春の土曜日。
でも、まだ花冷え。風が少し冷たい。
裏の雑木林から、春を告げる小鳥の鳴き声。
一番初めは、鶯(うぐいす)。
今年の鶯は、初鳴きから、上手で、たどたどしさがなくて、優等生だった。
ウチの場合の春告げ鳥は、鶯だけれど、中学の音楽の時間に、アメリカ民謡?として、歌ったのが、かのエルヴィス・プレスリーの『Love me Tender』 だったことは、後々に知ったことで、それでも、中学生だった私には、綺麗で、優しい曲で、春の歌と言えば、間違いなくベスト・テンにランク・インされる。
私の場合は、歌う・・・というよりは、リコーダーのテストが、あったから、練習した曲だった。
過ぎゆく春を告げる鳥
今も歌うは愛の歌
オーラリ オーララ
麗しの黄金(こがね)の髪は、陽に輝く
実際の英語の詞とは、随分、かけ離れた訳詩なのだろう。
音楽室から、LOVE SONG を全員で合唱するのは、やはり、ちょっとマズいかもしれない・・・或る意味、ストイックで純粋な時代でもあった(・・・ような気がする)。
音楽の教科書は、アメリカ民謡 Aura Leeというタイトルだった。
(Love me Tender は、ともかく、優しく愛して・・・は、やはり、ちょっとマズかろうからな・・・)。
定年間際のオジさん達が、カラオケ?なんかで、よく歌っていたのかもしれない。
コレとか、マイ・ウェイだとか・・・。
本邦では、布施明さんとかが、カバーしてたような気もするけれど・・・?
このアメリカ民謡・オーラリーを、エルヴィス・プレスリーが、カバーしていたのは、前述したけれど、私は、このエルヴィス・プレスリーというひとに、少しだけ、縁?がある・・・というか、縁とは、言わないかもしれないけれど。
1935年1月8日山羊座生まれ。
数秘術(ダン・ミルマン氏の)では、誕生数『9』
山羊座で、『9』・・・というところが、共通している・・・ただ、それだけ。
誕生数『9』は、良い面・悪い面が、極端になりやすいという解説で、ドーナッツを食べすぎて、肥満の為に、42歳で亡くなったのは、やはり極端なのかもしれない。
健康に気を使えば、もっと生きられたのかもしれないが、エルヴィス・プレスリーにとっては、生きていることに、もう意味がなかったのかもしれない・・・?