたのは、和菓子のデザインには、カエルやヘビ、トカゲなどの爬虫類はNGということ。
「確かに、ウサギや鮎、金魚のなんかのデザインの和菓子は食べたことあるけど…やっぱり爬虫類は食べにくいかも…」と。
さて、トークイベントと共に訪れる人の楽しみは、なんといっても、この日のために用意された和菓子。
ミモロもさっそくいろいろなお店を見て回ります。
「この日のために、初夏らしい色彩にしたんですよ~」と銘菓「菊寿糖」の享保年間創業の「鍵善良房」さん。
「わ~カラフル…」とミモロが見つめるのは、享和3年創業の「亀屋良房」さんの「鳥羽玉」。
「これも気になる…」というのは、江戸時代にルーツをもつ「千本玉壽軒」さんのお菓子。
「ゆっくりお店にいらしてくださいね~」と。
「わ~売り切れだって~」と味わえなった130年の歴史をもつ「塩芳軒」さんのお菓子。「また、お店へどうぞ~」
「いろんなお店に伺ったことあります」と挨拶したのは、文化2年創業の「井筒八ッ橋本舗」の営業本部長さん。
八ッ橋の話で盛り上がったミモロに「これどうぞ~」と、「益壽糖」という昔ながらの製法で作られたお菓子を頂戴しました。
「すごく歴史ある和菓子店ばかり…でも、お昼に行ったら、もう売り切れがいっぱいだった~」と残念がるミモロ。
「壬生寺のご近所のお菓子で、美味しいのよ」と中川さんがいうのは、「菓舗歩」です。
ここでは、モチモチのどら焼きが人気。すでに他のお菓子は、売り切れでした。
ミモロがあちこちのお店を覗いていると…「あ、ミモロちゃんお久しぶり~」と声を掛けてくださったのは、
壬生寺のご住職の松浦さんとクラフトコーヒー「薫豆堂」の田村さん。
「ミモロちゃんも和菓子好きなんだ~」と。「うん、大好きだよ~和菓子って日本の文化だもんね!」と答えます。
「本当にこのイベント、盛況ですね~」と「高島屋」の和菓子バイヤーの畑さんも驚くほど。
外国人観光客にも注目される和菓子…「甘いものは、人々の心を平和にするよね~」というミモロ。
日本の四季の移り変わりを表現する、その姿の変化は、他の菓子にはない特徴のひとつです。
京都でしか味わえないものも多く、京都旅でぜひ味わいたいもの。
「おうちでお茶といっしょに頂くんだ~」というミモロでした。
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