今日は自治ネットの総会。2002年4月に、「無党派市民派・自治体議員と市民のネットワーク(略称で自治ネット)」が発足して5年になる。議会内で孤立しがちな無党派議員の連携を深め、政策の研究や議会活動の検討、無党派で出馬する候補への応援を課題にして活動してきた。議会のない月を例会として各自の議会活動を報告し検討したり、年間2回ほど公開講座を開催したり、一昨年からは自治ネットとして先進自治体への視察研修も行ってきた。既成政党に属さないというだけが条件の緩やかな組織だから、無党派はハッキリしているが、市民派の定義は突き詰めればそれぞれの思いに差はあるだろう。だからおおいに議論し、一致できる範囲でやっていこうと決めている。一泊合宿の夜は、お酒のせいもあるかもしれないが、夜を徹しての論議となり、これがお互いの友情を深める場となっている。
私を含め3人が引退したので今、メンバーの多くは50歳前後と若い。私は発起人の中で最年長だったので、発足以来4年間、代表を続けてきた。昨年4月の首長選挙で敗退したのを機に、代表の座を代わってもらった。議員によくある「クセ」「アク」が、自治ネットのメンバーには無い。私もそうだったが、なかなか「清濁併せ呑む」ことができない。私はメンバーの皆さんに「これまでの政治家に求められたのは、良いこともするが悪いこともする、地元のために頑張る人であったが、その結果は市民抜きとなった。本来の意味の度量が大きいことは大切だが、何も悪いことまでする議員になる必要は無い」と説いている。
本年度の大きな事業としては、8月と来年2月に公開講演会を開催する。8月の講演会は今年行ったフォーラムを受け継ぎ、議会基本条例の制定の動きに対し、そもそも議会とは何かを問うような講演内容のものをと考えている。自治基本条例に続いて、議会基本条例を制定することが一種のブームになっている。情報公開条例の時もそうだったが、条例は制定したがその中身は全くお粗末で、逆に情報公開条例が足かせになってしまった自治体もあると聞いた。ポーズだけでは何の意味も無い。市民を無知に落とし込めるようなことの無いように、議会の原点を探ろうというものだ。
代表の座を降りてヤレヤレと思っていたら、今年度は会計を担当せよということになった。事務方に欠ける自治ネットとしては仕方ないことなので引き受けることにした。地元での市民のための市民講座も事務方を引き受けており、まだ当分は働きなさいということなのかと受け止めている。何もかも無くなったなら、葛飾北斎のようにひたすら春画でも描いていようと思っていたが、まだまだ先のことになりそうだ。
私を含め3人が引退したので今、メンバーの多くは50歳前後と若い。私は発起人の中で最年長だったので、発足以来4年間、代表を続けてきた。昨年4月の首長選挙で敗退したのを機に、代表の座を代わってもらった。議員によくある「クセ」「アク」が、自治ネットのメンバーには無い。私もそうだったが、なかなか「清濁併せ呑む」ことができない。私はメンバーの皆さんに「これまでの政治家に求められたのは、良いこともするが悪いこともする、地元のために頑張る人であったが、その結果は市民抜きとなった。本来の意味の度量が大きいことは大切だが、何も悪いことまでする議員になる必要は無い」と説いている。
本年度の大きな事業としては、8月と来年2月に公開講演会を開催する。8月の講演会は今年行ったフォーラムを受け継ぎ、議会基本条例の制定の動きに対し、そもそも議会とは何かを問うような講演内容のものをと考えている。自治基本条例に続いて、議会基本条例を制定することが一種のブームになっている。情報公開条例の時もそうだったが、条例は制定したがその中身は全くお粗末で、逆に情報公開条例が足かせになってしまった自治体もあると聞いた。ポーズだけでは何の意味も無い。市民を無知に落とし込めるようなことの無いように、議会の原点を探ろうというものだ。
代表の座を降りてヤレヤレと思っていたら、今年度は会計を担当せよということになった。事務方に欠ける自治ネットとしては仕方ないことなので引き受けることにした。地元での市民のための市民講座も事務方を引き受けており、まだ当分は働きなさいということなのかと受け止めている。何もかも無くなったなら、葛飾北斎のようにひたすら春画でも描いていようと思っていたが、まだまだ先のことになりそうだ。