2月19日は、3年ぶりに京都の町をランナーが走る「京都マラソン」が開催されました。
「あ、もうすぐ始まるよ~」と、スタートのテレビ中継を見たミモロ。
開催されると、必ず沿道で応援します。
「わ~雨が降ってる…ランナー大丈夫かな?」と心配そう。スタート時刻の9時頃には、西京極総合運動公園内の「たけびしスタジアム京都」は、あいにくの雨模様。ランナーたちは、ビニールのレインコートを着ています。
嵐山、仁和寺、金閣寺、大徳寺、上賀茂神社、府立植物園、下鴨神社、京都御所、銀閣寺など京都の有名観光名所をめぐり、ゴールの平安神宮を目指す42.195キロのコースは、京都らしいと人気。毎年多くの応募があり、なかなか当選できないとの声も…。京都市民とボランティアに参加した人は、幾分当選確率が高い優先参加の枠があるのだそう。「ミモロも今年、ボランティアしたから、来年、応募してみようかな…」え~自転車でも42.195キロ走れないのに…そんな~。
スタートの様子をテレビで見ると、大勢のランナーが全員スタートするには、かなりの時間が掛かる様子。その間、最初にスタートした車いすランナーは、すでに嵐山のフィニッシュ地点に到着していました。
「さぁ、出かけよう…今年は、雨で自転車乗れないから、お家から歩いて行ける場所で応援する」と。
午前中は、おうちで過ごし、お昼ごろ、応援に出かけたミモロ。そのころは、先頭のランナーが、すでにフィニッシュしていました。
出町柳に到着…。「まだたくさんランナーさんたちがいるよ~」鴨川の河川敷を色とりどりのウェアが、カラフルなラインを川沿いに描いています。
雨模様ということもあり、残念ながら応援する人の数は、例年より少なめ…。でも小雨の中を、ひたすらゴールへ歩みを進めるランナーの長い列…「みんなすごいね~だってもう30キロ以上走ってるんだよ」
「もう少し近くで応援しよう~」とミモロは、東一条通へ向かうことに…。
ランナーが通過する場所では、交通規制が行われて、車だけでなく、歩行者も道を横断できません。
ランナーは、鴨川沿いから、東一条通りを経て、京都大学のある百万遍へ向かいます。
「みんなビショビショになってる~雨かな?汗かな?」小雨ながら、幸い気温が高く、体が冷えることは、わずかながら抑えられそうです。「みんなビニールのコート脱いでる…」走っていると、ビニールの雨除けコートは、暑いのでしょうか、多くの人が濡れることより、体温調節を優先させているようです。
東一条通は、あと5キロの地点です。
「もう9割近く走ってるんだ~もう少しだね…もう少し…」とミモロ。
でも、実はここから銀閣寺まで、最後のゆるい上り坂が続き、自転車でも結構大変な工程になります。
沿道の給水ポイントで水や食べ物の補給をして、残りの距離に挑むランナーたち。
「あれ~、お友達が応援してる~」沿道にある発酵調味料を使った料理が評判の「ごはんや お福」の女将と娘さんの姿が…
「あれ!ミモロちゃん~」と気づいてくれました。「待ってて、今、そっちに行くから~」とミモロ。
「でも、道が渡れない…キョロキョロ…あの~どこかで横断できませんか?」とボランティアの方に尋ねます。
「もう少し先に行くと、渡れるところがありますよ」とのこと。
そこでは、ランナーの走行を妨げないように、ロープでコースを変更し、歩行者は、道の中ほどの島のような部分で待機し、コースが変わるのを待って横断するシステムが行われていました。「なかなか賢い方法だね~」と感心するミモロ。
「よかった~渡れた~」ミモロは、駆け足でお友達のところへ向かいます。
そしてお店の前でいっしょに応援…
「がんばれ~あと4キロで~す。ゴールまでもう少し…完走メダルGETしてくださ~い」と、大きな声でランナーを応援。
その声に、今まで歩いていたランナーの中には、再び走り出す人も続出。「やっぱり完走メダル欲しいよね」となかなかランナーの心を刺激するミモロの応援。
「ここまでがんばったんだから、完走メダル、絶対諦めないで!」との声に手を振ってこたえる方も多数。
ランナーが応えてくれると、応援する方もし甲斐があるというもの。いっそう張り切るミモロです。
そばにいるお友達の応援の声も、しだい大きくなって、3人で並んで「もう少し!がんばれ~」と応援にも熱がこもります。
沿道で応援すること、約1時間…。制限時間が刻々と迫ります。
ランナーの数もかなり少なくなってきました。
疲労のためか歩いている人が目立ちます。「ここまでがんばったんだから、諦めないで!完走メダルがあと少しでGETできますよ!」と、ミモロたちも必死に応援します。
「あ、ピックアップバスが見える…」通りの向こうから、制限時間の6時間以内に走れないランナーや途中棄権した人をピックアップして、ゴールの平安神宮に送り届けるバスが迫ってきました。
「どうぞみんな無事に完走できますように…」と祈るミモロでした。
「沿道の応援のみなさま~ありがとうございました~まもなく交通規制が解除されま~す」とアナウンスする黒いセダン車がやってきました。
その車が過ぎると、今まで沿道に立っていたボランティアの方々が、次々にロープなどの回収をスタート。一般車両を東一条通りに入れる準備が行われます。「かたづけもスピーディー、さすが~」
「もう終わっちゃった~一緒に応援できて、楽しかった~」と、あまりに大きな声で真剣に応援し、やや声がかすれているミモロは、お友達に挨拶して東大路通を離れます。
「ゴール地点の平安神宮まで行きたいけど、歩くの大変だから、もうここからお家に戻ろう…」と東大路通を百万遍方向に。
でも、百万遍から平安神宮まで、通常のミモロの足で歩いて30分弱で行ける距離です。さすがに応援で疲れたよう。走っていないのに…
京大沿いの東大路通は、まだ交通規制が行われ、ランナーの姿も…つまり、ここから南に向かうランナーは、確実に30分以内にフィニッシュできるということ。
しかも百万遍の交差点からは、微妙ながら下り阪が平安神宮まで続き、幾分走りやすいかも…。
自転車で走ると、土地の高低差がよくわかります。
3年ぶりに道路を走れた「京都マラソン」。1万6千人のランナーが駆け抜けた京都の町…
「ランナーさん、どうか風邪ひかないように気を付けて…なんか喉がゼロゼロする、ゴホゴホ…」応援のし過ぎのミモロです。
朝から降り続けた雨も止み、沿道には、ランナーの足音がフィニッシュ地点の平安神宮へと続きます。
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