「ここ見学できるだ~」と、ミモロは、西陣の中心地、千両ヶ辻の古い町屋を訪れました。
いつもは公開されていない町家「大宮庵」です。
9月23日の秋分の日に、3年ぶりに開催された西陣の「千両ヶ辻伝統文化祭」。さまざまな文化イベントやお得なワゴンセールなどもあるお祭りです。
今出川通から、大宮通を南に進み、しばらく行くと、趣ある町家が軒を連ねていて、そのひとつ「大宮庵」では、この日、呉服、小物などの販売と共に無料の町家公開が行われます。
[大宮庵」は、明治初年創業の生糸卸商。当時は、同じような町家が連なった通りも、今は数えるほどしか古き建物は、修復保存しされていません。「だからすごく貴重だよね~」とミモロ。
かつての生糸卸商の名残をとどめる道具…秤が当時を物語ります。
多くの商人たちが訪れた店。「ここで接客したのかな?」と入口で…。
そして奥に進むと、お座敷が…
間口も広いお店ですが、その奥には、さらに敷地が続きます。
そこには、立派な中庭が…。
「もっと奥にもお座敷があるよ~」中庭を囲むように続く建物…。その規模の大きさから、ここが栄えたお店だったことが伺えるよう。
見学できる場所には、呉服や小物などが展示販売されていて、すでに午前中に多くの品々が売り切れたそう。
さて、いつも公開されていない建物を順路に沿って見学。「あ、2階にも行けるんだ~」と、階段ダンスを上がることに…
普段、階段ダンスは、襖などで隠されています。
日本各地の昔の建築で見られる階段の下を箪笥に有効利用しているスタイル。「すごくいいアイディアだよね~」といつも思うミモロです。
2階は、よく従業員の部屋などに使われていたケースが多いそう。
今は、展示スペースや
昔の品々を保管する場所になっています。
そこに置かれた長持ちなども、伝統の技を伝える品々です。
格子戸から、外が見える2階。「あ、清明神社のお祭りの子供神輿が通るみたい~」と、風にのって聞こえる声に耳を澄ませるミモロです。
台風の影響も少なかった京都…3連休もお天気は回復へ。
雨上がりの中庭は、緑の木々も美しく…「こういう景色、毎日見られていいね~」というミモロ。
「あ、蚊に刺されちゃった…」まだ油断はできません。
「3年ぶりにいろいろなお祭りやイベントが再開されてよかったね~」とミモロは、連休、あちこちへ出かけるつもりのよう。
日中は、30度近くに気温が上昇。でも、朝晩の涼しさに秋を感じる今日この頃です。
*「千両ヶ辻」の詳しい情報はホームページで
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