友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

夏の夜はバルコニーで食事を

2010年08月25日 19時26分18秒 | Weblog
 もうすぐ9月だというのに、今日も暑い。月曜日に半田まで出かけていって、ボーイスカウトの活動拠点となる野原で井戸を掘った。先輩たちがこれまでの2日間で7メートルほど掘っているので、この日が最終日になる予定だった。ところが余りにも土が硬い。とうとう道具が壊れてしまい、それが穴の底に鎮座する結果になった。「ゆっくりやればいいのに、慌てるからだ」と最長老が指摘する。そのとおりだ。これでは場所を変えて初めから掘り直さなくてはならない。失敗の時はいつもそうだけれど、疲れがドッーと押し寄せてくる。

 体力が落ちたなと痛感する。身体は小型でも馬力がある方だったのに、月曜日の疲れがまだ残っている。両手首は痛いし、親指の付け根はいっそう痛い。もともと左足は骨折のためか、親指は常にしびれていて感覚が鈍いが、今は左足全体がしびれているような感じだ。腰も痛い。こんなになってはダメだなあーと思う。何が一番ダメかと言えば、こんな風に愚痴をこぼしてしまっていることだ。愚痴は言わず、ひたすら前に進むことを美徳としてきたのになんという情けなさだろう。

 昨夜は長女の一家がやってきて、一緒に食事をしていった。我が家は、夏の夜はルーフバルコニーで食事をするのだが、ダンナはまだこの屋外での食事をしたことがない。いつか都合のよい時においでと話していたけれど、それが急に来ることになった。1歳になった孫娘はよく歩く。家の中をあっちこっちと歩き回っては、興味深いものは引っ張り出し、口に入れるから危なくて目が離せない。食事の支度をカミさんに任せ、私がもっぱら孫娘の相手をしていた。ところがダンナも急に帰れるようになったと言う。このままでは食事作りが間に合わないので、私が食事作りに回り、孫娘の相手はカミさんがすることに交代した。

 夜になっても暑さは変わらない。それでもみんなでワイワイと食事をするのはいい。嬉しくなったのか、ワインのオンザロックの口当たりがよかったのか、つい飲みすぎてしまった。1歳の孫娘は、飛行機の音や電車の音、周りに置かれた草花の鉢やそこから聞こえてくる虫の音など、環境の違いに興味を抱きつつ、私たちと一緒に10時半頃まで起きていた。高校1年の孫娘の方は、夏休みが終わるとすぐに学園祭となるけれど、どんなに生徒会が頑張っても生徒たちは「のらないネ!」と言う。「生徒会をやる子は浮いてる」というのが、どうやら彼女の生徒会の見方のようだ。

 そうか、私が高校の生徒会の役員をしていた時も、一般の生徒からは「浮いている」と見られていたのだろうか。「生徒の 生徒自身による 生徒のための生徒会」を目指していたが、一般の生徒からすれば、「それがどうしたの!」ということであったのかもしれない。政治もまた生徒会と変わらないのだろうか。生徒会は全くのボランティアだったけれど、政治は一般の市民よりも高い報酬がつきまとう。それでも一般市民からすれば、「浮いている」のだろうか。まだまだ暑さが続くと言う。暑さのせいで何かおかしなことが起こっていないか。起こっているのは私だけなのか。
コメント
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