このところパソコンが随分重くなった。パソコンの知識に欠ける私には原因はよくわからないが、こんな風に遅くなってきて、1台目を放棄したのではなかったかと思い出した。いやな予感である。
昨日は大和塾の第7回市民講座『いのちの讃歌』だった。塾生も含めて117人と盛況だった。40人から50人も集まっていただければ成功だと思っていたので、うれしい悲鳴だった。イスが足りなくて別のところから借りてきたが、最後にはとうとう塾生の一人が立ったままでいなくてはならないほどだった。
金美齢さんの講演会を行った時、講座の連絡が欲しい人に住所を書いてもらった。今回はその人たちに封書で案内のチラシを送ったことが参加者を増やすことになったようだ。講師がお寺のお坊さんでしかもシャンソンを歌うというユニークさも興味を引いたのかもしれない。
今回の講師を引き受けてくださったのは、一宮市三井の観音寺の住職、中野見夫さんだ。大学生の時に60年安保を迎え、教員になってからは管理主義教育を批判する反骨の人でもあったようだ。3歳の長男を水死させてしまったことから、「いのち」と向き合うことになったと話す。「この世は諸行無常だからこそ、今ある命を大切にしなくてはならない」。「いのちと平和を守る」ことが私たちの使命だと説く。
面白おかしく、「1個の卵子に対して3億もの精子が競い合い、その中のわずか1個だけが卵子にたどり着いて、受精する。あなたもあなたもそうして生まれてきたんですよね」と話す。だから、選ばれた命なのだから大切にしなくてはいけない。20歳から39歳までの死因のトップが自殺であり、10代では第2位にまでなっていると指摘する。
仏教ではそれぞれのいのちに輝きがあると考える。また、仏教は現世利益には何も役立たない。仏教はものの見方を変える「ちから」になる。「みんながやるから、私もやるということを仏教は教えていない。自分で考え、自分で生きる意味を見つける、それが仏教の生き方だ」と説く。
シャンソンは、「マイクが悪いのでうまく歌えない」と言いながらも、周りの人の評価は高かった。さすがに毎日お経を読み上げる人は声がいいなとうらやましく思った。
今日は『歌とリュートによる音楽会』で、フランスの中世時代に流行ったという歌を聞いたが、細く澄んだ声はとても美しかった。中世の頃の歌が今日まで残っていることにも驚いた。日本にも伝承歌はあるんだろうか、それはどんな歌なのだろう。フランスではシャンソンが大衆に根強く支持されているが、シャンソンとこの中世の伝承歌はどうつながるのだろうか。
昨日は大和塾の第7回市民講座『いのちの讃歌』だった。塾生も含めて117人と盛況だった。40人から50人も集まっていただければ成功だと思っていたので、うれしい悲鳴だった。イスが足りなくて別のところから借りてきたが、最後にはとうとう塾生の一人が立ったままでいなくてはならないほどだった。
金美齢さんの講演会を行った時、講座の連絡が欲しい人に住所を書いてもらった。今回はその人たちに封書で案内のチラシを送ったことが参加者を増やすことになったようだ。講師がお寺のお坊さんでしかもシャンソンを歌うというユニークさも興味を引いたのかもしれない。
今回の講師を引き受けてくださったのは、一宮市三井の観音寺の住職、中野見夫さんだ。大学生の時に60年安保を迎え、教員になってからは管理主義教育を批判する反骨の人でもあったようだ。3歳の長男を水死させてしまったことから、「いのち」と向き合うことになったと話す。「この世は諸行無常だからこそ、今ある命を大切にしなくてはならない」。「いのちと平和を守る」ことが私たちの使命だと説く。
面白おかしく、「1個の卵子に対して3億もの精子が競い合い、その中のわずか1個だけが卵子にたどり着いて、受精する。あなたもあなたもそうして生まれてきたんですよね」と話す。だから、選ばれた命なのだから大切にしなくてはいけない。20歳から39歳までの死因のトップが自殺であり、10代では第2位にまでなっていると指摘する。
仏教ではそれぞれのいのちに輝きがあると考える。また、仏教は現世利益には何も役立たない。仏教はものの見方を変える「ちから」になる。「みんながやるから、私もやるということを仏教は教えていない。自分で考え、自分で生きる意味を見つける、それが仏教の生き方だ」と説く。
シャンソンは、「マイクが悪いのでうまく歌えない」と言いながらも、周りの人の評価は高かった。さすがに毎日お経を読み上げる人は声がいいなとうらやましく思った。
今日は『歌とリュートによる音楽会』で、フランスの中世時代に流行ったという歌を聞いたが、細く澄んだ声はとても美しかった。中世の頃の歌が今日まで残っていることにも驚いた。日本にも伝承歌はあるんだろうか、それはどんな歌なのだろう。フランスではシャンソンが大衆に根強く支持されているが、シャンソンとこの中世の伝承歌はどうつながるのだろうか。