ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「北野天満宮」の南、ヴィンテージのボタンなど、昭和の手芸用品が買える店「糸・ゴム専門 加藤商店」。

2024-12-22 | ショップ
「あれ~ヴィンテージのボタンがいっぱいある~」と店の奥に目をやったミモロ。

棚には、どこか懐かしい雰囲気のボタンの箱が積まれています。

「北野天満宮」の南エリアを歩いていて「七味とうがらし 加藤商店」で七味唐辛子を購入したミモロは、その店と繋がるようにグルと建物に沿って、角を曲がると、そこにもお店が…

店先には、いろいろなものが並んでいます。「なんのお店だろ?」と興味津々。

「あ、パンツのゴムだ~」とミモロ。店先に置かれた品に思わず声…

今や、パンツのゴムがある家は、少ないのでは?ミモロは、草履や下駄などを履く時に、ゴムを鼻緒に付けて脱げないようにするので、白いパンツのゴムは、必須アイテムです。

「これ、ベントのバックルだ~」


次第に店の奥へと進みます。「いらっしゃいませ~」とご主人が…

「あの~ここなんのお店なんですか?いろんなものがいっぱいあるけど…」と、またしても失礼かもしれない質問を…。
「はい、ここは、一応手芸店なんですよ~」と優しい笑顔のご主人。

そういえば、店には、「糸 ゴム専門 加藤商店」という看板があります。
「あれ?ここも加藤商店なんですか?」とミモロ。「はい、唐がらしの店をやってるのはオジなんです」と。
「あ~ご親戚ね~」

なんでも、このお店をなさっていたのは、先代となるお父様。チンチン電車が走っていたころで、昭和の真っただ中、手芸ブームの時代です。お父様から店を引き継ぐことになった加藤さん。店には、手芸用品が多量にあり、これを処分するには惜しい…そこで、そのまま店を営業することにしたのだそう。

新たに品を仕入れることはないため、店には、昭和の時代がそのまま残っている感じ。

色とりどりの糸も…


「ボタンも昭和に仕入れたもので、値段もそのまま…」と。でも、1つ150円~のものが多く、当時としてはかなり高級品。今は、ヴィンテージのボタンを求める人が訪れるそう。

棚に並ぶ品々は、まさに昭和の手芸用品


「あ、こんなのもありますよ~」と見せてくれたのは、「ハマナカ」のアンダリヤ。

「それ、最近、ハマナカの本社に行ったとき、話題になった糸です~」と目を輝かすミモロ。
「確かどこかにザルもあると思うけど…」とご主人。そう、ザルにこの糸で、模様をさして小物入れを作ったもの。
「またできるんじゃないの??」とミモロ。またやってみようかな…と思ってしまう懐かしさ。

ミモロは、バイヤステープやパンツのゴムを購入。「これも持ってっていいですよ~」と赤い縫い糸をオマケしてもらいました。

店には、手芸用品以外に、食器やバッグなども並んでいます。
 
知り合いなどが、持って来た品々だそう。中には、使いやすい器やグラス、また箱に入ったままのお椀なども…。

「天神市より安いかも…」と思うミモロ。「そうですね~」と笑顔のご主人。

「ミモロね、北野祭のお手伝いしてるんです」と、今年も行列に参加する人の着付けのボランティアをしました。
「へぇ~そうなんですね~」と、しばし、祭りの話で盛り上がったミモロとご主人でした。

「また、今度、ゆっくり来ます~」というとミモロは、お店をあとに


*「糸 ゴム専門 加藤商店」北野天満宮南。平日のみ営業、週末はお休み。

店の前の道は、「北野天満宮」の正面に通じます。

年末になり、「北野天満宮」では、初詣の準備が進み、来年の干支に関係する授与品もすでに用意されて、次々に求める参拝者が…。


「もう年末なんだよね~信じられない…」そう、あと10日で、新年になるとは…。

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「北野天満宮」の南、「唐がらし 加藤商店」。目の前で調合してくれ、風味もいっそう。

2024-12-21 | ショップ
「あの~山椒の風味が強いのにしてください~」とミモロ。「はい、ちょっと待ってね~」


ミモロがトコトコと歩く「北野天満宮」の南にある「西陣千本商店街」。かつてチンチン電車が走っていた幅広い通り沿いに進んでいて「あ、お店がある~」と興味を抱いたミモロは、さっそく行ってみることに。


「なんのお店かな?唐がらしって、書いてある」店先には、定番の七味唐辛子の缶のケースが並んでいます。

「これのケースって、昔からだよね~」とミモロ。

ミモロが店を覗いていると、奥からご主人が店先へ。
「はい、どれにしますか?」と。「あの~七味唐辛子ください~前のが風味なくなっちゃって~」とミモロ。
「そう、どれくらい使ってますか…」とご主人。「う~ん、半年以上かな~」と答えるミモロ。
「まぁ、それくらいなら…」とご主人。なんでも七味唐辛子の賞味期間は、使い始めて半年から1年と比較的長いことがわかりました。だから、ミモロが使っている七味唐辛子もまだ賞味期間なのです。でも…敏感な鼻をもつミモロ(一応ネコなので…)は、香りにうるさいタイプ。「風味が感じられなくなった~」と思っているよう。
そこで、たまたま足を止めた「七味唐辛子」のお店…「その缶に入ってるのでお願いします」とミモロ。缶入りは、500円です。


ミモロをチラリと見たご主人は、黙ったまま、店先に並ぶ青のり、赤唐辛子、山椒などのビンの蓋を開けて、スプーンで、サッサとすくってすり鉢の中へ。

「分量測らなくてもわかるんだ~」と、じっと見つめるミモロです。

すり鉢に入れた七味をゴリゴリとすり下ろします。

細かくして、それぞれの混ぜることで、独特の風味豊かな七味唐辛子ができるのです。

ご主人が、ここで唐辛子店を先代から引き継いだのは、ここにチンチン電車が走っていたころから。商店街も今よりも賑わっていて、「北野天満宮」へ参拝する人が商店街を通って鳥居へと向かいました。その途中にあるのがこのお店。チンチン電車がカーブする場所で、角にあることから、車内からこのお店が参拝者には、見えたことでしょう。

無言で作業するご主人…ミモロは、その手元を身を乗り出して見学…


すりこ木を置くと、すり終わった七味唐辛子をスプーンで缶に・・

蓋が閉まらないほど、山もりに入れてくれました。

ミモロの頭には、アツアツの年越しそばにたっぷり振りかける七味唐辛子の姿が浮かびます。
「絶対美味しい!」今年の年越しそばには、この七味唐辛子が活躍することでしょう。

「はい、どうぞ~」と紙の袋に入れてミモロへ。


「あの~北野天満宮の縁日なんかにもお店やってるんですか?」とミモロ。「いいえ、ここでずっと、境内には行きません」とキッパリ。「そうだよね~ここにこんなお店があるんだもの…」と変な質問をしてしまったと反省するミモロです。

このお店の一帯は、実は、今、開発が進み、周囲には、空地が目立ちます。「その内、ここのお店もなくなっちゃうのかな…」とちょっと気がかりに…。
「また、買いに来ます~」とミモロ。でも、七味唐辛子の賞味期間は、半年以上あるので、そんな頻繁に買えません。
「お友達へのお土産にする…」と。スーパーなどで買うより、目の前で調合してくれる方が、新鮮で趣があります。

「北野天満宮」に参拝の折には、ぜひ足を延ばしてみては??
でも、不定休なので、必ずしも開いているとは限らないそうですが…


唐がらしのお店の隣は、青果店…そして繋がるように、もう一つお店がありました。
「なんのお店だろ?」とミモロの好奇心は、うずうずと…。

*「唐がらし 加藤商店」京都市上京区新建町10-1 「宥清寺」の西側の交差点の角 不定休

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チンチン電車が走り、映画館などで賑わった昭和を代表する京都の商店街「西陣千本商店街」

2024-12-20 | 京都
「大きな商店街だね~ずっとアーケードが続いてる…でも閉めてるお店多いね~」

ミモロが、キョロキョロしながら歩いているのは、「北野天満宮」の南側にある「西陣千本商店街」です。

「すごく歴史あるエリアなんだ~」と、町の歴史を示す標示を読むミモロです。
 

そもそも平安京のメインストリートの朱雀大路は、現在の千本通りに当たります。
1900年~19050年代、つまり明治末期から戦後にかけて、中立売通と今出川通の間には、寄席や芝居小屋、映画館などが多数あり、西陣で働く人たちの娯楽のエリアとして賑わったそう。町中の「新京極」に次ぐ歓楽街だったそう。

今も飲食店が軒を連ねる「西陣京極」。

「赤ちょうちんが、夜は灯って、昭和の飲み屋街って感じかも…」と想像するミモロ。

どうもこのエリアの歴史は深く、とても1日では、理解できそうもありません。これから、少しづつご紹介できたらと思います。

さて大通りからは、細い道が伸びています。

「あっち行くと、どうなったるんだろう?」と興味津々のミモロ。でも、今日は、まずは、メイン通りを歩いてみましょう。

「なんか、この商店街、道路の幅広くない?」と思うミモロ。

確かに…しかもカーブしています。

「あれなんだろ?」と、道の中ほどに聳えるモニュメントが…


よく見ると、それは市電を象ったもの。

そばの解説を読むと…なんでも明治33年に、チンチン電車の北野線が開設され、北野天満宮と京都駅の近くを結んでいたそう。明治、大正、昭和と時代を越えて走り続けた電車は、昭和36年に廃止されます。人々に愛されたチンチン電車で、北野天満宮の縁日の日などには、大勢の人が訪れたのだとか。

「へぇ~ここにチンチン電車が走ってたんだ~だから道幅が広いんだね~」とミモロ。


かつて京都は市電の町でした。今は、バスに変わられています。昭和世代は、市電に乗ったことがある人が多いはず…。
「ママも、乗ったことあるって…いいなぁ~廃車になった市電しか乗ったことないもの…」と残念がるミモロです。

かつてのチンチン電車の路線に沿って続く商店街…
そこには、昔からのお店が残っています。

でも、世代交代が進み、お店は、次々に新たな業種のお店やマンションなどに建て替わり、新な町に変わりつつあります。

「わ!ねこの病院だって~ここネコ専門なのかなぁ~」とミモロ。でも、ミモロが行くことはありませんが…。


また、このエリアは、お寺も多いそう。

中立売通が、カーブする場所にあるのが、「本門仏立宗本山 宥清寺」で、重要文化財の宗祖日蓮の木像が祀られているとのこと。道に沿って、お寺の塀がぐるりと続いています。

「ここから、北野天満宮の鳥居方向に道が伸びてるんだよね」


本当に、この地域をゆっくり歩いたことがないミモロ。「でも北野祭の時は、ここら辺を通った気がする…」と。

そのお寺のそばに、お店が…「七味唐辛子屋さんだって、行ってみよう…」と、そこに向かって、ミモロは、通りを渡りました。


「北野天満宮には、何度も来てるけど、その南側って、ほとんど歩いてないかも…でも、なかなか面白そうだよね」というミモロです。

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ミモロのおすすめランチ。千本通の「コーヒーハウス サンライズ」。昔ながらのオムライスセット。800円は魅力的。

2024-12-19 | グルメ
「わ~まさにオムライスだ~!」とミモロが期待していた通りの形のオムライス。


お友達に誘われて、ミモロは、千本通を今出川通から、さらに南へ。笹屋町通を過ぎた場所にある「コーヒーハウス サンライズ」へランチをしに行きました。

2001年に開業したお店で、地元の人が通う人気店なのです。


落ち着いた雰囲気の店内…すでに常連客が食事をし終わったよう…


11時過ぎに到着したミモロは、さっそくメニューを…

「え?どれでも800円なの?」

ランチメニューは、カレー、オムライス、ミートスパゲッティ、ミックスサンドのいずれか1点に、サラダとコーヒーもセットされています。「コーヒーだけで、800円のお店だってあるよね~」と、驚くばかり。

「ミモロちゃん、オムライス美味しいのよ~」とお友達。近くのケアマンションに住むお母さまと一緒によく訪れるそう。
「じゃ、ミモロもオムライスにする~」と。

注文してすぐに、サラダがテーブルへ。「ミモロちゃん、どうぞ召し上がれ~」と、お友達のお母さま。

「はい、頂きま~す」とても丁寧にカットされた野菜…ポテトサラダも付いてます。

「ミモロ展に来てくださってありがとうございました」とお母さまにお礼を…
「とても楽しかったですよ~ミモロちゃん、がんばりましたね~」と。「はい、みんなが助けてくれたから…」ふたりの会話は続きます。「ホント、ミモロちゃん、可愛いわね~」と、じっと見つめられて、ちょっと照れるミモロでした。

「オムライスです~」と、キッチンで作られるごとに、テーブルに運ばれるオムライス。


薄い卵焼きに包まれたケチャップライス…上のデミグラスソースが、いっそう美味しさを引き出します。

あっさりした味なので、飽きることがありません。どこか懐かしい…まさにオムライスです。

「最近は、トロトロ卵がたっぷりのオムライスが人気でしょ…でも、私は、この昔ながらのオムライスが好きなの…」というお友達です。
「うん、美味しい~また食べたくなるね~」とミモロも口の周りをケチャップで赤くしながら答えます。
「美味しかった~ごちそうさま~」と、食べ終わる頃、コーヒーがテーブルに…。

テーブルに置かれたドリンクメニューは

クリームソーダーも500円と魅力的な価格。

さらにモーニングでは、なんと500円でトースト、サラダにコーヒーが…

「近くに住んでたら通いたい…」とミモロ。そう思う人も多いそうで、お店は、いつも賑わっているとか。

お店を始めて23年というご主人と奥様…優しい対応から、地元のお年寄りの常連客も多いのだとか。

お友達のお母さまも、ときどきおひとりでコーヒーを飲みにいらっしゃるそう。

この日も、他のテーブルには、年配のお客様が…。ミモロの姿を見て、「可愛い!生きてるみたい!」と手を振ったり…。なかなか人気のミモロです。

お店を出る前に
「あの~また、ランチに来ますね…カレーもミートスパゲッティも食べたいから…」とご主人と奥様に再度アピール。
「はい、またいらしてくださいね~」と。

「次は、クリームソーダも食べちゃおう…」と、すでに密かに心に決めているミモロです。

*「コーヒーハウス サンランズ」京都市上京区千本通笹屋町下がる泰童片原町663-2 ☎075-414-3167 営業時間8:00~17:00 月・火曜休み 

お店を出て、ミモロ達は、「西陣千本商店街」を少し歩くことに…

「なんか懐かしい感じがする商店街だね~」とキョロキョロ。

「ミモロちゃん、じゃ、ここで…」とお友達とお母さまとお別れして、ミモロは、もっと歩きます。

「バイバイ!またね~」と手を振ってお別れしました。

あまりこのエリアを歩いたことがないミモロ。「なんかこの辺り面白そう…」そういいながら、商店街を歩きだします。

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[人間って何してるの?」というミモロ。京都新聞ビルで3年ぶりの日本開催となった「世界報道写真展」

2024-12-18 | イベント
「人間って何してるの?」ミモロが問うことに答えられない私です。

ミモロが見ているのは、イスラエルのミサイルで攻撃されたガザに住むパレスチナ女性が、めいの遺体を抱きしめる写真です。

ミモロがこの日訪れたのは、御所南に位置する「京都新聞ビル」。


地下にある印刷工場跡では、12月29日まで「世界報道写真展」が開催されています。

3年ぶりの日本での開催となる写真コンテストで、年に1回、前年に撮影された写真から受賞作品を選びます。今年の応募数は、約6万で、130の国と地域の4000人の人から応募されたそう。その中からグローバル優秀24作品、佳作6点、審査員特別賞2点が選出されました。

入場無料で、撮影可能の写真展。まずは、入口へ。
そこには、昔懐かしい新聞配達の自転車が…

さっそく乗ってみるミモロ「最近、あんまり新聞少年って見ないね~」と。え?それ昭和の話じゃないの…

突然「僕のあだ名を知ってるかい、朝刊太郎っていうんだよ~」と口ずさむミモロ。一体、どこで???
山田太郎が歌った「新聞少年」という歌です。そこでちょっと遊んだミモロは、軽い足取りで地下の会場へと、階段を下ります。

印刷工場だった地下は、今もインクの臭いが感じられます。

ここで新聞が刷られていたのです。今や貴重なこの場所を残すために、クラウドファンディングも行われています。


さて、少し薄暗い会場の壁面には、大きな写真が展示。迫力ある作品を見たミモロの顔から笑顔を消えました。


そこには、現在も続くいろいろな地域の紛争の姿が映し出されているのです。


2024年の「世界報道写真展」は、心が痛むものばかり…でも、それが今各地で起きている現実です。
ガザやウクライナ地域だけでなく、世界各地で起きている内紛。それに巻き込まれ、生きることすら困難な状態になっている人たちの姿がそこに…。作品には、少数民族、女性、生活弱者と言われる人などへ迫害なども如実に語られています。
「知らないことも多いね~」とミモロ。本当に、世界中で、多くの人がさまざまな抗争の中にいることがわかります。

立ち止まって、ひとつひとつ作品を見てゆくミモロ…「どうして~こんなことになるの???」と、目には、涙が滲みます。

「みんな幸せに穏やかに暮らしたいだけなのに…」写真に映し出された状況がミモロには、辛くて仕方ありません。

でも、戦いから戻った人を迎える姿…そこに生きていることへの喜びと感謝が…。


さらに次々に作品を見てゆきます。そこに添えられた撮影者の思いや、撮影した状況などのコメントにいっそう胸が締め付けられるミモロです。


さらにミモロが心を傷めた作品は、変わりゆく地球の姿を映し出したもの。

森林の伐採で砂漠化してゆく土地…また、豪雨による洪水被害、多発する大規模な山火事など…

「地球どうなっちゃうのかな?」と、そこに暮らす動物や植物などを心配するネコのミモロです。
 
「ねぇ、人間って何してるの?」というネコの立場からの質問が投げかけられ、それに返事ができません。

ぜひ、訪れて欲しい「世界報道写真展」。今、私たちがどのような状況の中に生きているのか…。それを知ることは意味が…。
地域、人種を越えて、共通する思いを、そこから読み取り、厳しい状況にある人に心を添わせるだけでも意味があると思います。

「人間って何しているの?」というミモロの問いは、核心をついているのではないでしょうか?

多くの人に見て欲しい「世界報道写真展」です。


*「世界報道写真展2024京都」の詳しい情報はホームページからどうぞ


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