日中の気温も上がってきて、春の気配が日増しに濃くなってくるようで、1年中、眠気と戦って(・・・というより、ここ数年は、負けてばかりいる)いるけれど、特に、春は眠い。
眠っても、眠っても、眠っても・・・。
それでも、昼間は、この眠りを破られることが多い。
昼間寝ている人は、病人か、お年寄りか、赤児くらいで、普通は、働くなり、遊ぶなり・・・寝ている人は、あまりいないから、世の中は、動いている。
動けば、音がする。
固定電話の音、スマートフォンのメールの着信音、車のエンジン、クラクション、ブレーキ、廃品回収の呼びの声、(最近は)牛乳の販売車、来客(家人あて)、宅配業者、乾燥と強風の日は、消防署の巡回で、カンカンカン・・・という火の用心のサイレン迄はいかないけれど警告音?、県央?の自衛隊駐屯地から離着陸するジェット戦闘機の飛行音(スクランブル???多いね、最近、北朝鮮だとか?中韓は迷惑な隣国だな)・・・そんなものによって、安眠?は、破られる。
私は、いま、引き籠り・・・というか、対人関係が、全くと言っていいほど皆無で、家人か、相方くらいしか話相手が、いない。
話しかけるのは、綺麗な水色の目の真っ白な大猫くらいだ。
猫だから、返事はない。
特に、家人は、うるさい。
爆睡しているときに限って、ヤレ、電気ストーブが点かない(大抵、コンセントから外れていたりするくらいのトラブルだけれど、自分で、考えることを一切せず、人任せだ)とか、ペットボトルのフタが開かないだとか・・・そんなくだらぬ雑用で、ヒトを起こす。
昼間寝ている方が悪いのだから、文句も言えないが・・・。
もうひとりは、相方で、こちらは、電話で起こされる。
仕事で移動中に電話してくれたりするのだけれど、私が眠っているときに、かかってくることが多い。
世間のひとは、仕事中かもしれないが、私は、眠りたい・・・。
でも、こんな時間に寝ている方が、悪いのだから、コレも文句は言えない。
最大の難敵は、自分自身である。
最大の不安と恐怖が、うとうとしていると、毎日現れて、心臓を鷲掴みさあれるような苦痛で目が覚める。コレは、私の内部からくる敵だ。どうてなづけてたらよいのか、未だにわからない。
もう四半世紀近く、コレに悩まされてきたが、ちっとも慣れることが出来ずにいる。